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米澤穂信 「クドリャフカの順番」 感想(ネタバレあり)

クドリャフカの順番 (角川文庫)クドリャフカの順番 (角川文庫)
(2008/05/24)
米澤 穂信

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「クドリャフカの順番」は古典部シリーズ第三弾。舞台は文化祭です。
これまでは奉太郎視点で物語が進行していましたが、今作は奉太郎、里志、千反田、摩耶花の4つの視点が切り替わりながら物語が進んでゆきます。

メインとなるのは古典部の文集を完売すること。
手違いで多く印刷しすぎてしまったので、完売を目指して古典部メンバーが奮闘することになります。

今作は青春ものとしての出来が素晴らしいです。読者として神山高校の文化祭を堪能できます。
特に千反田視点が最高です。
これまで個人的に千反田はウザイ奴だと思っていたのですが、この巻でようやく可愛さを理解できました。

ミステリー的にはミスリードの使い方が実に上手でした。
事件の真相やそれに到達する推理部分では少し疑問符がつくのですが、ミステリー作品ではなく学園青春ものとして見るとかなりの良作です。

20050726.jpgkanyafesta.jpg
ハードカバー版の表紙と文庫版の最初の表紙。
ハードカバー版は「十文字事件」というサブタイトルが。
ちなみにカバーを外すとロシア語の文字が書かれていて、タイトルに出てくるクドリャフカのこと、ロシアの宇宙船、スプートニク2号に乗って宇宙に行った犬のことが書かれているようです。その犬の名前がクドリャフカです。リトルバスターズ!でも有名ですが。
文庫版では Welcome to KANYA FESTA! のサブタイトルが。


追記ではネタバレ注意の感想と解説を:

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2012-05-02 21:32 : 氷菓 : コメント : 8 : トラックバック : 2
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