Junk Head な奴らアニメ　君に届け　第2話「席替え」　感想

アニメ　君に届け　第2話「席替え」　感想

「惹かれたって……尊敬とかそういう……俺，すげぇうぬぼれていた」

いや，お前にはうぬぼれてもいいだけのスペックがある。風早くんが爽やかすぎて胸きゅんです。

「俺，期待しちゃってもいいんだね。夏休みも黒沼に会えるって」

「夏休み，講習でも風早君に会えるの？講習であっても避けないでいてくれるんだね?!わたし，風早くんみたいな人になりたくて，ずっと憧れてて，いまも尊敬する気持ちがすごく大きいよ。この気持ちはきっと，ずっと変わらない」

1話のエンド後の二人の会話。
風早くんは自分の気持ちを伝えたつもりでしたが，それは爽子には届いていませんでした。

ただ自分を受け入れてくれるだけ，普通に接してくれるだけでうれしい爽子にはその気持ちに気づくだけの余裕がありません。

そのため学校爽子は公開失恋したことになっています。
クラスメイトにそのことを聞かれると，風早は振っていないと。
風早は爽子から尊敬の対象としか見られていないことにブルーになっています。

そんな二人を結ぶものとなったのがわんこでした。

捨て犬に傘をあげてしまい，ずぶ濡れで登校する爽子。

濡れた爽子は恐れられますが，風早は濡れても爽やかです。

風早は爽子が傘をあげた犬と遊んでいてずぶ濡れに。
二人の言う犬が同じものであることに気がつき，犬がいた河原に行きます。

犬に怯えられる爽子。
二人が仲がいいことを見せて，犬を安心させようと。

「仲良しだよ」
誰に対しても壁がないから風早くんはみんなから好かれる。
自分もみんなとの壁を壊してゆきたいと思います。

「あのね風早くん，不思議なの。どうしてなのかな。わたしの壁は風早くんとの間には，感じないんだよ。こんなの初めてなんだ」
自分が特別な感情を持っていることに気がつくように。

次の日のクラス移動の時，自分の席に座ろうとするのをためらう生徒が。
座っても何も起こらないと壁を壊すために勇気を出して悪口を言っていた本人に話しかける爽子。

でもその言葉は届きませんでした。いつの間にか姿を消していました。

担任の先生は元気がありません。
それを爽子に雑用を押しつけたせいだと考えるクラスメイトたち。
何でも悪いことを爽子に結びつけます。

そんな中で始まる席替え。

風早は32。
爽子は3。

爽子の周りの席は12,19,25。その席を避けようとするクラスメイトたち。その声は爽子にも聞こえています。

「19の人，取っ替えて」

「やった! 黒沼の隣だ!」

それを見て引いたくじを返す吉田。
元の席は爽子の前でした。

爽子の周りに人が集まって行きます。爽子包囲網です。

「憧れも尊敬も飛び越えて生まれてしまったもっともっと大きな大好きな気持ちは……」

自分の気持ちに気がつく爽子ですが，風早と話している姿を見ている女子連中が。
これは嫉妬フラグですね。予告にもその子が登場していました。爽やかイケメンの風早くんに近づく女を放っておくとは思えないし。

1話に続き2話も素晴らしい回でした。
爽子と風早の姿に胸がきゅんきゅんしちゃいます。

わたし男だけど風早くんになら（ｒｙ
そのぐらい爽やかでイケメンです。

みんなとの壁を壊してゆこうとする爽子。
その努力は一部のクラスメイトに確実に伝わっています。
それが席替えの時に現れていました。

爽子を避けようとする人もいますが，もう壁を感じていない人もいます。
そうした人たちが爽子の周りに集まってきます。

登校してきた風早くんにみんなが集まって行くのをアコガレの目で見ていた爽子ですが，自分にも人が集まってくるようになります。

そうしてみんなとの壁が少しずつなくなってきたのを感じた爽子は，風早くんに対する気持ちがアコガレだけではなく，恋心であることに気がつくようになります。

あのクラスの空気の中で，机を持って爽子のとなりに行く風早くんの姿は感動的でした。
あの爽やかさ，行動力が眩しいです。
2話続けてのこの行動力と発言。これは誰でも落ちます。

爽子はクラスの中に自分の居場所を見つけることができました。