Junk Head な奴らおおかみかくし　第9話　「密室」

おおかみかくし　第9話　「密室」

「さあ，ゲームの始まりだ」
眠ちゃんと密室で二人きり。ﾊｧﾊｧしちゃいます

賢木によって閉じ込められる眠ちゃんと博士。
博士は眠ちゃんに襲われる幻覚を見ます。
苦しむ眠ちゃん。

眠は謹慎を破ったということで救出の意志がない櫛名田家。
眠が落人とになって，蜜である博士が神人になれば問題は解決するとも考えています。
落人を持って落人を制すると。

「おきてはわたしたちが生きていくために必要なものなのです」
櫛名田家に伝わる役目，神堕しについて説明する眠ちゃん。

かなめさんは博士を心配して久澄家へ。
調べていた数え歌を渡します。

その歌にあわせて，この町の真相を伝える眠ちゃん。
「神人は本能的に落人を求めてしまうからです」
自分が襲われたことを思い出す博士。
その越えてはいけない線を越えたものに神堕しをするのが櫛名田の役目。
不埒者は粛清です。
そうしないと人間が襲われることに。

「神人が落人を襲うのは落人が発する蜜とよばれる匂いにあって，それには抗えない」
博士がモテモテで性別を問わずスキンシップを受けていたりくんかくんかされていた理由が明かされます。
博士は10万人に1人ともいわれる程の強力な匂いを放つ奴なのです。
そんなのがはっさくの不作の時にやって来たらたまったものではありません。

自分のせいでクラスの人たちがと落ち込む博士ですが，それはわたしたちが背負った呪われた運命のせいだと語る眠。
そんなの間違っているという博士ですが，神人が生きていくためには掟を守りひっそりと生活していくしかない……

何で縄を解くんだ!!
と誰もが突っ込んだであろう博士の行動。
「君は僕を襲ったりはしない」
という博士ですが，今，どれだけ眠ちゃんが苦しんでいるのかが全くわかっていません。

怪しく光る眠ちゃんの瞳。ここまで必死で耐えてきたのに枷が外されてしまいます。
ここで賢木が博士にナイフを持たせた理由を理解します。
博士は自衛のためだと思っていますが，賢木としては博士の手によって眠が殺害されることを望んでいます。

自警団の会話から，博士と眠が危機にあることを知るかなめさん。
博士父に助けを求めます。

始末される医院長。
神人の行方を案じての行動です。
二人ともこの先，神人が生きてゆくためにはどうすればいいのかを真剣に考えていますが。そのために執ろうとしている手段が違います。
製薬会社と協力して，襲おうとうする衝動を抑えるための研究を進めている櫛名田医院長。
問題となるものを排除することによって，平穏を守ろうとする，研究員の葛西。

最後の力を振り絞ってかけた電話によって神人の協力体制が取られ，捜索隊が。
博士の父と眠の父が出会うことに。

悶える眠ちゃん。

博士が余計なことばかりをするので耐えることができなくなってきます。

「いい匂い，美味しそうな匂い，気持ちいい，欲しい……九澄くんを……」

そこに救出が。蜜の匂いをたどって探し当てます。

「あなたはわたしを襲わない」
そういってくれたことを思い出し，襲うことをしなかった眠ちゃん。

「眠るさん，あなたは化けものなんかではない」
かなめさんからも認められます。

目を覚ます五十鈴ちゃん。

そして始まる八朔祭。

次回「八朔祭」
祭で事件が。

ということで眠ルート終了なのか。
ゲームではデレる眠ちゃんが最高に可愛いのですが，それはやってくれるのか。
悶える眠ちゃんの回になることを楽しみにしていたのですが，謎が明かされる回でした。
俺たちは悶える眠ちゃんを楽しみにして1週間を生きてきたというのに……
この感じだと，マナのことも扱われないままなのかな。

なんでジョウガ町なんかに来てしまったのか，と考える博士ですが，住民側としては，蜜である博士が来ることによって問題が引き起こされることに。博士さえ来なければというのが本音です。

自分の務めと博士に対する想いに揺れる眠ちゃん。
密室に閉じ込められることによって極限まで試されることになりますが，それでも理性を保つことによって博士とかなめさんという落人からの信頼を得ることができます。

それにしても博士のKYな言動には腹が立ちます。
すべてはお前が元凶なんだよ。お前さえいなければと突っ込みたくなります。

次回ですが八朔祭で起きた事件のことは記憶にないのでオリジナル展開なのか。（忘れているだけかもしれませんが）
次辺りから賢木が何をしようとしていることが見えてきて，エンディングに繋がる展開になってゆくのでしょうか。

おまけ：

ゲーム版の眠ちゃんの画像をアップしようと思ったのですが……拾いものの画像です。
月痕艶女の章で迫る眠ちゃんを見ることができます。