アニメ トラドラ 第10話 「花火」 感想
青春ラブストーリーです。みのりんや亜美が真剣に恋愛しているところがよいです。

竜児と大河の作戦は北村にばれてしまいまが,訳を知った北村は協力を申し出ます。
北村は亜美も仲間にしようとします。
竜児がお昼の弁当を作っているところにみのりんが登場し手伝ってくれます。
仲良く家事をします。「高須君のお嫁さんになる人は幸せだね」。みのりん危険な一言を。
先回のベランダでのやり取りも「聞いてくれたのが高須君でよかったよ」。竜児は悶えます。
このやり取りを台所の外で亜美が聞いていました。
これは原作にはない演出です。恋愛要素を強調し,亜美にスポットを当てています。
ビーチに行こうとしても亜美だけが来ません。
竜児は様子を見に行きます。
亜美は鏡の前で自分の水着姿に見とれていました。(水着で竜児の気を引こうと頑張っていたのでしょう)
竜児が迎えに来てくれたので上機嫌で水着の自慢をします。
胸のリボンも外してくれます。見事な乳揺れでした。竜児は覚醒します。(エンジェル伝説の人みたいになっています)
亜美は「どうして高須君はみのりんのことを楽しませてあげたいの」とたずねます。
教えてくれないと協力してあげないと。
竜児は答えることができず,亜美は「協力やめ~」と部屋を出てゆきます。
原作だとここで竜児が亜美の真似をして,「この水着似合うか」「ここも外れるんだぞ」と水着の前ボタンを外そうとするのですが,カットされています。やはり亜美は優遇されている感じが。
そしてビーチへ。ビーチでの大河とみのりんの描写も大幅にカットされています。
亜美は協力しないと言っていたのにみのりんを当初の作戦通り洞窟に誘います。
これは北村が一人で作戦を続行したのを見て,自分が仲間はずれ(竜児と一緒にいられなくなる)になりたくなくての行動だと思われます。
ここでも大河が自分が作ったカラシサンドイッチを亜美に食べさせるシーンがあるのですがカットです。
そして洞窟へ。
突入時にも北村の「俺はレッド,高須がブラック,櫛枝はブルー,逢坂はピンク,亜美もブラックだ!」もカットです。今回はコメよりもラブ中心の演出です。
みのりんは「暗いよ,狭いよ,怖いよ」面堂のネタをやってくれます。
そして北村の作戦が展開されますがしょぼいです・・・
北村は頭がよくてもアホなのです。
北村の仕掛けにあきれていると,竜児の手にあやしい髪の毛が付きます。
それを見たみのりんは失恋女性の呪いだ~と驚愕します。
亜美はくだらないので先に帰ろうとします。竜児は心配して追いかけます。
ここでアイキャッチです。
竜児とみのりんの距離が近づいています。
先週と比較するとみのりんと北村が竜児に近づき,亜美が竜児に急接近しています。
回転している文字は亜美です。竜児に対する気持ちですね。
アイキャッチについてはここでまとめています。
二人きりになった亜美は竜児に迫ります。
「高須君にあの子(みのりん)はあわないと思うよ」。「高須君にあうのはね・・」。
意味深な台詞を語りますが。亜美は道に迷ったふりをして,竜児の反応を見ます。
竜児は網の肩をつかみ励まします。「俺がいるから怖がるなよ」。
その反応に満足したのか,迷ったことが嘘だとばらします。
亜美はなかなかの策士です。演技派です。
亜美は「高須君てしょうもない奴だけど,そういうところ嫌いじゃないな」。「高須君がみのりちゃんと会わないと言ったことは本気だよ」。「だって高須君は月だから。みのりちゃんは太陽。そばにいたら焼き尽くされて消えるだけだと思うな。憧れだけでは対等になれない。対等になれるのはわたしみたいな・・・」 ・・・ほとんど告白です。ギャルゲだとこのイベントで亜美ルート確定になりそうな勢いです。
しかし,ここでみのりんの悲鳴が聞こえて会話がとぎれ,ルート確定にはなりません。
竜児はその声を聞いて反射的に走り出します。
亜美も後を追いかけますが転びそうになります。しかしその腕を竜児がつかみます。
原作では二人で追いかけるときにライトが点滅し切れそうになるので手をつないで追いかけるのですが,折れそうになった亜美フラグがまだ折れていないことを演出しています。
みんなの所に追いつくと,みのりんの姿が見えず,不気味な声が聞こえてきます。
恐怖におののく大河はこうなったら「やったる~!」!と突撃をかけます。
しかしドジッ子大河は転びます。それをみてみのりんは北村に作戦中止を宣言します。
そうです黒幕はみのりんだったのです。犯人はわたしだ!。共犯は北村でした。
竜児と大河はみのりんを驚かせているつもりだったのですが,逆に驚かされていたのでした。
みのりんは実はホラー大好きだったのでした。嫌いだといっていれば誰かが驚かせてくれると考え,嫌いだと公言していたのでした。
そしてタイトルの花火です。
ここでの亜美と竜児の会話もいいです。竜児は亜美に自分の気持ちに正直にあるように励まします。
そして今度はみのりんと花火です。
竜児は「お前と一緒にいると楽しい」。「わたしもだよ」。
みのりんは高須君に幽霊を見せてあげたくて悪乗りし,脅したのでした。
みのりんはなんで自分を驚かせようとしたのか尋ねます。
人の嫌がることをしない高須君がなんでこんなことをするのかと。
竜児も「見せたかったんだ幽霊を」と最初のナイト作戦とは違うことを言っています。
「見えないからあきらめるべきではないということを知ってもらいたかったから」
「次はUFOを探そうか」。「そうしてみたいものを見つけていったら・・・」。「そうしたら自分も変わることが・・・」
そこで光る花火です。
UFOだと勘違いしていた人工衛星が爆発したように見えます。
見たいと思っているものを本当に見ることができたので,みのりんは喜びます。
それを見る大河が寂しそうな顔をしているのが・・・・・・
原作では帰りの電車の中で大河視点になり,お腹が痛いという大河に薬をくれようとする北村を拒む場面があります。
次回からは文化祭編です。どうやら大河が巻き返すようです。
別荘編は亜美のターンのはずなのですが,亜美にスポットが当たっていました。
みのりんと亜美のどちらを選ぶのかというような展開に見えてしまいます。
大河もこのままでは終わらないと思います。
亜美は竜児のことがよくわかっています。
竜児は太陽のように輝いているみのりんに憧れて,みのりんのことを好きになっています。
しかし亜美はそれは憧れであって本当の好きではない。本当の意味で竜児にあうのは自分であると思っています。しかし原作ではその自分の気持ちに気づいていながらも,竜児のことを考えてある行動をとるのですが・・・
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