アマガミSS 第20話 「桜井梨穂子編 最終章 サヨナラ」

「わたし、このままでいいかな……って」
ゆっくりと進むのも一つの愛の形
年が明けて新学期。
二人の距離を急接近させるイベントを考えようとする香苗ですが、梨穂子はいまの関係を崩したくないと。
「いま入部したら、もれなくこの子もつけちゃうから」
本来なら次期部長だというのに、おまけ扱いの梨穂子でした。
「入部・即・部長」橘さんほどの逸材なら入部と同時に部長に就任という条件が提示されます。
「確かに、ものを食べている時の幸せそうな顔は小動物ぽくて可愛いですよね」
そう梨穂子を評し、可愛いことは認める橘さん。
橘さんと梨穂子はお似合いだと思うと迫られます。
梨穂子はいつも橘さんのことを楽しそうに話していると。
「今年はちょっと趣向を変えてみました」
シュークリームは愛のおまじない、好きな人にプロポーズするためのものだったという先輩のジョークを信じてヴァレンタインにシュークリームを渡そうとする梨穂子。
「この人からチョコをもらえたらいいなっていう人はいないの?」
お互いに好きな人はいないのか?と言い合う二人。
「これ、僕からの卒業祝いです」
「僕の学生生活の残り一年を茶道部に捧げます。梨穂子一人じゃ茶道部無くなっちゃいそうですからね」
「茶道部のことと梨穂子のことは僕に任せて安心して卒業してください」
橘さん格好良すぎ。こんなに綺麗な橘さんを見れるとは。
そんな橘さんにトキメク梨穂子です。
茶道部に書かれていた「百忍通意」
ひたすら忍べば意は通じる-いつかは想いは通じるということですね。
結局は梨穂子が部長に。その梨穂子を支える橘さん。
夫婦として茶道部を盛り上げていっています。
転ぶなよといわれているのに転びそうになる梨穂子。ダイエットも継続中でした。
この変わらないというのが梨穂子ルートのテーマになっていた感じが。
告白も無し付き合うこともなく、橘さんの紳士的な振る舞いもなく、幼馴染みの関係を崩すことなく終了でした。
それでも、心の距離は少し縮まることに。茶道部に一年を捧げるということは梨穂子に一年を捧げることです。
この一年でゆっくりながらでも進展してくれることになることでしょう。
梨穂子編は梨穂子視点というよりも、梨穂子を見守っているという感じでした。
先輩と香苗が視聴者のようなポジションに立って、橘さんと梨穂子の関係を見守ってゆくという感じで、この二人を応援するという気持ちになれる構成だったと思います。
「普通って言うなぁ!」という絶望先生の日塔奈美を思い起こさせるような普通の話でしたが、この普通の変わらぬ関係が幼馴染みヒロインらしくて良かったのでは。6人ヒロインがいてそれを独立して構成することができるゆえにできた話でした。
次回からはついに真打ち、いや真のヒロイン、ラスボス登場!「絢辻詞編 第一章 ハッケン」
緊張してきました。wktkが止まりません。
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橘さん限定の条件ですね。先輩達の見守り具合が微笑ましくて。卒業後もしょっちゅう来てそう。
橘さんの和服は似合っていました。若旦那風で。
>真打ち、いや真のヒロイン、ラスボス登場!
ラスボス呼ばわりが様になるヒロインも珍しいですね。予告もどこか緊張感が漂っていました。
先輩たちは橘さんを信用していましたね。
これもいつもの橘さんではなく本当の意味での紳士だった橘さんだからですね。
あれだけ夫婦感が漂っていると新入部員は入りにくいのでは……と思ってしまうぐらいでした。
来週からの絢辻さんルートが楽しみです。
ゲームのパッケージではメインヒロインの立ち位置にいる彼女ですが、こういうヒロインをメインの位置に据えるというのがアマガミの恐ろしいところですw
梨穂子は全編を通して良い話という感じでしたね。
ほのぼの感が実に良かったです。
こういう話の後に絢辻さんをやるわけだから、スタッフは盛り上げ方をよくわかっていると思いますw