アマガミSS 第25話 「上崎裡沙編 シンジツ」

「あなたにわたしの思いが届いて嬉しい。わたし、2年B組上崎裡沙は今日から橘純一くんの彼女になります。わたし、あなたが喜ぶことなら何でもしてあげる……」
これをクリスマス前日に放送するなんて……クリスマスイヴはアマガミ鑑賞会をするか。
ラブレターで呼び出される→告白→キス
どういうフラグの立て方をしたらこんなイベントが発生するのでしょうか。
今年のクリスマスは可愛い彼女とハッピーに過ごせることを確信する橘さん。
「わたしの胸、小さくないですか……」
橘さんが巨乳好きなことが知られていました。
小さいのには小さいなりの良さがあるし……とフォローする橘さん。紳士です。
彼女として友達に紹介されることを拒む上崎さん。
それだけはダメだと。
がっこうでは人目を忍んで密会することしかできないと。
2年前のクリスマスでの公園のことも知っている上崎さん。
創設祭も二人で回りたいという橘さんに、少し考えさせてくださいと。
一緒に回りたいけど回れない……屋上で苦悩する上崎さんでした。
テロップでは上崎編と一緒に収録される美也編のことが。
「メインといっても、妹ですからまさか恋愛の対象なんてありえないと思うけど……」
「このご時勢いろいろとあるし、一体どんな物語になるんだろう?」
と橘さんのメッセージが。さすがにヨスガ展開はないと思いますが……
上崎さんは見てた!
森島先輩と橘さんがいちゃいちゃしていることにご立腹です。スト子と呼ばれるわけです。
「わたしが橘くんを守らなくちゃ」
橘さんが2年前と同じ思いをしないようにという使命に燃えます。
ねつ造写真を使って、橘さんと仲良くしないようにと裏工作です。
これで橘さんが森島先輩に振られることに。
続いて残りのヒロインたちにも同じことを。
それぞれのリアクションが面白いです。
ちなみにゲームでの絢辻さんのリアクション。
やはり絢辻さんは格が違った。
2年前に橘さんをすっぽかしたヒロインが登場!
「なんで待ち合わせの場所に来なかったの?」
クラスの子から伝言をもらったので待ち合わせ場所が変わり、橘さんはすっぽかされることに。
2年前のクリスマスのことについて橘さんに話す上崎さん。
2年前のクリスマスデートは釣りで、クラスの女の子の前で橘さんを振ってやるというイベントだったのです。
そのことに気付いた上崎さんはそれを阻止するために橘さんを守るために場所を変更することに。
好きだった橘さんを守るための作戦が橘さんを傷つけることに。
2年前のことを忘れることができるようになった橘さんを見て、また女の子に傷つけられることがないようにと、仲良くなった女の子が離れてゆくように工作活動を。
それで自分が付き合ってずっと守ってあげようと告白することを決意したのでした。
橘さんを幸せにできるのは自分だけ……その思いからねつ造写真をつかって妨害工作をしてきたので、いまさら付き合っていることを明らかにすることはできない……それが交際を公にできない理由でした。
小学校時代も同じクラスで、苦手な牛乳を飲んでくれた橘さんに惚れたのでした。
こんなに簡単にフラグを立てることができるなんて……橘さんは流石です。
自分は付き合う資格がないと考える上崎さん。
「待ってよ、裡沙ちゃんも僕を振るの? また僕に悲しいクリスマスの想い出を増やすんだ……」
「君にずっと側にいて欲しい!」
「裡沙ちゃんが好きだ」
橘さんの愛の力が上崎さんの心を動かします。
すべてを水に流すとは橘さんは器が大きいです。
イカ焼きを一緒に食べることを約束してキスでEDに。
EDで橘さんに約束したとおりみんなに謝って回る上崎さん。
謝罪EDとは斬新です。
謝罪した後は約束通り二人でイカ焼きを。
先に終了したイカ娘は焼かれてしまったのか……
最後を締めるのにふさわしい内容でした。
2年前のクリスマスの謎が明かされました。
上崎さんは善意からの気持ちからやったことでしたがそれが裏目に出ていました。
ヒロインへの妨害工作も橘さんを守るためという理由なのですが、橘さんのことが好きで嫉妬の気持ちが入っているだけに、傍から見ればストーカー&嫌がらせです。
本人は愛の気持ちでやっているだけにやっかいなのですが。
普通はこういう女の子には引いてしまうものなのですが、自分を愛していてくれているという点を評価し、これまでのことは許します。
女性の過去は詮索しないというのが紳士のマナーなのですが、過去のことを打ち明けられてもそれに動じず受け入れる橘さんは流石です。
半年にわたって放送されていたアマガミですが、非常に面白かったです。
原作のゲームはとても面白いのですが、前作キミキスの悲劇、そしてオムニバス方式という初めての取り組みに挑戦するということで不安要素もありましたが、十二分に満足できる出来でした。
複数のルートがあるギャルゲをアニメで一つのルートであるかのようにしてやるというのがむしろ不自然ではないのではと思わせるだけの内容でした。
欲を言えば一人四話では少ないということなのですが、見所を多く取り入れ、上手に盛り上げていたと思います。
アニメを見て、ゲームもしてみたいと思わせることができたのではないでしょうか。
このアマガミの影響でギャルゲをアニメ化する時にはオムニバス方式にするということが今後行われてゆくかもしれません。
ただオムニバス方式の問題点として、魅力のないヒロインがいるとそこで切られてしまうという恐れがあるのですが、アマガミは不人気と言われていた中多さんで大胆にアレンジを入れて大変面白くしていました。ヒロイン事に演出や見せ方を変えるというのも成功していたと思います。
当ブログで今期注目ヒロインとしてピックアップしていた絢辻さんの魅力を十分に引き出してくれていました。
絢辻さんのターンになるまでは2chの絢辻さんスレは過疎っていたのですが、放送が始まると大幅に人が増えました。これもアニメの出来が良かったからではないでしょうか。
アニメを見ていてアマガミを再プレイしたくなりました。
クリアしていないヒロイン、ルートもたくさんあるので。
まずは絢辻さんに会いに行こうかな。
次番組のISの宣伝が!
原作者がアリスソフトのライターをしていたということで注目していたシリーズです。
1巻を購入したのですが、読まないまま積んでいます……
アニメは視聴して感想を書くつもりでいますが、1話を見ないことには……とにかく楽しみにしています。
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このストーリーの根幹である、ふられた原因もわかり、恋愛も成就する素晴らしい展開でした。納得の最終回です。あとは塚原響エンドさえあれば完璧だったのですが、そこがとても心残りです。
思い込みによる行動力が凄かったですね。
隠しヒロインだからこそできるシナリオになっていました。
わたしも森島先輩ルートをやっている時に響ちゃんを攻略したいと強く願いました。
To Heart2のようにサブキャラを攻略できるアマガミ Another Daysを出して欲しいものです。
表面上は自分勝手な行動と誤解されるかもしれませんが、基本は橘さんを第一に考えての行動だったのでそれ程悪感情は生まれませんでした。最後に謝罪もしたし、後腐れなく終了、と。
前25話のまとめとして、トラウマの真実を明かして作品自体も円満終了しましたね。
>絢辻さんのターンになるまでは2chの絢辻さんスレは過疎っていたのですが
昔はキャラスレ見るの好きでした。しかし絢辻さん一番賑わっても良さそうなイメージなのになぁ。むしろ紗江ちゃんが過疎ってるのかとばかり。
あの手のスレは原作とアニメの棲み分けが難しそうですね。
なるほど、危険物同士でお似合いという見方がありましたか。
普通なら上崎さんがしてきたことを告白されたらドン引きだと思うのですが、変態紳士である橘さんから見ればたいしたことではないということですね。
キャラスレは独特のノリがあって面白いです。
ABで天使ちゃんスレにはまり、今では自分でスレ立てするまでになってしまいました……
絢辻さんはゲームキャラスレとアニキャラスレの両方がありますが、住民層が違いそうですね。