フラクタル 第1話 「出会い」

「そんなはずないってわかっている。でも……思ってしまったんだ。彼女は飛べるのかもしれないって」
舞台になっているのは田舎で何世紀か前を連想させるのですが、家族や住民が近未来的だというギャップが面白いです。
「フラクタルとは22世紀の科学を持ってネットワーク化された数兆の計算機の総体です。フラクタルターミナルを体内に埋め込み、高々度浮遊サーバーにライフログを定期的に送信することによって、すべての人々が平等に基礎所得を受け取ることができます。働かなくても生活が保障される争いとは無縁の世界。フラクタルこそが人類が産み出した22世紀の神なのです」
これがフラクタルシステムが確立された頃の話、古典だと主人公が言っているので、今の時代はもっと後か。
その望まれていた世界がいま実現しています。
突然現れる追われている女の子。すごくナウシカしています。
追っている連中はラピュタしているし。
空から降ってきた女の子を回収。
ボーイ・ミーツ・ガールの王道です。
女の子を家に連れ込むのですが、誤魔化して親には消えてもらいました。家にいた両親みたいなのは造られた家族、教育係みたいな感じです。ドッペルと呼ばれていました。
しかし、親バレ。
女の子の名前はフリュネ。
クレインには赤ん坊の頃には両親が。
その映像を見て涙を流すフリュネ。赤ん坊の時と同じように笑えと。
フリュネから渡されたもの。
お守り、笑顔の源。あなたの笑顔ならきっと守ってくれるはずと。
追跡者は自演がヘタだし。
フリュネと二人でやってきた古い礼拝堂。
マークがフリュネのブローチと似ています。
目が覚めると消えているフリュネ。
渡されたブローチに込められていた映像データーにアクセスすると女の子が登場! ゆかちです。
感想:
最初の出会いを丁寧に描いていました。
空から登場する謎の少女という定番的な展開でしたが、最後にもう一度ボーイ・ミーツ・ガールをやるというのが斬新です。
世界観も前世紀的なものと未来的なものを混ぜ合わせることによって独特のものを造り出していました。
全く違うタイプの女の子を登場させることによって今後の展開が気になりますし、ヒロイン交代によって作品の雰囲気も変化しそうな予感を与えてくれました。
フリュネがこの作品の鍵になりそうです・
「この時代に生きる人」という言葉、着ている僧院の巫女服、変な喋り方(初めてこの言語を使うみたいでした)フラクタルについての説明が入っていた過去のデーターファイルと関係がありそうです。
フラクタルによって造られた理想的な世界と関係があるのか。
今後の展開が楽しみです。
公式ページにあるオリジナルデザインの方が可愛いのですが……
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ヤマカンはいい仕事をすると思うのですが、発言などをみていると少し難があるような気がします。
かんなぎが再開するというニュースを聞いた覚えがあるので、2期の可能性も見えてきそうですね。
才能はある人だと思うのでこの業界で活躍してもらいたいです。