GOSICK -ゴシック- 第3話 「野兎達は朝陽の下で約束をかわす」

「怖いんだ、お願いだ、側に来て……頼む、久城」
ヴィクトリカちゃんは俺が守る
鳴り響く銃声。
撃たれたのはモーリスでした。
撃ったのはジュリィ。
お互い疑心暗鬼になっているということで銃は各自捨てました。
ジュリィのバッグを拾ったヴィクトリカ。何かに気がついたようです。
これは重さですね。隠してあった銃を見つけたとジュリィは言っていましたが、バッグに入っていた、最初から準備していたのでは。
一弥なのに三男坊なのか。
10年前の事件の始まりと同じシーンが。
脈がない……死んでいます。
死因を調べようとする一弥に、すぐに戻るように指示するヴィクトリカ。
このままでは殺されると。ネッドは死んでいないということですね。
ハルバートを持って表れるネッド。猟犬になっています。
持っている武器からABの野田かと思ってしまいましたw
ヴィクトリカちゃんのピンチに拳で立ち向かう久城。顔面にパンチは主人公の定番です。
脈が止まっていたのはテニスボールを脇に挟んでいたからと説明するヴィクトリカ。
コナンくんでも同じトリックがあったような気がします。
戻ってきたネッドと久城のガチ殴り合いが。
ヴィクトリカを守るために本気を出す久城でしたが、ジュリィがハルバートでネッドを刺しました。
ヴィクトリカの無線で無事救助。
無線でドリルを呼んでいて、ジュリィを逮捕です。
始まるヴィクトリカの謎解き。
ジュリィのターンしながら歩き回る癖から、狭い場所に居続けたことを見抜いていました。
予想通り、銃は持参したものでした。
でも、これが複線だったなんて……これだけで見抜くのは無理です。
各国から集められた孤児で言葉が通じないと言っているのに、「この中に犯人がいるのよ!」という言葉に全員が反応しているし。
これがきっかけとなって疑心暗鬼になり殺し合いに。
殺し合いの中で生まれる友情。
大切なものをもらっていたから、ヴィクトリアのネックレスを拾ってあげたわけですね。
しかし、これは仕込まれたゲームでした。
フランス、イタリア、アメリカ、ソビュール&イギリスが生き残り。
ネッドの死は自演で、殺し合いのきっかけをつくるのが目的でした。
「一人の青年がもうすぐ死に、その死がすべての始まり、世界が石となる……」
1話でのロクサーヌの予言はこの時に語られていたものでした。
これが野ウサギ走り、占いでした。
猟犬を放ち生き残った野ウサギで未来を占っていた……それの人間バージョンを船の中で。
「一人の青年が死に……」は第一次世界大戦のきっかけになった暗殺事件でした。
生き残った子どもの国籍の国が戦争に勝利していました。
ジュリィはこの事件でPTSDになってサナトリウムに。それであの歩き方の癖が。
ロクサーヌのお告げ通り莫大なお金を受け取ったので、そのお金で船を購入。今回の舞台を造りました。
久城がジュリィと話していたことに嫉妬していたヴィクトリカ。
そのことを指摘されてふくれています。
ロクサーヌ殺しのメイドは船の時のジュリィの友達でした。
今回もお手柄はドリルのものに。
ヴィクトリカからの衝撃の告白……
兄……だと?!
腹違いの兄弟でした。
妾の子ということで幽閉状態でした。
「私は捕らわれの姫なのだよ」
退屈すぎて死んだヴィクトリカ
次回は「金色の糸はつかのまを切り裂く」
新キャラアブリルが登場です。
まだ声優が公表されていません。
イギリスからの留学生ということでIS的にはゆかなさん、ストパン的には名塚さんなのですが……
ミステリー的には穴だらけなのですが、ヴィクトリカちゃんが可愛いということで大目に見ることにします。
船は10年前と同じものなのか。本当に沈んでいたのならレプリカを造るには相当なお金と手間が必要です。沈んでいないとしたら10年間どうしていたのか。
10年前の思惑とは。猟犬とは。
10年前の1914年といったら第一次世界大戦が始まった年です。
小国ということで戦争に利用された気がするのですが。
ジュリィとネッドはこの船のことを知っているので10年前の事件と関係がありそうです。
昔の事件の関係者が1カ所に集められ事件が始まるというのはミステリーの定番です。
と予想していたのですが、第一次世界大戦が絡んでいました。
個人で船を帰るだけの報酬をもらっていたとは。
戦争が起きた時、占い師を使って世界の未来を読もうしたのに、ロクサーヌは「一人の青年がもうすぐ死に」と。戦争のきっかけになる事件が起きる前に占いをしていることに。辻褄が合わなくなります。
ロクサーヌが殺された時、最初の銃弾が鏡を打ち抜いた理由も明かされていなかったし。
それに動機が弱いです。
10年後の復讐と言っていますが、船を買えるほどのお金をもらったというなら他にやることがあるのでは。
助けようとした友達が殺されでもしたのなら動機になりそうですが。
それに、ジュリィは自分が野ウサギだったことをヴィクトリアに言われて初めて気がついていました。
お金があるならロクサーヌのことを調べて野ウサギ走りのことを知ることができたと思うのに。
ロクサーヌを殺した女の子もロクサーヌのことを知って近づけるぐらいなら、メイドになって自分で殺すよりも、お金を使ってヒットマンでも送り込めばいいのに。
ネッドも10年前生きていたことがバレているのに、今度も同じ手を使っているし。何で呼ばれたのか察しがついていると思うのに。それにロクサーヌは死んでいるのに、再びウサギ走りが始まったかのようにして殺し出すのもおかしいし。
ツッコミどころは多くありますが、ヴィクトリカの可愛さに比べれば些細なことです。
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テーマ : GOSICK-ゴシック-
ジャンル : アニメ・コミック
原作だとアラブ人のメイド(10年前は少女)は、瀕死の状態だったために「生き残った野兎」の勘定に入れてもらえなかったんですね。
で、結果的に「生き残った野兎は太らせろ」の対象からも外れたため、お金ももらえず庇護も受けられず、行方知れずになりました。犯人はずっと死んだと思ってたみたいです。
後、占いが先か戦争が先か・・・という点は、本人も言うようにあくまでヴィクトリカの「推測」ですから。彼女は「占いを聞いた者達が、その通りに世界情勢を動かした」と考えたようですが、実際には彼女の占いは、戦争の切っ掛けも結果も当てていた、と。まあそれが偶然かどうかは、本当にわかりませんが。
後、鏡が撃ち抜かれた理由ですが、占いをするときにロクサーヌは手に鏡を持っているんですよ。時々アップになってるシーンがあったはずです。
なるほど、メイドの人の過去にはそんなことが。復讐の動機になりますね。
フランツ・ファーディナンドが暗殺されたのが1914年の6月28日。最初の戦線布告が7月28日。そこから宣戦布告が相次ぎ世界大戦に。
この事件が起こる前は世界は至って平和だったというのを読んだことがあるので、暗殺の前に今後の世界情勢を心配して各国が動くことはないような気がするのですが。
6/28から7/28の間にウサギ走りが行われたような気がします。
ロクサーヌの予言が絶対的なものという評判が立っていてすぐに各国の招集が行われたということも考えられますが。
なるほど、鏡は占いの象徴だったんですね。
ロクサーヌの占いが自分の不幸を招いた。
最初に撃ったわけがわかりました。
解決編ということで謎が明かされて行きましたね。
R.O.D.は友人から借りたのですが、数話しか見ていません……
4話からの新展開も謎が多くて面白そうな感じがしました。
今後の謎解きが期待できそうです。