放浪息子 第3話 「ロミオとジュリエット」

「わたしはあんたのことなんか大嫌いよ。あなたのことも好きじゃない。成り行きで一緒に帰ることになったけど、意見が一致したみたいだし、これからは別々に帰りましょうね。サヨナラ」
千葉△
「高槻、あんた明日からブラジャーつけな」
よしのにとっては女であることを受け入れることになるので。この世の終わりのような宣告です。
HRでは文化祭の打ち合わせが。
さおりんは倒錯劇を提案。GJです。
合法的に男装、女装できるということで、二人のための劇ということで提案したわけですね。
さおりんのスルースキルは見事です。
ちーちゃんから男装したら格好良さそうと褒められても完全に無視です。
通学路の信号があるところは
修一のお姉さんグループは彼氏が出来たことで亀裂が。
姉貴に彼氏が。環ちゃんも彼氏持ち出し。
彼氏がいないのは男嫌いの安那ちゃんだけです。
よしのは倒錯劇のシナリオを修一が書くことを勧めます。
性別が逆転する世界。服が入れ替わるということで修一が理想とするものが描かれてゆきます。
保健室でニアミスする二人。
「二鳥くんはブラをつけたい人?」
「二鳥くんみたいなぺたんこな胸が羨ましい」
よしのの言葉から、男の子になりたい女の子と女の子になりたい男の子の話にすることを思いつきます。
まるでこの二人の物語です。
姉貴の彼氏が声変わりしているのを見て、自分たちもやがてそうなる時がくることを認識します。
劇の練習ということで、男っぽくなる前に女装しておこうということに。
女装して今の可愛い声を録音しておくことに。
しかし、姉貴に見つかります。
なんという修羅場。
このタイミングで彼氏がお見舞いに来るとは。
修一の裸に興奮しています!
さおりんが書いてきたのは現代版 ロミオとジュリエット。
お互いのいいところを組み合わせて一つの物語にすることを教師は提案。
「うちに来る?」
図書室で相談していたら浮気だとからかわれました。
ツインテールをほどいたさおりんの可愛さは異常
さりげなく修一を見るさおりん。
やはりまだ修一のことが好きですね。
書いている脚本の内容が修一とよしのの物語であることに気付くさおりん。
でも、それを認めたくないさおりん。
よしのがバスに乗る時に忘れそうになったのは購入したスポーツブラでした。
しかし、自分の装着した姿を見て脱ぎ捨て、詰め襟を手にします。
でも翌日、よしのにはブラ線が。
それを見て変化と成長を感じてしまう修一でした。
次回は「私の名前をあげる」
The Sound of Your Name ということであなたの名前の響ということで、劇の性転換ネームを口にする時のことでしょうか。修一とよしのが性別を入れ替わって出かける場面が登場していました。
今回も素晴らしい内容でした。
性別や成長を意識する登場人物たちの気持ちが描かれていました。
ロミオとジュリエット
Juliet and Romeo
と名前の順番が逆になっているのがいいですね。
シェイクスピアのは Romeo and Juliet ですが、倒錯劇なので入れ替えていますし、男女の順番を英語と日本語で入れ替えることによって自分の男性、女性としての姿を受け入れらない主人公たちの心境を表しています。
性別を入れ替える話をするところで、信号機の赤と青が変化するカットを入れていました。
劇を通して自分の性別、性別とは違う姿について考えるようになってきています。
女の子の方が成長が早いだけに、よしのの体は成長していますが、それを受け入れにくくも感じていながらも、ブラを装着するようになっていたので、学校の時は割り切るようにしたのでしょうか。
ストリートビューの画像。
通学路の舞台として使われているのは世田谷通りの成城1丁目の交差点付近ですね。
砧小学校から下に下ったところにあります。
二鳥家のある場所は大蔵住宅のようです。
さおりんの家から帰るところも仙川沿いかと思ったのですが、見たことがない風景だし。
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正直今だに髪でどのキャラか判断できず混乱することもあるのですが、丁寧に心の動きを追っていて面白いと感じます。
青い花もそうでしたがキャラの心を描くのが上手ですね。
修一、よしの、さおりんの三人の関係から目が離せません。
その他の登場人物もこの三人に上手に絡めてきているし。
あの近辺は自転車で走り回っていたので。
知っているところが出てくると嬉しいです。
京アニ作品は関西が舞台というのが多いので特定民が羨ましかったです。