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パールジャムで一番人気のある曲は?


大好きなロックバンドである Pearl Jam ですが、一番人気がある曲はずっと Alive だと思っていたのですが、wikipediaには「ローリングストーン誌が行った90年代を代表する曲というテーマの読者投票では、Blackが選ばれており」と書かれていて、Black の評価が高いことに驚きました。
ローリングストーン誌のサイトからソースを探そうとしたのですが、見つけられませんでした。

PJ vote
Best Pearl Jam Songs - Top Ten List
検索して見つけたパールジャムの好きな曲を投票するサイトでも Black が1位に。
Even Flow,Alive,Jeremy,Last Kiss,Ywllow Ledbetter,Better Man,Daughter,The Fixer,Immortality の順番でした。

Black | Pearl Jam - Ten Club
暗くて重い内容の歌詞だし、ライブで必ず毎回演奏するという曲でもないと思っていたのですが、公式サイトを見たところ、演奏回数は450回。Even Flowが672回、Aliveが589回ですし、シングルカットもされていないのに人気が高いです。

追記では歌詞と対訳を



Black

Artist: Pearl Jam
Composer: Vedder/Gossard

Hey...oooh...
Sheets of empty canvas, untouched sheets of clay
Were laid spread out before me as her body once did
All five horizons revolved around her soul
As the earth to the sun

Now the air I tasted and breathed has taken a turn
Ooh, and all I taught her was everything
Ooh, I know she gave me all that she wore

And now my bitter hands chafe beneath the clouds
Of what was everything?
Oh, the pictures have all been washed in black, tattooed Everything...

I take a walk outside
I'm surrounded by some kids at play
I can feel their laughter, so why do I sear

Oh, and twisted thoughts that spin round my head
I'm spinning, oh, I'm spinning
How quick the sun can, drop away

And now my bitter hands cradle broken glass
Of what was everything
All the pictures have all been washed in black, tattooed everything...
All the love gone bad turned my world to black
Tattooed all I see, all that I am, all I will be...yeah...
Uh huh...uh huh...ooh...
I know someday you'll have a beautiful life, I know you'll be a star
In somebody else's sky, but why, why, why
Can't it be, can't it be mine

真っ白なキャンバスが 無傷の粘土板が
俺の前に広げられている
昔 彼女が俺の前にいたように
5つの平面すべてが 彼女の魂の周りを
地球を回る太陽のように回っている

俺が味わい 呼吸している空気が入れ替わってゆく
俺は彼女にすべてを教えた
彼女は身につけていたものすべてを 俺にくれた
そして今 俺の辛辣な手が雲の下で震える
すべてでできた雲の下に

すべての情景は悲しく
すべては真っ黒く塗りつぶされる
入れ墨がすべてを塗りつぶした

俺は外を散歩する
そこで俺は 数人のガキに囲まれる
ガキどもの笑いを感じ 俺の怒りが燃え上がる

よじれてしまったすべての考えが
俺の頭の中でグルグル回っている
太陽は なんて早く沈んでしまうんだろう

いま俺の辛辣な手は 割れたグラスを撫でている
俺の世界を真っ黒にした入れ墨のように
それが俺のすべてさ
わかっている 君は将来美しい人生を送るんだ
君は 誰か他の人の空の星になるんだ
でも なぜ なぜなんだ?
なぜダメなんだ?
なぜ俺の空の星になれないんだ?
なぜ?……


歌詞は公式サイトのもの、対訳は歌詞カードのものです。

暗い内容の歌だと思っていたのですが、改めて歌詞を見るとその暗さ、絶望感に驚きます。
動画でもエディ・ヴェダーが苦悩しながら歌っている感じでした。映像からすると初期の頃のライブのようです。

真っ白なキャンパスと手つかずの粘土板と黒く塗りつぶされることが対比されています。
彼女との関係は真っ白なキャンバスに描いてゆくようなもので、そこに二人で築き上げたものや二人の未来を描いてゆくことができたはずです。

しかし、その将来は失われ、絶望で黒く塗りつぶされてしまう……
予想していた輝かしい未来はすべて失われてしまいます。

歌詞の内容からすると振られたというよりは主人公側の問題、精神疾患ではないかと思うのですが、それのせいで別れることになったような気がします。

頭の中では別れることが最善であることをわかっていながらも認めることができない、なんでこうなってしまったんだという苦悩が感じ取れます。

グランジ/オルタナ以前のロックというとラブソングが中心、女の子とパーティーとといったリア充&DQN的な歌詞が多かったのですが、そうしたロックとは一味違う歌詞が若者の共感を呼び、パールジャムは高い人気を得るようになっていった感じがします。

次はAliveを取り上げる予定でいます。

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2011-02-17 00:10 : Music : コメント : 0 : トラックバック : 0
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