花咲くいろは 第10話 「微熱」

「知ってます? 性的な言葉とかを聞くと、脳が活性化して活力がわくっていう学説」
熱を出している緒花がエロい
倒れる緒花。長い棒を持って走りながら振り回していました。
高いところについているほこりでも取っていたのでしょうか。
早起きして掃除を頑張っていた緒花でした。
なぜ渡り廊下で倒れていたのか。みんちは何か知っているみたいでしたが。
ドラマ HOTEL のネタが。
携帯電話の音で目を覚ましますが、その音はTVの中でのもの。
でも実際には目を覚ますほどの大音量なわけはないので、その音が早起きしていた朝の出来事、倒れる前の回想シーンへと繋がります。映画やドラマでよく使われる手法です。
早起きして掃除していた緒花。
そこには若かりし頃の女将の写真が。
焼き物の練習をするみんち。今日始めて焼き物をやると言っていたので、これが過去のシーンであることがわかります。
TVのドラマの音が出てきたところで再び現在のシーンに。
新作の原稿を持ってくる次郎丸さん。
「濡れ濡れ女将、鉄火場始末」
まさかの女将さんもの。
飾ってあった若かりし頃の女将さんの写真を見て妄想したのか。
気がつくと次郎丸さんはいなくなっています。
朗読の時に次郎丸さんがTVを消したのでつける緒花。
TVではなぜかイギリスの原子力潜水艦、トラファルガー級のことが。
時間は12:40 お昼のメニューのことを思い出す緒花。
手作りお粥を持ってきてくれる徹さん。
再び消される緒花。お粥をはぁはぁしている緒花に萌える徹さん。
こんな贅沢なダシをとった病人食は世の中にあると思うなよ」と言っていましたが、食べる直前にダシを入れていました。ダシを入れた後で火を入れると風味も味も落ちるので非常に凝っています。
みんちもいちごを差し入れしていたので、緒花のことで嫉妬しているわけではないみたいです。
これはチャンスとばかりにくっついています。
この近さゆえに顔が赤くなる徹さん。恋の熱に冒されているのか。
起きて仕事しようとする緒花ですが、着こなしが変です。
それに気がついたなこちによって部屋に戻されます。
緒花がいなくてもちゃんとやれている、緒花が来る前もそれでやれていたと。
休んでいてもらうために言った言葉ですが、わたしがいなくてもやっていける? と考えてしまう緒花。風邪で弱っていることもあってネガティブに捉えてしまいます。
徹さんが消したTVをなこちがつけます。
時間は14:15。TVショッピングをやっていました。
14:50 再び起きる緒花。
女将さんによって消されるTV。
また布団に戻されます。
次郎丸さんの小説のことを思い出しているし。
神社の夢を見る緒花。
夢の中で考ちゃんと再会。
先回はすれ違いでしたが、夢の中で会うことができていました。
帰って来いよ緒花。お前がいなくても大丈夫だと考ちゃん。
謎なのがこのカット。
この小さな女の子は誰なのか。きつねが一緒にいるのでこの神社の神様なのか。
そんな夢から覚めたら、緒花がこっちに来た時の考ちゃんからのメールを開いていました。
それに返信する緒花。
夢の中の考ちゃんのことを書いていますが、熱のせいか変な文章に。
魚の焼き方のことで怒られるみんち。
焼き物の初日の続きの出来事へ時間が戻っているようです。
ここで「緒花ちゃんが倒れた!」となこちが。
緒花のことを徹さんが心配していたのでその恨みからみんちがいたずら書きをしたように見えますが、これはそのことを悪戯心から想像しただけであって、実際に書いたわけではありませんでした。緒花のことを心配していたみんちでした。
明かされる渡り廊下の謎。
緒花は迷い込んだコウモリを追い出そうとしていました。
女将さんは「あんたたちで何とかしなさい」と言っていた。
「あんたたちって言うのはあんたとわたしとなこのことでなこはコウモリダメだからわたしとあんたのことでしょ」
わたしなんかいなくてもという緒花にかけるみんちの言葉。
「あんた一人じゃ無理なの。でも、わたし一人でも……あんたいないと無理だから」
TVつけないでよ、というみんちですが、なこちは目を覚ました時人の声が聞こえないと寂しいからとTVをつけようとするなこち。
お花が考ちゃんに送ろうとしていたメールを見てしまうなこち。
緒花が必要だから、その人の分もみんなで働く、早く帰ってきてと熱弁するなこち。
その勢いに緒花のことを大事に思っていることが表れています。
このいいシーンを邪魔されないようにお見舞いに来た若旦那と次郎丸さんを追い出していました。
再び夢の中で考ちゃんと再会。
ここが好き、ここのみんなが好きと答える緒花。
なこちの言葉はしっかりと届いていました。
次回は「夜に吠える」
お母さんが再登場。新宿のシーンがあったので東京に行くのか。
この間の覆面記者の記事が雑誌に載っているみたいだったし。殴り込み、助けてとは何なのか。
熱にうなされている状態の緒花の視線と、その緒花を見ていた人との両方の視点から描かれているので、非常に面白いシナリオ構成になっています。視聴している時に話が前後しているとかよくわからないと思うところがあるのですが、最後まで見るとそういうことだったのかとわかる作りになっています。
この旅館にとっていかに緒花が必要な存在なのかということが伝わってきます。
自分がいなくてもと考えてしまっていた緒花でしたが、みんなから必要とされ気遣われていることに気がつくことができていました。
この場所が緒花にとって大事なところになっています。
つけたり消されたりするTVの演出が面白かったです。
緒花が誰かと一緒にいる時にはTVは消されていました。
一人になる時につけられるTV。緒花が寂しくないように、一人ではないことを示すためのものでしたが、誰かが傍らについてあげることができるのであれば、ただの音であるTVなんかは必要ありません。
もう一度部屋に行こうとした次郎丸さんでしたが、原稿の厚さが倍くらいになっていました。
緒花を活性化させるために頑張ったみたいですが……
- 関連記事
-
- 花咲くいろは 第17話 「プール・オン・ザ・ヒル」 (2011/07/25)
- 花咲くいろは 第16話 「あの空、この空」 (2011/07/18)
- 花咲くいろは 第15話 「マメ、のち、晴れ」 (2011/07/11)
- 花咲くいろは 第14話 「これが私の生きる道」 (2011/07/04)
- 花咲くいろは 第13話 「四十万の女 ~傷心MIX~」 (2011/06/27)
- 花咲くいろは 第12話 「じゃあな。」 (2011/06/20)
- 花咲くいろは 第11話 「夜に吼える」 (2011/06/13)
- 花咲くいろは 第10話 「微熱」 (2011/06/06)
- 花咲くいろは 第9話 「喜翆荘の一番長い日」 (2011/05/30)
- 花咲くいろは 第8話 「走り出す」 (2011/05/23)
- 花咲くいろは 第7話 「喜翠戦線異状なし」 (2011/05/16)
- 花咲くいろは 第6話「Nothing Venture Nothing Win」 (2011/05/09)
- 花咲くいろは 第5話 「涙の板前慕情」 (2011/05/02)
- 花咲くいろは 第4話「青鷺ラプソディー」 (2011/04/25)
- 花咲くいろは 第3話 「ホビロン」 (2011/04/18)
神社や神様関係については疎いもので……
4話で迷子の神様の話が出てきたので、それと関係ありそうな木がします。確か狐のこともみんちが言っていたような気が。
スーパーナチュラルな展開になっていくのでしょうか。