花咲くいろは 第11話 「夜に吼える」

「わたしがぼんぼるんだから!!」
犯人と戦い、目一杯ぼんぼってくる
「Oh my god!!」
この間の覆面調査の結果が載せられた雑誌が。
湯乃鷺温泉はいずれも低い評価に。
これに腹を立てた緒花がいつもの行動力で動きます。
湯乃鷺シーラス
すぐ近くでライバルになる凄いホテルが工事中。
今回の注目点として倒すべき敵、ライバルが登場しました。
てっきり福屋がそのポジションだと思っていたのですが。
評価に納得いかない緒花は出版社に殴り込みを。
「ぼんぼる……喜翆荘を守るためにぼんぼるんだ! わたしが」
ぼんぼるとはぼんぼりまつりでのお願い。願いをかなえるために自分で頑張るの意味。
当面の敵は出版社。誰がこんな記事を書いたのか追求します。
その記事を書いた悪の権化は ……緒花、わたしがお前の母なのだとばかりに母親が登場。
真相と社会の厳しさを語る母。大人の事情が絡んでいて喜翆荘に悪い点数をつけたがっている人の意向に従うことに。
例のホテルのオープンに向けての高度な情報戦が。マスコミはスポンサーに弱いし。
でも、頑張れば報われるというのが緒花の考え。そういう世の中の汚いやりかたに当然納得できません。
それで取った手段が抗議デモ。どうしてこうなったのか……これは痛い
考ちゃんからのメールでバイト先の池袋の本屋に。ジュンク堂です。
池袋を隣の駅と緒花が言っていましたが緒花が居たのは新宿に見えたので埼京線で一駅ということか
バイト中にラブコメしている考ちゃん。
それを見て緒花が崩した本のタイトルが「会えてよかった」だというのが面白いです。
目覚めよのプラカードを持っています。
緒花が戦うべき相手は母親だけでありません。恋のライバルが。考ちゃんには目覚めてもらう必要があります。
この掴み方!
二人の関係がわかってしまいます。
母親には抗議し、自分の気持ちをぶちまけた緒花でしたが、考ちゃんに対しては何も言えず逃げ出してしまいます。
追いかけてきた考ちゃんとファミレスに。ジョナサンです。
コーラと紅茶を混ぜたジュースをつくる緒花。るんちゃんの炭酸ミックスには負けますが。
コーラーの炭酸がキツイからということで紅茶で割っています。
はるか昔、コーラーと紅茶を混ぜたようなジュースのジャズインというものがあったのですが……
「コーラなんかに負けるなよ」という考ちゃんの言葉を受けて、例のバイト先の女の子のことを尋ねます。紅茶で割ったようなきつさを和らげた聞き方でした。
自分もちゃんと告白の返事をしていないことに気がつく緒花。
バイト先の子は考ちゃんの手を掴んでいましたが、緒花と考ちゃんの間ではその手が掴まれることなく離されてしまいます。この手の描き方が今後の関係を物語っています。
これ以上考ちゃんの背中を見たくないということで逃げ出す緒花。背中を見ているのは緒花にも責任があるのですが……
逃げる時に路上にぶちまけられる抗議デモの道具。
もう緒花には抗議する気力が無くなっていることを示しています。
逃げる時にフラッシュバックする今日の記憶。戦うのではなく逃げ出したい。その緒花の心境が描かれていました。
助けて考ちゃん! と叫びますが、助けに来てくれたのはミンチと徹さん。
次回は「じゃあな。」
考ちゃんの声なのですが!?
ついに緒花と例の店員との対決が。
徹さんとミンチはデートしてるし。
いかにも岡田さんらしいシナリオです。
今回は戦うべき相手、敵が示されていました。
旅館サイドでは新たに建てられるホテル。
記事を書いたのが母の皐月さんであることが明らかになり、緒花の家族関係にもスポットがあたり、親との戦いがありました。
それに加えて、恋のライバル出現で女の戦いが。
東京の出版社まで乗り込んで行って戦い、担当者にも母にも噛みついた緒花ですが、考ちゃんに対しては強く出れない緒花。緒花の魅力である強さ、絶対に諦めらない気持ちがどんどん打ち砕かれ弱くなっていきます。この辺の揺れ動く乙女心の描き方には流石です。色々とツッコミどころがあったシナリオだったのですが見せるところでは魅せていました。
そんな緒花に手を差し伸べるのがミンチでした。
一番重要で頼れる相手が家族でも考ちゃんでもなく一緒に働く友になっています。
一緒に戦ってくれるのはミンチと徹さんになるのか。
もう一つのテーマとして和解というものが示されていました。
緒花は絶対に許さないと母が言っていました。
色々と不満を母にぶつけ、母が手を差し伸べてもそれを拒絶していました。
皐月さんとの和解がテーマになりそうです。
緒花のお願いは喜翆荘に来て、そこで見たことを記事として書いてもらうこと。喜翆荘が素敵な旅館であることをわかってもらうこと。
緒花と和解して喜翆荘に行くということは皐月さんと女将さんとの和解も示唆されます。
実家と女将さんに良い印象を持っていないようですが、この二つの親子の仲直りが終盤に向けて示されることになりそうです。
和解ということなので緒花と考ちゃんもなんだかんだありながらも上手くいきそうな感じがします。
今のところは悪い予感しか示されていないので、書店のことくっつくことになるのはほぼ確定みたいですが、最終的には緒花×考ちゃんのカップリングになると思います。2クールあるので恋の方も紆余屈折がありそうです。
次回で東京編は終わりなのか。
「じゃあな。」をどんな状況で使ってくるのかが楽しみです。
追記:
■ 古の街~いにしえのまち~ : 【舞台】花咲くいろは第11話で登場するファミレスはジョナサン小平店?
例のファミレスはジョナサン小平店みたいです。
近くにPAの事務所があるということなので、スタッフが利用しているのかもしれないですね。
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