Steins;Gate 第14話 「形而下のネクローシス」

「行こう、まゆりは大切な仲間よ。わたしだって助けたい」
無論だ
まゆしぃは何度も死ぬ。
この世界線ではまゆしぃが死ぬことが確定してしまっているのでSERNから逃れても何らかの方法で死亡してしまいます。
それで元を叩こうとシャイニングフィンガーを呼び出し。
立場はラウンダー。任務はIBN5100の回収。
「君たちは知ってはいけないことを知った」
「タイムマシーンを作り上げた」
「世間に公表しようとした」
この3つの理由でSERNから工作を受けることに。
萌郁の指令はFBから来る、萌郁にとってFBはすべて。
FB関連はもう少し後で明らかになります。
拉致されて19:30のラボ襲撃時間に。
最初の時と同じく死亡するまゆしぃ。
タイムリープできてもまゆしぃを助けることはできません。
「あんたタイムリープしてきたんでしょ」
助手は知っていた。
「人間は根源的に時間的存在である」
「ハイデガーね」
12話の会話と繋がります。
狂気のマッドサイエンティストのポーズ。
まゆしぃを助けるために一人で戦い続けてきたオカリン。頼もしい味方ができます。
二人が手を取り合うことによってまゆしぃを救う道が開けることに。
笑顔で手を差し出すクリスティーナと、オカリンの手を掴むシーン。アニメならではの名場面です。
まずは今から5時間ほど前のタイムリープマシーンの完成直後までタイムリープ。
そこでみんなを完成して、助手に助けを求めることに。
「わたしがいま一番欲しいものはマイフォークである」
合い言葉はマイフォーク。
「5時間前のわたしはさあ、知らないんだよね? あんたが『紅莉栖』って読んでくれたこと」
涙目でそう言う助手が可愛すぎる。
そして運命のタイムリープ。
「はいはい、ワロスワロスw」
しかし、俺は5時間後の未来から来たと言っても信じない助手。
「恨むぞ、5時間後のわたし……」
それでマイフォークの話を。
ちなみにマイフォークが欲しいというのはラボでカップ麺を食べる時のための自分のフォークが欲しいということです。それを言うとラボにずっと居たいということが明らかになってしまうので、恥ずかしくて自分からは言い出せないというクリスティーナの乙女心が表れていると解釈しています。
その話を外で聞いていたバイト戦士。
まゆりを死に追いやっている本当の原因を探ることに。
「世界を救うにはたどり着かないといけないんだ。ダイバージェンス1%の壁を越えて、β世界線に」
それを目指すのがこの作品の真の目的。
ダイバージェンスメーター。
今は0.337187なのでDメールで過去を改変しているうちにかなり遠ざかってしまっています。
今のα世界線ではまゆりの死は確定しているので何をしても結局は死ぬことに。同じ理由でオカリンも生き残ることができています。
それを回避するためにはこの世界線を超えてβ世界線に移動する必要が。
本来は移動することができない世界線も世界に大きな事件が起きてその選択によって未来が変わる世界線の分岐が生じることが。
湾岸戦争の1991年、2000年問題の2000年、タイムマシーンが開発された2010年。
「わたしは2036年から来たんだ。わたしがタイムトラベラー、ジョン・タイターだよ」
ついにジョン・タイターの正体が明らかに。
変わってしまった世界線を元に戻すためにタイムマシーンで過去に旅立ったのが鈴羽でした。
世界線がこのままだとオカリン、クリスティーナ、ダルはSERNの拉致されタイムマシーンの完成を手伝わされることに。それによってネット上でタイターが言っていたようにSERNは世界を支配し、ディストピアが。
その運命を変えようとする鈴羽ですが、父親に会おうとして2010年に寄り道することによって……
ということは次回が鈴羽エンドになるのか……。楽しみです。
きょうのまゆしぃ。
アニメの方が死のバリエーションが多かった感じが。
ゲルまゆもやってくれました。
ゲームだと確かタイムリープ後にまゆしぃに電話しないでいるとこの画像が送られてきます。
例の赤いゼリーなどの警告メール画像が実行されてしまうことに。
Steins;Gateで3本指に入る鬱シーンです。
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テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック
今まで軽々しくラボメンと向き合ってまゆりだけを大事にしていればそれで良かったという岡部の意識と大きく違い、幾つ世界線が変わろうともラボメンに対する変わらない想いと実験に対しての覚悟を紅莉栖から聞かされ、岡部はそこで初めて自分が孤独でありながら孤独ではないことを知り、そして握手をした。
短いですが今まで見た中で最高のカットです、あれこそがテキストだけ原作では絶対に味わえない「間」です。
なるほど。抱えている問題の重要性ゆえのオカリンの優しさだったのですね。
ゼリーや人形のクビのメールが送られてきた時も自分だけで処理しようとしていましたし。
先週くらいまではまゆしぃがメインヒロインでしたが、ここからは紅莉栖がメインヒロインという感じになりますね。助手ではなくて相棒、ともに運命を切り開くためのパートナーという感じになった気がします。
ここからが熱い展開になるので楽しみなのですが、残り話数だけが心配です。