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Rewrite 感想 8:○○○○ルート&Rewrite考察

Rewrite 初回限定版Rewrite 初回限定版
(2011/06/24)
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Rewrite 091

Questを埋めるために攻略サイトを見たら、クリア後に解放されるルートがあることを知りました。

コンプしたので再び Rewrite(リライト) 考察を。ネタバレ注意です。



隠されたルートに入るためには、Questを埋めることが必要。
Questは朱音ルートやり込みでほぼ埋めることができました。

ポイントとしては
10/7まっぴー:深夜の学校の池で、ネタ「僕が本当の超能力者」ゲット
1-Cの教室に入る前に廊下を調べて、ネタ「オッサン軍団」ゲット
部室に入る前に階段付近を調べて、「七不思議5 階段が怪談」ゲット

10/11まっぴー:吉野と会話する前に左側の階段を調べ、七不思議5の階段をゲットして井上に報告。
「七不思議3 ベートーベン」もゲット。
無限廊下を戻る際に廊下を調べて、ネタ「オッサン軍団」を記事にする。そうすると10/15に井上から、ネタ「人形遣い」をもらえます。

10/16まっぴー:2Fでルチアと1回話してオレンジにした後で階段を降りて1回の階段を調べて、ネタ「七不思議 8」をゲット。

10/17まっぴー:街でちはやを選択後、公園にいる、WG風祭と話す。「僕こそ正真正銘の超能力者です」ゲット。

10/21まっぴー:フォレストの近くにいるゴッスリさんと話す。ネタ「超&霊能力者詰め合わせ」ゲット。そして、10/27でラプラスを受け取らないを選ぶ。

10/30:「街中に謎の建造物」を選択すると。2回の屋根から「七不思議 6」をゲットできます。

朱音とのイベントで入手したネタやオカ研イベントで入手した七不思議を選択する時に、セーブロードしてネタを消化してゆくと朱音ルートで効率よくQuestを埋めてゆくことができます。


Friendも空きが多かったのですが、クリア後に解放するスクモンイベントがあります。
10/3のまっぴー:右端で伝説のスクモンをゲット。
10/7まっぴー:1-C到達後、階段を昇り、スクモン少年と話す。
10/11まっぴー:吉野と出会う前の廊下でスクモン少年と話す。
10/17まっぴー:ちはや選択後、右下茂みの子供と会話。
ちなみに選択前だとさすらいの男と友達に。これでQuest30友達100人を達成。
11/6、まっぴー:スクモンゲット。森をまわってバトルするとFriend85-90を埋めることが。チャンピオンとの熱いバトルが。これでFriendは67、100以外はコンプ。(67は10/4でのまっぴーで後日回収。Friendは100人を達成していれば大丈夫なようです)


ついでに10/16で小鳥を追いかけて、Quest26の種まきイベントもクリアすることに。
10/16:校内:3箇所
10/17:町内:3
10/21:路地:3
10/24:ローブの男を監視後、魔犬から追われる途中で1
10/25:町内:1 (アイテム収集をした後でゴミ捨て場をクリック。さらにアイテムを集める)これでコンプ。

残るはQuest29 BADEND
共通ルート: 10/31までにルート確定させない。「世界」を選ばずに会長ルートを狙うのが楽か。
ちはやルート:魔物戦で3つ。「かわす」、「本体を叩く」、「無謀だが強化する」
静流ルート:「今のままで奥へ行く」
Terra:鍵を逃がす以外の選択肢。
これでQuest28以外が埋まります。


ついに会長とのおっぱいの約束がなされる時が来ました。
Rewrite 036
会長ルートで頑張ったのに報われず落ち込みましたが、おっぱいのために時間と手間をかけてクエストをコンプしました。ついにその努力が報われます。

ルートの入り方ですが、条件を満たした状態(Quest28以外を埋める)で朱音ルートを11/7まで進めます。
11/6の時点で未読が発生し、11/7のネタ探しイベントの後で、再び未読が!!

Rewrite 085
これで念願の会長のおっぱいが!!!

Rewrite 086
でも脱いでくれないし……。これが全年齢ゆえの束縛か。

これでQuest28を達成。CGがないなんて……。この場面のアニメーションを作成してくれていたら……

その先もストーリーが。
「匂いをかぐ」、「感触を思い出す」、「わきわきする」、「指をなめる」、「おっぱいは世界を変える宣言をする」という紳士な選択肢が。

Rewrite 087
そうすると篝が出現。

Rewrite 088
壮大なエンディングへ。

Rewrite 090
これがある意味、真のハッピーエンドと言ってもいいのでは。

興味深いのは篝が「よくない記憶」と感じながらも、おっぱいを愛する紳士たちによって一致団結、世界は明るくなり、おっぱいに対する愛によって社会秩序も保たれています。みんな仲良く幸せです。

おっぱいっぽい惑星が発見されることによって宇宙技術も発展。
それによって篝の願いは達成させられる見込みが。
おまけだと思っていたおっぱいルートでしたが、篝が目指していたものを理解する助けになっています。




コンプしたので再考察を:

個人的な考察なのですが、おそらくrewriteの物語が始まる(本編開始)時点で、瑚太郎達の生きている星は、既に月だったのではないでしょうか。

本編以前に、地球は人類の資源浪費によって滅亡寸前に陥り、地球篝がアウロラを資源の豊富な月に移動。
月篝は、アウロラを元に長い年月の末、地球の生態系を再現。
しかし、月でも人間は資源を浪費し、さらには個別ルートでの通り、月篝に良い記憶を見せられず、今度は月が滅亡のピンチに。

moon編での試行錯誤の結果、かつての地球に人類が居なくなったことで、地球の資源が僅かながら回復していることに、月篝は気付く。
月篝は最後の望みとして、完成させた理論を、アウロラに乗せて地球に返す。(moon編最後の映像)

terra編では、理論に導かれた瑚太郎の活躍により、新しく魔物を資源として活用する試みが発明され、地球の滅亡を回避できる可能性(良い記憶)が示される。(terra編で刺されたのは、地球篝かと思われます。)
数年後、魔物となった瑚太郎は、ヒロイン達に呼び出され、かつて月に残された月篝に会いに行く。(EDの光の玉は、月に飛んでいく瑚太郎達ではないでしょうか。)
月では、人類が居なくなったことで資源が回復し、新たな生命の芽が…。

と、いった感じで終わったのかなー、と解釈しております。


このオルタさんのコメントが理解の助けになりました。
普通にプレイすると各ヒロインルートの後の世界がMoon編に感じますが、実は本編は既に月でスタートしていたのでした。共通ルートも月での物語です。

Rewrite 092
Memoryでのかがりんの説明。
これがRewriteという作品を理解する点での大きな助けになります。
命に宿るアウロラは手つかずの資源を求めていることが。
地球にアウロラが来ることによって、生命が誕生し、人類が生まれます。

でも地球はやがて資源を使い果たしてしまいます。
その最後の滅びの時点で資源が使い果たされていたので、鍵による滅びの後の再進化できない状況に。
それで、地球のアウロラは再進化の可能性を探るために、手つかずの資源が残っていた月に。
地球での模索は失敗したので延命措置として月に逃れることに。そこで滅亡を回避するための道を探すことにします。

その地球の滅びの前にも、鍵による人類滅亡と再生が起きていました。
その滅びの生き残りが前人類で、風祭市には前人類の建造物が遺跡として残っています。石の町で生活していたのが滅びを生き残ったドルイドでは。
咲夜のリライターとしての物語もこの前人類時代のものと思われます。地球で力を使い切り樹となって眠っていたので、咲夜は月には来れない状況でした。
この石の町が次の歴史で発見され、ガイアに奪われ人口来世として使われようとすることにより、問題は複雑化してゆきます。

コタローやヒロインたちも最後の地球の歴史を生きていました。
その歴史、地球の篝に記憶されていた情報を元に月での歴史が始まります。
(アウロラが移動する際に、地球での記憶は忘れています。復活した篝が以前の記憶を失っているのと同じ状態です)

Rewrite 093
Moonがスタートする地点で既に月には地球の文明を元にした世界が造られていました。
つまり、Rewriteのスタート時点でコタローやヒロインたちは既に月にいたわけです。
コタローをつけ狙っていた幽霊は「月の篝」と書かれているので、既に舞台が月だったことがわかります。

月にアウロラが流れることによって「庭の……ブンメイ」、地球を元にした文明が月に生まれます。
月にも命が宿ることに。
月が地球よりも小さく表面積が乏しいため、月ではアウロラの密度が増し、多重世界に。
それによって月の篝は、命の論理を探すことができるようになります。
これがMoonのスタート地点の状況です。

コタローは風祭市で地球の篝と接触していたので、 月の篝に引き寄せられ、やりなおしたTerraでの人生で地球の篝と再会することに。これがMonnでの「いつかまた君と会いたい」か。

しかし、今度は月が枯渇してしまいます。
各ヒロインルートは月の多重世界ならではのシミュレーションみたいなもので、地球の滅びを回避するための方法を探していました。

その頃、地球環境が回復したので、もう一回地球で命を誕生させることができるように。
この時スタートした地球の歴史は月に移動する前の歴史、設計書の記録がベースになっているはずです。

それによって生まれたのがTerraの世界です。
しかし、資源が不足している状況なので、よい記憶を集めることができなければ、そこでお終いです。

そうならないため、月の篝は理論を組み立て、コタローがよい記憶を集めることができるようにサポートを。
地球にも月にも再スタートするための資源はありません。資源が残されている宇宙を目指すのがこの時点の最善の策でしたが、加島桜の介入によって、宇宙を目指す前に滅びが起きてしまうので、何度もシミュレーションしても詰んでいました。(加島を介入させないための道を探ったのが各ヒロインルートかもしれません。


Moonでコタローが月の篝に出会った時、地球の篝のことを思い出しそうになります。(この時のコタローはここが月であることを認識していませんでした。地球での記憶をベースに月の世界が構成されていることを示しています。Moon終盤でも地球をダメにしたこと、月でやり直しをしようとしたことを思い出していました)

このMoonルートはコタローが「座標」と言っているように、月の多重世界の中の、1ルートですが、篝が丘にいるのが本来の月の歴史、オリジナルだと思われます。ヒロインルートは篝によるシミュレーションみたいなものだったので、オリジナルルートに来た時に「座標がずれている」と感じたのでは。

このMoon開始時点では月は滅亡状態に。
それで月の篝は資源が回復していた地球にアウロラを返し、地球が滅亡を回避する可能性を探っています。

リライト能力によって命の理論を読むことにより、これまでに起きたことを理解するコタロー。
理論を完成させるまで篝を守るために関係者を設計書から呼び出します。

この時、コタローが20歳くらいに見えるということでしたが、これがTerra開始時点でのコタローの年齢でもあり、地球での滅びの時、月にアウロラが流れたた時のコタローの外見であると思われます。
コタローはオカ研復活ということで学生時代のヒロインたちを呼び出しますが、この姿が設計書に記録されていた最後の姿であるとも考えることができます。地球が滅亡寸前になり、月に向かった時の記憶時点がこの姿なのでは。

本来のオリジナルの地球の歴史ではコタローとヒロインたちは10歳ほどの実年齢の違いがあります。
これがTerraルートでヒロインたちが子供である理由です。
しかし、コタローは魔物化によって年を取らなくなり、ガーディアンの記憶操作による空白の時間、Terra BADENDでの入院などの時間が経つうちに同年齢の姿に追いつかれています。

オリジナルの地球の歴史では咲夜は存在していなかったので、設計書から呼び出すことができませんでした。
Terra終盤でコタローが魔物化し、樹になることによって咲夜は解放されますが、月が多重世界なのでMoon終盤に戻ることができたのか。

アウロラと共に理論を送り出す時、本来の既に枯渇した月の姿をコタローは目にします。
地球の延命を図るために流れてきたアウロラで地球を再現する月の篝。
月は地球とは違い、命が育まれなかったので、月での「庭の文明」は月の篝にとってつかの間の夢でした。

月の篝は多重世界でガイアに捕まってしまったようです。
小鳥ルートでは静流によって殺害されましたが、それ以外ではガイアに捕獲されていました。だから加島桜はその力を使って理論を完成させようとしたオリジナルの篝を攻撃することができたのでは。

Rewrite 082
Terra終盤で月にも芽が生えていました。これは月の文明が終わった後で月も回復途中であることが示されています。
やがて月でも命が芽生え、月の篝のとっての夢が叶うことが示されています。
ひとりぼっちの時も終わることになりそうです。
地球を助けるために祓った月の篝の犠牲、愛は報われることに。

-理論が完成した時に地球にアウロラを返したとも想定できますが、Terraが傭兵時代からスタートしていたことを考えると、月が枯渇しそうになった時点で、すでにアウロラを返し、前回の滅びの時の歴史が既に再スタートしていたのでは。各ヒロインルートの終演の絵が登場していたので、各ヒロインルートでのシミュレーションの失敗も資源を消費し、月の枯渇に影響を与えていたはずです-
という仮説も立てたのですが、Moonラストで地に満ちるところから始めようかということだったので、地球の歴史の最初からスタートしたみたいです。


Terra編で大きく歴史が動いたのは、森での作戦中に朱音を助けたことです。
以前は小鳥ルートの時のようにこの時にコタローは大怪我をして、小鳥によって篝のリボンを使って修復、魔物として甦っていました。
それでコタローはTerraではオーロラを使うことができず、リストカッター、汚染系の能力とアクセルだけで戦います。

Rewrite 094
地球の篝と再び接触することに成功。
この際に「逃す」以外に「確保する」「排除する」ことを選べるのは月の篝の嫉妬なのか。
それともコタローの意思で篝を選ぶことを望んでいたのか。

ここで「逃す」以外を選ぶとTerra BADENDに。
小鳥によってコタローは復活します。小鳥ルートの時のように篝のリボンによって魔物化されたはずです。
長い入院生活、記憶の混乱。ガーディアンによる記憶操作。
こうして自分も魔物化したルートもあったことを考えると、Terra終盤でコタローが小鳥の両親をもう人ではないと射殺したことが皮肉に感じてきます。

Rewrite 095
この後の出来事が初回特典の設定集の小説に載せられています。
この後、コタローはTerraの世界で滅びを迎えるまで、巨通ルートや各ヒロインルートのような日常をシミュレーションではなくリアルに地球で経験することができたはずです。

Terraルートでも加島桜の介入によって鍵の発動が早められ、詰んだかのように見えますが、篝を助けたいというコタローの強い願いが、宇宙開発ではない解決策を展開させます。

コタローによって朱音、小鳥は保護。
西九条によって5人の少女が助けられたことが示唆されています。
咲夜に替わって魔物化するコタローですが、小鳥たちが助かることによって、復活の道が開けていました。

Rewrite 076
地球の篝を追いかけて例の丘で見つけます。
良い記憶を見せていましたが、時間切れで間に合わなく。
それで篝を殺すという最後の手段を。
これが完成した理論の結末。

力を使い果たしたコタローは丘で巨木に。
月に向かって伸びています。篝を求める気持ちがそうさせています。

Rewrite 096
成長した5人の少女によって召還されるコタロー。
コタローが公開した技術によってこの世界では魔物との契約が普通に。

契約後にテストを兼ねて5人の少女と月を目指します。
あの光はアウロラとなって月に行くコタローたちの姿ですね。

Rewrite 097
井上の後ろ姿が!!

Rewrite 099
しまこも健在です。
ガーディアンの連中と一緒にいるので、ガイアとガーディアンが手を取り合って生きる世界が実現しています。

Rewrite 098
月でもやがて命が生まれることが示唆されています。


ということで再考察し、MoonとTerraを再プレイすることによって、ようやく全貌を理解できたような気がします。
まだ間違っているところがあるかもしれませんが。
一度プレイしただけでは理解できないほどの深さがRewriteにはあります。

地球の再生がテーマになっているように感じます。
やがて来る地球の枯渇という、近い将来に起きそうなことを題材として選んでいますが、やがて再生する、そのための道が残されているということが掲げられています。
終末論的な思想が出てきますが、諦めるのではなく、滅びを回避するための道を模索し、新たな世界を生み出すという希望を示しています。

こうして色々考察できるところが面白さの一つになっています。
プレイ中の感想を読み返すと色々と勘違いしています。
非常にスケールが大きく、宗教的哲学的な側面も大きいですが、全体を理解することによって色々と見えてくるものがあります。

1ルートをクリアした時点でそれほど面白くは感じないとしても、この世界観とテーマを理解し、コンプしてゆくことよって評価が高まってゆきます。

各ヒロインルートがシミュレーションであり、物語の本質ではないというのが斬新でした。
Moon、Terraを見ると田中ロミオさんが凄い才能の持ち主であることがわかります。

この完成度の高さ、取り上げたテーマの深さを考えるとRewriteは傑作として評価されるべき作品です。
理解するにつれて評価を高めることができます。
Key作品としてプレイすると、肩すかし感を最初は感じるかもしれませんが、すべてを終え考察する時に、凄さがわかる作品で、一般的なギャルゲとは方向性が違っています。

今度は各ヒロインルートを再プレイしてきます。


Rewrite 100
スパイラルスプリング CINQ|札幌散策
ここがモデルなのか

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2011-07-12 23:26 : Rewrite : コメント : 2 : トラックバック : 0
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どうもママシュと申します。
今私はRewriteの考案をしているブログを探しています。

このブログのRewrite記事を見させてもらい、すごいと思いました。
私のブログではKey作品の考案を主にやっています。

もしよろしければ相互リンクお願いします。
2011-07-13 18:25 : ママシュ URL : 編集
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かなり分かりやすかったです!

ありがとうございます。
2014-09-18 19:01 : てん URL : 編集
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