Junk Head な奴ら花咲くいろは　第18話「人魚姫と貝殻ブラ」

花咲くいろは　第18話「人魚姫と貝殻ブラ」

「だって、地上は怖いもん……わたしにとって家は海の中と一緒なんだと思う」

創作物にありがちな両親不在の家かと思ったら、両親健在でした。
隣室で教育論について熱く語り合っていますが、親として先にやることがあるだろうとツッコミを入れたくなります。お母さんは新井里美さんですね。

なこちが妹に読んであげるのは人魚姫の絵本。
王子様に恋した人魚姫の悲しい恋の物語です。
難破した王子を助ける人魚姫は、王子に会うために魚の足を人間の足と変えるために魔女から薬をもらうのですが、曽その代償として声を失ってしまい、自分が助けた人魚姫であることを伝えることができず、王子は別の娘を命の恩人と勘違いしてしまいます。

でも、なこち人魚姫は王子をスルー。
なこちにとって地上は怖いものでした。
地上の人間である王子とも関わろうとしません。

「そう、地上は息がしづらくて……」
人と上手にコミュニケーションがとれないなこちでした。

お客さんから見頃の花を聞かれても知っているのに上手に答えられません。
それで代わりに丁寧な地図を書いてあげます。

いつもより多いなこちの給料。
画面では\34,000に見えますが。専属仲居として雇ってあげたいです。

それが期待の表れだと思うなこち。
それで変わろうとするなこち。
結菜の「お金は人を磨いてくれる」の言葉を聞いてお金を使うことに。買い物に行きます。
みんちは甘鯛を買うのか……

買い物先は金沢の香林坊にある大和。

二人で試着。
同じものを着てもこうも違うとは。緒花はドヤ顔ですがｗ

結菜コーディネイトによって大人な感じに。衣装で変わろうとします。
あのお給料で全部買えたのか。

「そういえば、緒花ちゃんも友達いなさそうだもんね」
良い意味で友達いなさそうって……毒舌キャラだったのか。
こういうキャラのあいなまさんは最高です

「都会という名の砂漠……かぁ」
自由に泳ぎたいなこちでした。

みんちと緒花は甘鯛に

期待に応えることができずにおぼれそうになるなこち。
変化するのは簡単なことではありません。
それで家にいる時のような自分のままで外でも過ごそうとするなこち。

カメラのレンズがCANONではなくてCANANになっていたのにはﾜﾛﾀ。CANAANにして欲しかったですが。
いつも通りにしようとして失敗していました。

お客様からの感謝の手紙が。
なこちらしい働きが評価されていました。

褒められて満面の笑みでの空中クロール。
「なんか、なこキモイ」
「きなこモチとキモなこちって、ちょっと似てるよね」

「それでもわたし地上を目指す。なんだか今ならどこにだって泳げそうな気がするから」

次回は「どろどろオムライス」
文化祭。学校サイドの話か。
ドロドロした展開になったら自分的には最高なのですが……。マリーに期待です。

マリーが脚本だと違いますね。
変化したい、成長したいというなこちの気持ちが描かれていました。

人魚姫の物語に現れていた、なこちの変身願望。
人魚姫が地上を目指したのは憧れの王子様のためでしたが、なこちは王子様はスルーして自分を成長させるために地上を目指していました。

海の中という自分の殻に閉じこもっていたなこち。
自分を変えたいために始めたバイトですが、家の中では自分らしく振る舞うことができていますが、家から一歩出ると人見知りしてしまいます。内弁慶です。

それでも緒花の前では自分らしくできています。思いっきり毒舌でした。
人見知りの部分がないとちょっと痛い子に見えてしまいそうですが、それによって良キャラになっています。

今の自分を褒められる、評価されることによって自信を持つなこち。
さらに自分を変えてゆくことができそうです。

人魚姫の物語だと地上に行っても辛いことばかりだったのですが、いまのなこちなら大丈夫でしょう。
いつもの自分を出せる緒花やみんちもいることだし。
とりあえず王子様を求めてはいないということで安心です。

■ きなこもちのチロルチョコ普及委員会|茅原実里さんファンサイト
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実在しているんですね。