輪るピングドラム 第5話 「だから僕はそれをするのさ」

「あれは運命なんだから……あのノートにはわたしの未来が書いてある、わたしの運命日記なのよ」
てめえの腐った妄想のたれ流し、もとい運命日記とやらを渡しやがれ
5話は回想シーンから。
9年前の台風の夜、高熱を出す陽毬。
走って陽毬を病院に連れて行く父とそれを追いかける冠葉。
病院にはペンギンマークが。
久宝阿佐美が入院しているのもここでした。病院も生存戦略に関係していそうです。
あの帽子のことを(笑い)で済ませたのも誤魔化すためか。
「思い出した。わたし、見たんです! あの時彼が……」
彼という呼び方から冠葉である可能性が高そうです。
でも4話を見ると落ちた時、阿佐美は押した人物を見ていないようです。
阿佐美が彼と呼んだ人物、阿佐美を押した人物が誰なのか、同一人物なのか。要チェックです。
「嫌だわ、早く磨り潰さないと」
前回に続き繰り返されていた言葉。これも気になります。
夏芽が記憶操作しようとしているので重要な情報です。
TVのニュースで事故前後のことは何も記憶していないと。
そのニュースを無表情で聞いている冠葉。事件とは無関係に見えました。
訪ねてくるおじさん。こうしたカットに彼が好ましくない人物であることが描かれています。
この家を売ろうとしていました。
「お前たちの両親、もうここには戻ってこないよ」
意味深な台詞が。生きてはいるみたいですが、既に別の家庭を持っているのか。
表札の父と母の名をガムテープで消していたので、生きてはいるけど死んだものとして扱っている感じです。
それで金を工面すると冠葉。
苹果はパパと会食。注文したのはカレーでした。
「彼のことはまだパパに言っていない。わたしはまだパパの大切な宝物でいたいのだ」
そう言っているのにバックの絵では多蕗と抱き合っています。
それに苹果と多蕗のことを示していると思われる絵がなんでレストラン内にあるのか?!
幸せだった頃の家族の写真。
苹果にとっては大事な思い出ですが、父は余りよく覚えていません。
3人でお揃いのはずの携帯ストラップ……のはずでしたが、父の携帯には違うストラップが。
電話でも「よかったら娘さん、アオイちゃんもどうかな」と。父が別にも家族を持っていて、そちらの家族と水族館を訪れていることが示唆されています。
電話で話している時に天使の絵が。子供が生まれている(あるいはこれから産まれようと)ことが暗示されています。
苹果の頭上には死神が。苹果に不幸な結末が待ち受けていることが暗示されています。
高倉家にある写真も同じ水族館に見えますが、高倉家の方にはペンギンが。意味はあるのか。
ケーキ屋さんにはあの帽子を被った陽毬らしき人物が。ペンギンマークも。
各所で出てくるペンギンマークには意味があるのか。それぞれの勢力を表しているのか、単なるモチーフとして描かれているのかが気になります。
日記のページも所々が鏡文字に。
これにも意味があるのか。単なるミスなのか。
しかし、今日のディステニーはゆりによって先回りされていました。
やはり日記の内容を知っているようですね。
モンブランを踏みつぶす苹果!!
その後に降っていた雨は苹果が敗北したことを示しています。
Bパートで回想の続きが。
飛んできた窓ガラスから体を張って守る父。
電車の中で包みを受け取る冠葉。
相手は失踪した父では。左手で差し出していますが、台風の時に右腕を負傷したことが関係していそうです。
父に会う前のシーンでは国会議事堂、霞ヶ関が登場していました。父が反政府的な組織に属していることが示唆されています。それで不在、戻ってこないということが考えられます。
地下鉄サリン事件の現場となったのも霞ヶ関駅でした。国家の中枢ということで標的に。
冠葉と父の間には特別な絆がありそうです。お互い陽毬を守るということなら何でもしそうです。
晶馬は苹果の日記を借りようと。
晶馬も帽子の秘密を話しますが、電波扱いされます。
ここで生存戦略が。
今回は苹果も生存空間に。
今日の陽毬ちゃんは毒舌全開ですw ビッチってw
それでぶち切れて帽子をナイススロー!!
GOOD-BYE運送、いい日旅立ちってwww
陽毬はさやかちゃん状態に
トラックを追いかける冠葉。
追いかけるシーンが熱かった。普通なら死んでいますが。
ここで3度目の回想シーンが。
陽毬を助けることに成功。なにかを成し遂げた男たちの背中です。
父の背中にはあのマークが。この組織との関わりが示されています。
電話の相手はおじさん。
お金を振り込んだと。電車で受け取っていたのは札束でした。
袋にはあのマークが。
家を守ろうとしたのは父が帰ってくる場所を残そうとしているようにも見えます。
父の名前は「高倉剣山」。「夏芽真砂子」といい昔のスターの名前が。キャストには「伊空ヒバリ」もいたし。
終盤のシーンで使われていた音楽も昔風のものでした。
苹果父のストラップや病院にあったものもEDに登場しています。子供の頃の苹果の写真に写っていたカッパや熊も登場しているし。
次回は苹果メインの話なのか。
今回で一番気になるのはこのマークです。
夏芽真砂子と高倉剣山は同じ陣営なのか。
父の失踪、記憶操作といい怪しげな組織のようですが。
地下鉄サリン事件ネタを絡めてくるなら怪しげな宗教団体なのか。
「嫌だわ、早く磨り潰さないと」は組織の目的と関係しているのか。
高倉父は陽鞠の身に起きたことを知っていて、自分なりの方法で解決するために姿を隠しているようにも見えます。冠葉はそのことに気がついているのではないでしょうか。
苹果に関してはくらい予想しかできない状態に。
あの日記には自分の運命が書かれていると信じていますが、そうではなかったという展開になりそうです。
ゆりも日記の内容を知っているみたいですが、彼女はどこの陣営なのか。
「だから僕はそれをするのさ」ということで陽毬を守ろうとする冠葉の思い、覚悟が示されていました。
それぞれが守りたいもの、信じるものが描かれていきそうです。
いろいろと伏線らしきものが示されていたので今後の展開が楽しみです。
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