花咲くいろは 第19話 「どろどろオムライス」

「そうだね、文化祭がんばろう」
Let's Party
なこちの変化には目ざといし、緒花と談笑する徹さん。
それで嫉妬するみんちが可愛いです。
文化祭の出し物は「姫カフェ」
接客チームのリーダーは結菜、料理チームのリーダーはみんち。
最初は乗り気ではありませんでしたが、徹さんが来店するということでこの笑顔です。
なこちのクラスは美術の展示。
なこちはあまり楽しそうでないところが気になります。
徹さんが来るということで本気を出すみんち。
メニューが文化祭レベルではありません。普通の高校生には無理そうです。
教室でのガスの仕様が禁止されているということで焼き物は厳しいと。
おまけにオムライスをやりたいという要望が。
モブの女の子のレベルが高い。姫が二人だけとは思えないくらいです。
「押しつけられたのは委員のあなたも同じでしょ」
なこちは二人だけの文化祭という感じです。緒花クラスとは対照的です。
メニューを吟味した結果オムライスは没に!
オムライス派との間に一波乱ありそうです。
接客チームの衣装は喜翠荘のものを。
「かわいいです!」「もっともっと~」はゆかりんのライブを思い出してしまいます。
「だって……オムライスはキリトくんが好きなの。絶対に食べてもらいたいんだもん」
キリトくんは修学旅行でみんちがふった相手。
オムライスが女の戦いに飛び火します。
ユキちゃんは恋のライバル相手と一緒に頑張るために我慢していたようです。
「あのね、今は料理の話をしてるんでしょ! なんで誰が好きかとかそうした話になるわけ!」
微妙な乙女心を理解できないみんちでした。
「仕事と恋愛を混同するなんてサイテイ!!」
文化祭も仕事だと思っているみんちと恋愛オムライス派のユキと決裂
水野さんの絵はレベル高すぎ。
一般人向けではないです。
「ど、どおろ……どろ!? ……オムライス?」
わかりやすいというのでもコレです。
タイトルをつけることを頼まれるなこち……
次回は「愛・香林際」
学校サイドの話がこれまで盛り上がっていなかったので、今回の文化祭編はかなり楽しめそうです。
脚本的にも演出的にも力が入っていました。
みんちとなこち、違う意味でどろどろになって終わる所が実に良いです。
文化祭の出し物を決める過程が見物でした。
青春している中で、それぞれのいつもの職場とは違う成長をすることができそうな感じです。
オムライスを巡って紛糾するみんちの調理部門。
みんちは調理人を目指しているわけですから、文化祭といえどもプロとしての仕事をしたいと思っています。
自分で納得できないようなものは出せないはずです。
しかし、そんなことを考えて文化祭に参加している女子なんてまずいません。
文化祭というのは恋愛フラグを立ててそれを回収するためのイベントにしかすぎません。
それで「仕事と恋愛を混同するなんて……」と言ってしまうわけですが。
文化祭なので仕事ではないのですが、徹さんが来るということで認められるためにプロとしての仕事をしたいみんちなのですが、みんち自身、本気で文化祭に参戦する動機が恋愛絡みになっているというのが面白いところです。冒頭シーンで嫉妬するみんちを描いていたように、みんちにとっても恋愛が原動力になっているのは否めません。
仕事ではないから頑張れるという結菜とも対照的でした。
予告を見ると、オムライスに関しては親との思い出が関連していて、それがみんちを頑固にさせているところがありそうです。予告のフライパンをかき混ぜているシーンはオムライス用の卵を作る時の仕草です。
きっと緒花が動いて、両者にとって納得できる案を出してくれると思うのですが。
ホット・プレート、炊飯器、電子レンジでオムライスを作るとなると問題になるのは火力です。
卵もチキンライスも火力が必要です。ガスを使えないというのは致命的です。
しかし、裏技として炊飯器でチキンライスを作るという方法があります。
お米を炊く時に、ケチャップなどの材料を入れるだけでそれなりのものができます。
一番簡単な方法としては、パスタ用のレトルトパックのナポリタンなどのソースを入れて炊くだけでも十分いけます。
オムライスはパルフェをプレイ中に練習したのでw
女の子同士の考え方の違いからくる意見のぶつかり合いをしっかりと描いてくれていました。
てっきりマリー脚本かと思ったのですが違っていました。
クラスがイベントで盛り上がっているからこそ出てくる問題です。
冷めたクラスならみんちに一任してそれで終わりですが。
そうなっていたのがなこちのクラスです。
クラスを一つにまとめて何かをするというのは結構大変なことです。
ギャルゲやアニメの文化祭回のように盛り上げるのは簡単ではありません。
緒花のクラスと対照的に描いているところが面白いです。
そんな中で責任を引き受けてしまったなこちですが、美術部の人のサポート役とという感じで参加していたのに、突然、タイトルを決めるという決定を求められて困惑します。
責任者でありながらも受け身で参加していたなこちが責任のある決断を求められることに。
変わろうとしているなこちが、この文化祭という機会をどのようにいかしてくるのかに注目です。なこち頑張れ!
なこちのクラスも盛り上がるといいのですが。
美術部の水野さんは団地でしたね。これでスフィアが3人に。あやひーも登場してもらいたいです。
今回、学校側の駅が登場しました。
のと鉄道の能登中島駅です。
喜翠荘の西岸駅の次の駅になります。
今年のBOSSのCMでもその駅が舞台になっていました。
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