Steins;Gate 第20話 「怨嗟断絶のアポトーシス」

「コインロッカー……だいぶ前……IBN5100」
4日後、8/15。お前の死はこの世界によって決められている。
でも、まゆしぃは救ってみせると宣言するオカリン。
腕についたオカリンの手の痣を見て、オカリンの決意の強さを知る萌郁はIBN5100を保管した場所を教えます。
ゲームだとオカリンはバールでロッカーをこじ開けようとして警察に捕まります。
親がオカリンを引き取りに来るので親登場のシーンを見たかったのですが。
しかし、この世界線ではオカリンはIBN5100をゲットすることはできない……
FBの携帯から萌郁さんにIBN5100を回収しないようにDメールで指示して元の世界線に戻すことが先決です。
それでロッカーを張り込むオカリン。
萌郁さんも本当のことを確かめるために張り込みに加わります。
ミスター・ブラウンと綯の幸せそうな日常の一コマ……
原作ファンとしては胸が熱くなります。
刑事ドラマ風にあんパンと牛乳で張り込みをしていたのに、マックらしきものを食べているし。
FBからのメール。
M4はFBが名付けてくれた萌郁のコードネーム。
このメールの口調から萌郁はFBが女だと思い込んでいます。
回収されるIBN5100。
ラボを攻撃したラウンダーが登場。
念入りな尾行対策が。
まかれる度にタイムリープでやり直しを。それがカメラのシャッター音で表現されていました。
乗り換えと受け渡しを繰り返した後にたどり着いたのが出発点のアキバ。
IBN5100を回収したのはミスター・ブラウンでした。
今度はタイムリープして車を準備してミスター・ブラウンを追うことができるように。
IBN5100は成田からSERNのあるフランスに旅立ってゆきました。
結局、FBの正体はわからないままだったので、ミスター・ブラウンに直接聞いてみることに。
ゲームではクリスティーナは外の見張りに残るのですが。
これは綯関係を回収しないようにするためなのか……
ミスター・ブラウンから「M4」の名が。
FBはミスター・ブラウンでした!
悲惨な境遇にあったFBを助けたのがSERNだったというアニメでの補足情報が。
なぜFBがラウンダーになったのかが語られます。
萌郁を撃ち、自分の頭も撃つFB
ラウンダーは目的を達成すると消されることに。
でも自分が逃げると家族が始末される。
それで自ら死を選ぶFB。アニメでは綯は父の死を目撃しません。
お父さんの分も朝食を用意していました。
FBの携帯をゲットして萌郁にDメールを。
これによって萌郁のDメールを無効にすることができます。
世界線は0.571046に。
これによってIBN5100はルカ子神社に残ったままになり、無事回収。
これでSERNにハッキングして、SERNがオカリンの存在を捉えた最初のDメールを消せば元の世界線に。
しかし、最初のクリスティーナとの出会いの時のことを思い出すオカリン……
あの1話が重要な意味をもってくるわけです。
萌郁は裏切り者には死をということで射殺されました。
ゲームだと萌郁を生かすためにFBがそうしたことが示唆されるのですが。
死ぬ間際にまゆしぃを殺したことを許して欲しいと懇願し、それを許すオカリンなのですが、「ゴメン」だけに。
どうしても憎まれ役になる萌郁さんは残念な扱いに。
IBN5100を回収することによって、まゆしぃと紅莉栖のどちらを助けるかという重い選択をオカリンは迫られることに。
この終盤の熱い展開をアニメでどのように再現してくれるのかが楽しみです。
アニメでの改変点を。
ついにFBの正体が!!
本当は家の中で引き金を引いて、その後で綯が家の外に出て行きます。
そして、ゲーム版で明らかになる綯の姿が……
個人的にはかなり好きなシーンなのですが。
外に出て行った綯は、復讐者として帰還!!
萌郁さんは綯によって殺されます。
FBの携帯からすぐにDメールを送らず、綯のあまりにも異常な言動の謎をタイムリープして探ると、綯のことが明らかに。
オカリンに待ち受けている将来。
鈴羽が語っていたように、SERNが支配した世界ではオカリンはテロリストとなり死亡しますが、その真相が明らかに。
今回のFBの携帯をゲットするための作戦に関わることで綯の人生も大きく変わることに。
父の死の原因を作りだした萌郁さんを殺すために何千回もタイムリープしてこの世界まで遡ってきます。
オカリンがIBN5100を失う世界線では萌郁さんからの連絡によってFBはIBN5100を入手しているので、どちらにしてもFBは自殺の道を選ぶことに。
萌郁さんもFBと連絡がとれなくなって部屋で自殺しますが、そんな死に方を許せない綯はタイムリープを。
この世界線では萌郁が死亡することは決まっているので、その死に方が変わることになります。
あの可愛かった綯が……
ということであまりにも強烈なシーンなのでアニメではカットされていました。
これがタイトルの「怨嗟」に関係しているし、それを今回のDメールで「断絶」することになるので省いて欲しくはなかったのですが。
このせいで綯は人気がないです。
外見は少女で中身は大人……かなり萌えるシチュですが、復讐のためだけにタイムリープを繰り返すことによって壊れかけているところが最高です。
綯ちゃん最高!と言うと引かれることに……
まゆしぃを助けることに加えて、将来に待ち受けている自分の悲惨な死と綯の人生を狂わせるという結果を回避するためにもオカリンはダイバージェンス1%の向こう側に到達する必要があるわけです。
しかし、そこに到達してまゆしぃを助けてもクリスティーナが死ぬことになる……
今回、そのことにオカリンが気付く描写を入れたのはよかったです。
まゆしぃも助手も死なない世界は…………
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テーマ : Steins;Gate
ジャンル : アニメ・コミック
しかし自殺するのは恩がある鈴さんに対する裏切りではないか?
逆に、恩を守りきれない程の組織と世界線が憎くなった。
その台詞は気になりますね。
ブラウンにとって救うものとなったのはSERNだけでした。
家族ができて守るものがあると逆らうことができなくなります。
SERNからはオカリンの監視も頼まれていたと思うので、そうしているうちにいろいろと思うものがあったのではないでしょうか。