Junk Head な奴ら輪るピングドラム　第7話「タマホマレする女」　

輪るピングドラム　第7話「タマホマレする女」　

「プロジェクトMは、壮大でクリエイティブな計画なの」
このまま一気にディステニー

「やはりあの女はカレーを作るために呼ばれたカレー女にすぎなかったのだ」
ランプの表示は「初夜中」から「新婚中」に。
蚊を叩いて「勝ったわね」って……

多蕗から一緒にお芝居を観に行こうという誘いが。
しかし、そのお芝居とは「巴里と散る Mの悲劇」でした。
マリー･アントワネットのMですね。
相手役はアントワネットの愛人、フェルゼンです。フランス革命の時にアントワネットを亡命させようとします。

またもやのとまみに歌わせるとは……
苹果は多蕗と同じ着信音、鳥の鳴き声にしていました。
レストランでのメインディッシュは鮭ムニエル。これもMつながりです。

ゆりは苹果の中で海のギャング、シャチ女に命名。海のギャングはウツボだったのに。

「君の瞳に乾杯」
映画カサブランカの有名な台詞。
これが苹果の中のゆりのイメージ。枕営業です。

ゆり主催のパーティーにも呼ばれることに。
そこで重要なお知らせが。

引退＆婚約を報告！

駅名表示が赤坂見附だったので、パーティー会場はホテルニューオータニか。
この距離感が苹果の傷心を表しています。

本日の標語も「あきらめが肝心」に。ハートがブレイクされ燃やされています。

「これはあんたたちの仕業ではないんだな」
一方でまた兄貴は再び札束を。こういうことをする可能性のあるグループとみなしています。

「嫌だわ、早くすりつぶさないと」
兄貴をマークしていました。ワニ料理って……
美味しいみたいですが。

「タマホマレガエル。16年に一度だけ地上に現れる奇跡のカエル。満月の夜、このカエルを16歳男子の背中の上で産卵させ、その他孫を乾燥させてすりつぶした粉薬は会いの妙薬。男女が飲むとその二人は永遠の会いで結ばれる」
難易度高すぎ！追い詰められた苹果は怪しげな魔法の力に頼ることに。

「ヒッツ・ヒッツ・フー」
カエルにラマーズ法って……
しかし、せっかくの卵も苹果がキモがっている好きにペンギンが。

ここでイマジーン！が。
「男にもマリッジブルーってあるらしいぜ」
苹果との一夜の過ちを演出し結婚を妨害しようとする兄貴。

苹果の脳内劇場でもゆりに妨害されます。

「そんなに口惜しいのならお世継ぎでも産んでみることね」

プロジェクトMとはマタニティー大作戦！

クリエイティブな愛の証しを残そうと夜這いを！

これは次回が楽しみです。
ずっと敗色濃厚の苹果なので、夜這いも成功するとは思えないのですが。

今回は話があまり動かず中だるみ感が。
苹果の夜這い、マタニティー大作戦に向けての話の流れを作っていました。

プロジェクトMはマリッジではなくマタニティーでした。
それを絡めてカエルの産卵シーンが。この作戦もうまくいかなかったので、夜這いも失敗することが暗示されています。

しばらく苹果メインで話が進んでいますが、今回は1シーンだけの出番だった夏芽のプロジェクトMも気になりますし、ゆりの真意も相変わらずわかりません。苹果をけしかけているようにみえるのですが何が狙いなのか。

マリー･アントワネットも子供を産みますが、その子の代でブルボン王朝は終わることに。アントワネットも処刑されますし世継ぎを産んでも悲劇のまま終わります。

生存戦略ということなので子孫を残すことがピングドラムと関係していると思うのですが、まだまだ全貌が見えてきません。7話まで来たのでそろそろ起承転結の転にあたる大きな動きが来そうなのですが。