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綾辻行人 「Another」 感想 Part2

AnotherAnother
(2009/10/30)
綾辻 行人

商品詳細を見る
最後まで読み終えたので感想の第2弾です。
その前にAnotherのニュースを。

Another 100
TVアニメ Another 公式サイト
アニメ公式サイトがリニューアルされていました。
開くとホラーな演出が。これがアニメのキャラデザか。

Another 101
そして2012年5月に発売予定のコミック版「Another」0巻には、テレビ未放送かつ原作でも描かれていないアニメDVD「エピソード0」が同梱される予定ということなので、これも楽しみです。
0巻ということなので、1年半前のことや、恒一が夜見山に来る前のことが描かれるのでしょうか。個人的にはアフターストーリーを描いて欲しいのですが。

追記では感想を。
核心部分については伏せてはいますが、ネタバレ注意です。



Another:もう一人の、別の一人。という意味ですが、読み進めるにつれてその意味がわかるようになります。

後半では榊原恒一と見崎鳴は同じ状況ゆえに一緒に行動するようになり、親しくなっていきます。

まず謎となるのは歴代の3年3組に紛れ込む○○です。
紛れ込むことによってクラスが変化するにも関わらず改ざんが行われ、誰もそのことに気がつきません。
学校や公的機関の記録も改変され、紛れ込んだために生じる矛盾がでないようになっています。
全体の辻褄が合うように記憶や記録が調整され、卒業後は関係者の記憶の消滅が起きています。

それでHow? という疑問が生じてきます。

それがどのようにして行われているのか?
それによって起こる呪いの対象となるのはクラスの成員とその二等親以内の家族。夜見山にいないものは対象外になります。血縁と地理的条件が。事件がどのようにして起きているのかも謎です。

ここで引っかかるのが、父親からの電話で「1年半ぶりの夜見山」と言っていたこと。
そのことを恒一は忘れています。父親の記憶も不鮮明。記憶の改ざんが起きている可能性が。
時折携帯に入るノイズも気になるし。
恒一は1年半前に夜見山に来た時に例の呪いの対象となり、今回の○○ではないのかと疑ってみることにします。


クラスの一人を増えた○○の代わりにいないものにして帳尻を合わせる対策が取られたのは88年、10年前から。
それでも成功率は半々ぐらいです。

怜子さんの時は「ある年」。
でもそれが途中で止まったと。
それが夏合宿に関係あることが明らかに。
何によって止まったのかが気になります。

伏線ぽいものとして13年前に鳴の母が産んで、産んだ時には死んでいた鳴の妹にあたる人物も気になります。母のことはあまり語られないし。

ようやく明らかになる災厄を止める方法。
それは○○を殺すこと。紛れ込んでいた○○を本来の場所に戻すことによって災厄は止まる。
でもそれをどのように? 見分ける方法は明らかになっていません。
もしわかったとしても殺せるかどうか……どうやって殺す? いろいろなHow? が絡んできます。

そして明らかになる「もう始まっているかもしれない」の意味。

恒一が怪しいという予想は外れるし……

それが誰なのか…………Who? という疑問が最後の焦点になります。

ついに、明らかになる真実。



読み終えたところ、意外ながらも辻褄のあっている結末でした。
あれが伏線だったとは……

本格推理作家だけあって、ヒントはフェアに提出されています。
伏線は読者の前に示されていて、きちんと回収されます。


関係者を集めての謎解きなどはなく、予想外の方法で「○○」、Who? が明らかになります。

一部叙述トリックがあるので、映像化する時はどうするのか気になります。
漫画版では上手に配慮されているようですが……アニメだと声優の問題があるし。
エンドロールでの表示をどうするのか、声優ソムリエの耳に対抗できるのか。


伏線の貼り方は上手でしたが、いわゆる本格ミステリーとは違います。
ホラー的な展開で、その謎が明らかになってエンドという感じです。

なのでミステリーを読み慣れていない人でも十分に楽しめると思います。
それゆえにオチが弱い、一般ミステリーの定番である殺害&アリバイトリックや犯行の動機というのが無く、純ミステリーファンからは評価が下がりそうです。犯人は○○と言えるようなものでもないですし、探偵役が証拠を提出したり犯行を再現して追い詰めるということもありません。
小説としてのレベルは高いのに、「このミステリーがすごい!」 2010年度版で第3位だったのにもそれが関係していると思います。

作中にもスティーブン・キングの名前が登場しますが、キング的なホラー小説として見るとかなり面白いものがあります。
物語と謎、起きている不思議な出来事に引き込まれてゆきます。

アニメHPには「綾辻行人が仕掛ける比類なき謎と恐怖……」
とありますが、恐怖を感じさせる部分はそれほどありません。キング作品の方が怖いです。
謎に関しては知らない状態の方がアニメを楽しめると思うので核心にあたるネタバレには要注意です。

映像化する時に、恐怖と謎を上手く演出できると面白い作品になりそうです。
ただ「驚愕と震撼の結末」と宣伝されていますが、それほどの衝撃は……
終盤の部分はもっと書き込めば盛り上げることができたと思うのですが。若干の物足りなさが。その部分を映像化でどう見せるのか楽しみです。


後半のPart2は、とにかく鳴が可愛いです!
ホラーなのに主人公とヒロインがこんなにイチャイチャしているとは……
完全にクラス公認カップル状態です。
ある事情によりいつも二人で一緒に行動することになるのですが、少しずつ恒一に心を開いていくところ、微妙なデレが実にいいです。
ヒロインらしいヒロインは鳴しかいないのですが、それでも十分に戦える戦闘力です。
最初の印象とのギャップに萌えることができそうです。


Anotherはかなり分厚いですが、ページ辺りの文字数は少ないので、サクサクと読み進めることができます。
文庫本化されたら上下巻で収まるくらいのボリュームです。アニメなら1クール作品になると思います。

放送前に原作を読んでおくかどうかですが、様々な謎があるので読まないでいるといろいろと考察を楽しむことができそうです。(ネタバレには要注意ですが)
既読だとアレが伏線ということがわかるので、再読する時のように楽しむことができそうです。
自分の中でキャラのイメージが固まってしまうので、キャラデザや声優に納得ゆかなくなるかもしれませんが……

鳴役は花澤さんが似合いそうですが、そうなったら Hanather と呼ばれそうだし……
早見沙織さん、悠木碧さんあたりも合いそうです。
それと桑島さんを起用して欲しいですw 水野さんあたりで。3話で最初の○○が出そうなので水橋さんもw

HPでは見崎鳴のキャラデザが公開されていますが、読む前に見ていたので違和感は感じませんでした。影がある感じが上手く描かれています。
ハードカバーの表紙も鳴だと思うのですが、これだと怖すぎるし。マンガ版の方は何だかヤンデレ的な感じだし……
のいぢさんのキャラデザは正解だと思います。

放送は2012年1月からなので、放送の頃にはいい感じに忘れていて新鮮な感じで楽しめるのではないかと思っています。

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2011-09-01 23:08 : Another : コメント : 1 : トラックバック : 0
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No title
Anotherを萌え絵にしたのいぢを俺は絶対に許さない
2011-12-11 15:55 : URL : 編集
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