2012 冬アニメ 「Another」 (ネタバレ注意)

TVアニメ Another 公式サイト
2012年冬アニメですが、来期の視聴予定は「Another」をメインにします。
最近はアニメをゆっくり見る時間がなく、秋アニメも最後まで見たのは数本だけだったので冬アニメは厳選することにします。
ミルキィホームズ2期、アマガミSS、偽物語とこれまで感想を書いてきた注目作がありますが、当サイトはAnotherをプッシュします。余力があれば上記の作品の感想も書くかもしれませんが……
Anotherは大好きなアニメ会社であるP.A.WORKSが制作ということで期待していました。放送を待ちきれず原作を読んでみたところ面白かったので自分の中の期待値が上がっています。


2012年1月9日から放送開始ということですが、最速が北日本放送。調べてみたところ富山の放送局です。PAの地元でまず放送するということですね。
キャストを見ると……原作既読読者ならまず注目するところがあるはずです。そういう手を使ってくるのか……
Anotherですが、ホラー系ミステリーという感じです。
主人公は田舎町に転校してくるのですが、そのクラスは異様な雰囲気です。何かに怯えています。
そのクラスにいる眼帯の少女、メインヒロインのミサキ・メイに対するクラスの扱いが異常です。
……何かがおかしい。そんな中、クラスメイトが凄惨な死を遂げるという事件が発生します。
どうやら26年前の事件が関係しているようなのですが、なかなか全体像が見えてきません。
「気をつけて。もう、始まっているかもしれない」 「“死者”は誰-?」
公式ページでのキーワードになっているこの言葉がストーリーに大きく関係してきます。






見所としてはミサキ・メイをどれくらい可愛く描いてくれるのか、何が起こっているのか? という謎&ホラーな感じをどのように見せてくれるのか。そして、原作で叙述トリックとなっているところをどのように映像化するかというところではないでしょうか。
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文庫本も発売されていました。
原作もかなり面白いのでお勧めです。最初は原作を知らない状態で視聴して謎解きをしようと思っていたのですが、既読者だからこそ注目できる点も多そうなので、先に読んでしまったことは後悔していません。
放送日が楽しみです。
久しぶりにアクセス解析を見たところ、「Another ネタバレ」で訪問している人が多いので、ネタバレも書いてみようと思います。
本の感想を書いた記事では核心部分を伏せたのですが、解禁してしまいます。
ネタバレ注意作品なので、読まない方が楽しめると思う(推奨)ので、空白を大きく空けます。
以前に書いた感想記事をベースに核心部分を書いてみます。
1998年春、主人公の榊原恒一は諸事情によって東京から作品の舞台である夜見山市に引っ越してきます。
転校先のクラスは3年3組で、雰囲気がなんだか変です。みんなは何かに怯えているようで、みんなの振るまいに違和感を感じます。
恒一と鳴の出会いは病院の中。
恒一は冒頭で入院していて、そのときに鳴に出会います。
転校したクラスで鳴と再開するのですが、鳴に対するクラスの反応が異常です。
恒一は鳴に関心を抱き、接触しようと試みますが、その度にクラスメイトは困惑します。
「いないものの相手をするのはよせ」
と警告されます。
来月になったら詳しいことを教えてくれると言うクラスメイトたち。
クラスメイトは鳴をまるで「いないもの」のように扱います。
クラスの中で鳴は「いないもの」扱いになっている。だから恒一が「いるもの」として扱うと困るわけです。
……なぜそのような扱いをしているのか。
鍵となるのは26年前の話です。
26年前の3年3組にミサキという生徒が。マサキという説も。
クラスの人気者だったその生徒は中3になってすぐに航空機事故で死亡。(他にも諸説在り)
その突然の死を受け入れることができないクラスメイトたちは、ミサキは今もそこにいる、生きているとして扱うことに。ミサキはまだ生きている。クラスでは誰もいないミサキの席に普通に話しかけていたりしています。
それでみんなで一緒に卒業しようという流れになります。
クラスメイトはこのことで一致団結し、学校側も認めることに。
クラスメイトを思う美談的な話のようですが、卒業式の後で撮ったクラス写真に、いるはずがないミサキの姿が映っていたという学校の七不思議的なオチになってしまいます。
この26年前のクラスに恒一の母が在籍していました。
それで恒一の母の妹であり、同居している怜子さんが学校の怪談やローカル・ルールについて教えてくれます。
その中の一つに「クラスの決め事には必ず従うように」というものが。
すべての始まりは26年前。
これ以降、歴代の3年3組に死者が紛れ込むという事案が発生するようになります。
亡くなったミサキを生きている者として扱うことによって、死者が入り込むという状況が生じることを許してしまったようです。それによって呪い、災厄が発生してしまいいます。
その呪い、災厄が死者が入り込んでいるかどうかを見分ける印に。
それで26年前と同じように4月に3年3組に死者が出ると、死者の呪いが発生し、毎月悪いことが起きるという事態になります。
26年前のクラス写真に亡くなったミサキの姿が映っていたように、そのクラスには死者が入り込むことによって、人数が一人増えてしまいます。それによってクラスの人数と机の数が合わなくなるので、それが死者がいるかどうかを見分けるサインにもなってました。
呪いの対象となるのはクラスの成員とその二等親以内の家族(作品の舞台である夜見山にいないものは対象外になります)。
クラスに死者が発生し、呪いが始まってしまうと毎月、クラスの誰かか家族が死ぬという事件が発生することになります。それでなんとか頑張ってみんなそろって卒業しましょうということが担任の口から語られていました。
そんなことになったらたまらないので、呪いが発生しないための方法が模索されてきました。
26年前と同じようにクラスに死者が入り込むと呪いが発生する……だったらクラスの一人増えた死者の代わりに、誰かをいない者にしてクラスの人数の帳尻を合わせれば何も起きないのではないか……
その方策がとられたのが1988年、10年前のことです。
それでも成功率は半々ぐらいです。
しかし、恒一の母の11歳下の妹、怜子さんも3年3組でしたが、その年は死者の呪いがある年でしたが、それが途中で止まったと。それが夏合宿に関係しています。
その呪いを止める方法とはクラスに紛れ込んでいた死者を殺すこと、死者を本来の場所に帰すことでした。
その方法を行うためにはクラスに紛れ込んでいる死者を見つける必要があります。
これがキーワードの「死者は誰?」です。
恒一と鳴のクラスは3年3組。26年前の事件をきっかけとして死者が入り込むクラスです。
それで対策として鳴を「いないもの」として扱うことによって呪いを防ごうとします。
そのため、クラスのみんなは鳴を無視し、まるでいないかのようにして扱っていたわけです。
(入院中の恒一をクラス委員がお見舞いに来たのも恒一が死者かどうかを確かめるためで、握手が見分ける方法であると考えられていました)
しかし、そのクラスルールを恒一が破ってしまいます。鳴をいるものとして扱い、接触してしまいます。
それで、クラスに呪いが発生するのではないかと戦々恐々とします。
本当は転校してくる前に恒一にこのことを説明しておくはずだったのですが、対策委員長の生徒が風邪を引いていたため前もって説明できず、まあ大丈夫だろうと思っていたところ、病院で既に出会っていたため恒一が鳴に声をかけてしまうという問題が生じてしまいます。
最初の月である4月にクラスに死者が出るかどうかで呪いのある年なのかどうかがわかります。
それで、来月になったら真相を話すとクラスメイトたちは恒一に説明します。
呪いが起きなければそれに越したことはないので、様子見をしているわけです。
クラスの人数と机の人数も合っているので呪いの起きない年のように見えることもあって、それほど心配していいません。
しかし、恒一と鳴の年は4月には何も起きませんでしたが、5月にクラス委員長が事故で死亡することによって呪いのある年であることが明らかになります。
それでさらなる対策として、鳴をいないものとしたけど、一人転校生によってクラスの人数が増えてしまったので帳尻を合わせるためにはさらに一人減らす必要がある……その一人に選ばれたのが恒一でした。
それで対策会議が開かれ、恒一も鳴と同じくいないものとして扱われることになります。
しかし、それでも呪いは止まりません。
呪いを止めるためには15年前の夏、怜子さんの年に起きた呪いを止める方法を使うことが必要になります。
そのためには今のクラスに紛れ込んでいる死者を見つけることが必要です。
クラスに紛れ込んだ死者は誰なのか?
その鍵になるのがこの作品のキーワード、「もう、始まっているかもしれない」です。
恒一と鳴が最初に出会ったのは4月の病院でした。
実は鳴は近親者のミサキが亡くなったので病院を訪れていたのです。
最初は4月にクラスに死者が出なかったので今年は呪いが起きない年だと考えられていました。しかし。5月に死者がでて今年はイレギュラー的な年なのかと考えられます。
しかし、4月にすでに死者は出ていたのでした。鳴の近親者であるミサキが亡くなったのが呪いのスタートだったのです。死者は恒一が転校する前から紛れ込んでいたのでした。
つまり、机の数が合っていたにもかかわらずクラスにはひそかにもう一人、死者が紛れ込んでいたのでした。
赤沢さんは恒一と鳴が接触することによって決め事が破られ、災厄が発生したと考えていましたが、恒一が来る前から既に「ある年」になっていたのです。
「死者は誰-?」
怜子さんの年は偶然、事故から、この死者を殺したことによって呪いが止まりました。
この死者を見極めるのは簡単ではありません。
死者が紛れ込むとき、紛れ込むことによってクラスが変化するにもかかわらず改ざんが行われるので誰もそのことに気がつきません。
学校や公的機関の記録も改変され、紛れ込んだために生じる矛盾がでないようになっています。
全体の辻褄が合うように記憶や記録が調整され、卒業後は関係者の記憶の消滅が起きています。
紛れ込んでいた死者に気がつくのは卒業の時です。
「死者は誰-?」
その答えは「怜子さん」です。
怜子さんの本名は「三神怜子」つまり3年3組の副担任の三神先生です。
これが叙述トリックになっていて、三神先生と怜子さんが同一人物であることが巧妙に伏せられています。
三神怜子さんは恒一に家では親戚だけど学校では先生として扱うことを要求していました。それで恒一視点から語られる作中でも怜子さんと三神先生は学校と家で区別して描写されています。
恒一がお世話になっている祖父母の名字も作中に登場せず、その娘たちも怜子さん、理津子さんとだけ表記され、名字が伏せられています。それで三神先生が理津子さんの妹の三神怜子、怜子さんであることが隠されています。
家での怜子さん。
学校での三神先生。
学校と家では切り替えているのか姿を変えています。
アニメだと声優の問題があるので、怜子さんと三神先生は違う声優さんが担当しています。これはアンフェアなのか仕方ないことなのか。クレジットで表記される声優さんが同じ人だったらバレそうだし。
そのヒントとなっていたのが「1年半ぶりの夜見坂」という恒一の父の言葉です。
恒一はすっかり忘れていますが、1年半前にここを訪れています。
この1年半前に三神先生はそのときに担当していた3年3組の呪いによって死亡し、そのお葬式に恒一は参加しています。しかし、今回は呪いによって記憶の改ざんがなされているためにそのことを忘れています。
それで怜子さんの親はその事件のことをずっと嘆いていて、九官鳥に「レーちゃん」という名前をつけていたのでした。この辺の両親の言動も伏線になっていました。
怜子さんは1年半前に亡くなっていて、副担任の三神先生というのは紛れ込んだ死者だったのです。
生徒ではなく先生ということなので机の数にも影響を与えません。それで今年は「ない年」であるとみんなは勘違いします。
それで鳴も近親者が亡くなったのに、それが呪いの影響であるとは考えていませんでした。それで「気をつけて。もう、始まっているかもしれない」と言ったのでした。
鳴の眼帯の下は摘出手術によって失った義眼が収められています。
それ以降この目には死の色を見分ける能力が。
鳴は死者が三神先生であることを見分けますが、それを信じていいのかどうかで恒一は迷います。
そして恒一が下す決断……
15年前の時と同じく夏合宿で事件はクライマックスに。
鳴を信じて三神先生、怜子さんを殺すことにする恒一。
鳴に対する信頼が現れています。
鳴と恒一は呪いを防ぐための「いないもの扱い」される仲として一緒に行動するのですが、少しずつ幸一に心を開いてゆくところ、後半は公認カップルとしていちゃいちゃするところが最高に可愛いです。
この鳴の可愛さをどのように描いてくれるのかに期待です。
原作では複線が上手に練られているので、注意して読んでいても気がつきませんでした。
そういう点からもよくできているミステリーだと思います。
原作を読んでからこの記事を書くまでに間が空いているので、忘れているところ勘違いしているところが多々あるかもしれません。その点はお詫びしますし、指摘を受け入れてゆきたいと思っています。
追記:Q&A
Q:なぜ見崎鳴が「いないもの」に?
A:対策係の赤沢さんが前もって候補として選んでいました。名前がミサキだし、友達少ないし変わっているから選ぶとしたら鳴しかいないと。
Q:なぜよりによって恒一を3年3組に転校させたのか?
A:「いないもの」のことは3年3組の中でしか伝えられていない秘密、そうしないと効果が無い上に、呪いという非科学的な案件なので表沙汰にはされていません。なので事情をよくわかっていない校長の判断みたいです。
Q:なぜ早い段階で恒一に事情を説明しなかったの?
A:「呪い」は4月から始まります。しかし、今年は机の数がぴったりでした。それで死者が入り込んでいない「ない年」に思えていました。お見舞いの際に恒一が死者ではないことがわかったので、今年は無いと楽観視していました。
それに説明するとなると、鳴を「いるもの」として認めて説明しなければならなくなります。
だから、事情は見崎さんから聞いてとメモが渡されます。
Q:鳴が母とぎこちないのは? なぜお人形扱い?
A:霧果さん(本名ユキヨ)は死産のせいで子供を産めない体に。ユキヨにはミツヨという双子の姉妹が。ミツヨの子供も双子(鳴と未咲)。子供を失って失意にあるユキヨのためにミツヨの双子の一人を養女として出すことに。
それで鳴は霧果さんにとっては生まれてこられなかった子供の代わり扱い。人形を作るのも同じ理由。
Q:呪いは4月から始まっていたの?
A:この藤岡未咲が4月に病院で死亡したのが最初の呪いのせい。見崎鳴と藤岡未咲は実の姉妹、呪いの影響を受ける二等親でした。
Q:呪いってなんなの?
A:死者がクラスに紛れ込むことによって死に近いところにいることになる。つまり不運が重なり、通常ではあまりおきないような事故、問題が発生するように。常時バッドステイタス附着状態みたいなもの、ラックの値が極端なまでに下がったような状態です。
Q:水野さんの時といい父の時といいなぜ電話にノイズが入るの?
A:呪いによる改変の影響です。死者が紛れ込むことによって生じる矛盾が起きないように記憶や記録が調整されるので、電話もその影響を受けるようです。
Q:夜見山から出て行けば呪いを免れることができるのになぜそうしないの?
A:家族にも話してはいけないことになっているので理解してもらうのが難しい。それでも何とかして夜見山から逃げ出す人たちがけっこういるとのことです。
年表:
1972年(26年前)
5月:夜見山岬が火事によって死亡。弟も死亡。
3年3組の担任は千曳。恒一の母の理津子が在籍。
その死を受け止められないクラスメイトたちによって「いるもの」として扱われる。
1973年(25年前)
前年のことにより「死者」が3年3組に入り込むという現象、呪いが発生。
4月からクラスメイトとその肉親が次々と死ぬことに。
この時に紛れ込んでいた死者は夜見山岬の弟。(紛れ込む死者は過去に呪いによって亡くなった人。少し前に亡くなった人が紛れ込むようです)
1983年(15年前)
怜子さんが3年3組。
恒一の出産のために帰省していた理津子が呪いで死亡。7/27
しかし、この年は途中で呪いが止まる。8/9に死者が死亡。
1988年(10年前)
誰かを「いないもの」にするという対策がとられるようになる。
1987年
修学旅行で惨事が。翌年から校外に出るような行事が廃止に。
1996年(2年前)
怜子さんが3年3組の担任。
アニメでは赤沢さんの兄も在籍。
途中までは対策が上手くゆくが「いないもの」役の生徒がキレて災厄が発生。
呪いによって怜子さん、赤沢さんの兄が死亡。
怜子さんの葬式で恒一が帰省。
1998年(物語の舞台)
4月:
藤岡未咲(見崎鳴の姉妹)が死亡。4/20:恒一入院。4/26:お見舞い。4/27:鳴と恒一のファーストコンタクト。
5月:
5/6:恒一初登校。5/26:桜木ゆかり死亡。母の三枝子も交通事故で死亡。
6月:
6/3:水野さんエレベーター事故で死亡。6/4:赤沢さんが委員長に。6/6:高林が心臓の発作で死亡。6/8から恒一も「いないもの」に。6/18:美術部に参加。
7月:
7/13:久保寺先生が教室内で自殺。先生のお母さんも犠牲者に。
「いないもの」を2人にしても効果が無いことが明らかになったので、事実上「いないもの」作戦は終了に。
7/21:クラス合宿の説明。7/27:イノヤで望月のお姉さんから新情報が。テープの話。7/30:旧校舎を探索。小椋の兄(ニート)が死亡。
アニメでは旧校舎の探検の前に海で中尾が死亡。探検の日に夜見山を出ようとした綾野さん一家も交通事故に。
8月:
8/8-10:合宿。参加者は男子9人。恒一、望月、風見(転落)、勅使河原(殺人未遂)、和久井(発作)、前島(刺される)、米村(刺される)、中尾(刺される)、女子5人(鳴、赤沢(転落)、杉浦。
原作者の綾辻行人さんはデビュー作の「十角館の殺人」で注目を集めます。日本のミステリー界に大きな影響を与えました。
Anotherを読んだ後、積んでいたこの作品を呼んだのですが、とても面白かったです。
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」をモチーフにしているのですが、トリックが違うので良い意味でミスリードされます。デビュー作だけあって文章的にはいまひとつなところがあるのですがとても面白い作品です。Anotherを気に入ったならこちらも読んでみることをお勧めします。
![]() | 十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫) (2007/10/16) 綾辻 行人 商品詳細を見る |
追記:
コメント欄で声優さんが同じ人ではないかという指摘がされていました。


http://www.production-ace.co.jp/s/sakakibara/
怜子さんの声優の榊原奈緒子さん。

http://www.production-ace.co.jp/m/miyamaki/
三神の声優は宮牧美沙代さん。
ご指摘の通り、宮牧さんの紹介ページにはサンプルボイスが登録されていません。主な出演作品も怪しげな洋画ばかりです。
キャスティング強力に プロダクション・エースとクレジットされているので、この件で協力している可能性が高いのではないでしょうか。本当は同一人物なのに、偽物の声優を作り出しているような気がします。
ちなみに「みやまきみさよ」は「よみやま みさき(夜見山、見崎)」のアナグラムになっています。最初の26年前に亡くなった生徒の名前は夜見山岬です。
プロの声優さんなら二役を完全に違う人であるかのように使い分けることもできると思うので、1話を見た限りでは同一人物なのか、違う人なのかわたしの耳では聞き分けることはできませんでした。
追記:コメントでの指摘を受けて、宮牧さんの出演作を再チェックしてみました。
なるほど! 出演作品のタイトルの最初の文字が 「M I S A K I」のアナグラムになっています!!
これは面白いです。最終は放送後にこのページは消えそうですね。
教えてくださりありがとうございます!

http://www.production-ace.co.jp/talent/womentalent/?initial=m
ということでキャプチャーを撮っておきました。

3/27:最速での放送終了後に姿が消えていました。
あるべき場所に帰ったということですね。
追記:

7話での名簿で「神 怜子」の文字が。一瞬しか映らなかったので気づいた人は少ないと思います。
住所は恒一のクラス名簿での恒一の住所と同じ古池町5-1です。怜子=三神先生のヒントが出ていました。


ランティスのHPでネタバレが。今は右の画像に修正されています。
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年末年始企画を本年も開催しましたのでよろしかったらぜひまたご参加ください。
ではでは、失礼します~
検索かけても片方はanotherしか載ってなかったり、
公式サイトも一人だけボイスサンプルなかったり、不自然なところが
このためだけに変名用意したんじゃないかと
どう聞いても、写真を見ても同一人物です。
より詳しく、簡潔に書かれていたのでとても分かりやすかったです。
ありがとうございました。
アニメでは恒一の両祖父や九官鳥が露骨に怪しすぎでした。
作品の最初の頭文字を並び替えると「MISAKI」となりますね。
このサイト見ないと気づきませんでした。
今まで見たことがないくらいの手の込みようでびっくりです!
本と違いアニメは声があるけれど面白い具合に隠していますねw
とってもわかりやすいあらすじありがとうございました。
どこかのサイトで死者は副担任と書いてたのに、犯人が怜子になっていたので意味がわからなくてここに辿り着きました。やっと納得できました。
声優さんの件も本当に興味深いですね!
グロいアニメは苦手なのに、謎がいっぱいで結局毎回観ているのですが、ネタバレを見た後でも興味がわいてしまうなんてすごい作品です!
これからは伏線探しを楽しみます。
なぜ机に死者がみかみせんせいだとわかっているのに死者は誰?とかいた理由を教えてください
もしかすると合宿の内容を原作と変えてくる可能性が大きいですね・・・
まさか声優さんの名前だったとは…驚愕です。
並べ替えると。。。
「よみやまみさき」
随分力が入ってるみたいですね。
アニメ終了でHPとかも改竄(元通り)になってたら面白い
もしくは夜見山から出たとたんスーッと消えちゃうんじゃない?
鳴の義眼も死の色が見えるとか以前に義眼なのに視力があるっていうのはどうなの?
何故最後の現象は止まったの?
例え、死人が死んでもその後現象が起こらないのは
分かりますが、
現在起きている鳴殺の状況は変わらないと思うのですが
暫くAnotherから遠ざかっているのでうる覚えになっているところがあるかもしれません。
夜見山市での三年三組で起きている現象はクラスに紛れ込んだ死者が引き起こしているもの。
その死者の存在によりクラスは死に近くなり,二等親までがその影響を受けてしまいます。
それで死者を本来いる場所,死に返すことによって現象は止まります。
でもこれは根本的な解決にはなっていません。
怜子さんの年の死者を死に返した後も現象は続いています。
作者の綾辻さんは続編を書く意欲を持っているようなので,この根本的な原因について触れられるかもしれないと期待しています。
とりあえず卒業や死者がいなくなることによって,その記憶は関係者から薄れてゆくので,その後の人間関係までには影響を及ぼさないようです。
恒一が一部、幸一になっていました