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ジェローム・シンプソン 前方宙返りタッチダウン!!


Jerome Simpson Fron Flip Touchdown
各所で話題になっているので取り上げてみました。
パスをキャッチしたレシーバーが前に立ちふさがる選手を前方宙返りしてかわし、着地も見事に決めてTDです。

JS 001
youtubeでの再生数も凄いことに。

JS 002
このプレイを決めたジェローム・シンプソンですが、2008年のドラフト2巡でシンシナティ・ベンガルズ入りしています。レシーバーとしては7番目の指名です。
彼は有名校の出身ではないのですが、ドラフトで注目を集めたのはその身体能力でした。
NFLではドラフト前にコンバインという身体能力の測定テストをします。
身長188cm、体重86kgのシンプソンですが、ブロードジャンプ(立ち幅跳び)で136.0インチ、345.44cmを記録します。

JS 003
この記録はコンバインの歴代最高記録です。助走なしでこれだけの距離をジャンプできるわけです。

40ヤード(36.576m)走は4.47秒。この年のWRの最速は4.35秒、ジェロームはWRで8番目。
垂直跳びが37.5インチなので95.25cm。この年のWR最高が97.79cm、ジェロームはWRで2番目。

この高い身体能力が注目されて有名校出身ではないのに高評価されてNFL入りします。
今シーズンのレシーブ獲得距離が671ヤード。これは今シーズン57位の成績ですし、プロ入りから最初の3年間の獲得ヤードが279ヤードなので、レシーバーとして際立った活躍をしているわけではありませんが、今回のプレイで注目を集めることになりました。
ちなみに飛び越えたのは自分と同じ188cmの高さの選手です。

http://www.nfljapan.com/headlines/28825.html
ヘッドコーチからはもっと注意深くプレイするようにと苦言を言われたようです。
確かにLBとの1対1の状況なので、スピードに勝るWRは通常、LBに簡単にタックルされることはありません。
空中の無防備な状態でタックルされたら怪我をするかもしれないし。

NFLには超人的な身体能力を持った人が集まってきています。
日本ではアメフトはマイナースポーツですが、アメリカでは圧倒的な人気を持っています。
NFL>>>>MLB>NBA>>NHLというのがアメリカでの4大スポーツの人気順といったところです。
野球は家族で楽しむスポーツ、アメフトは男どもが熱狂するスポーツといった感じです。
アメリカでは「フットボール・ウィドウ(未亡人)」という言葉があり、夫がアメフトに熱中するあまり、妻はかまってもらえず、まるで未亡人みたいだという意味です。

アメリカの学生の間のヒエラルキーで圧倒的な最上位に属するのがフットボール部(女子はチアリーディング)で、スター選手は超リア充です。
そのせいもあって映画やドラマ関係者はヒエラルキー下位に属するようなタイプが多いので、アメフト部、選手は映画やドラマで悪役に描かれることが多いぐらいです。

来週がレギュラーシーズンの最終週、その後プレイオフに入り、2/6がスーパーボウルの予定となっているので、これからさらにヒートアップしてゆくことになります。

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2011-12-27 23:00 : Sports : コメント : 0 : トラックバック : 0
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