Another 第6話 「Face to face -二人-」

「死はね、優しくなんかない。暗くて、どこまでも暗くて、どこまでも一人っきりなの」
あしたからよろしくね、榊原くん
3年3組のことについて久保寺先生から説明が。
鳴が「いない者」に選ばれることに。
このことについては家族にも話してはいけない。
なぜならこれは3年3組というこのクラスのみで隠さなければならない秘密で、それを破ると災いを招くことになると言われています。そのため学校関係者も詳しいことは理解していません。一応先生側でもこの件に関する申し送りがありますが、呪いという非科学的なものなので公にはされていません。
5/1(金)
4月に犠牲者が出なかったので今年は「ない年」に見えます。
始業式の時も机の数はぴったりでした。クラスに「死者」が紛れ込んでいるようには見えません。
転校生が来ることによって一人増える。
それで赤沢さんは恒一が死者ではないかと危惧したわけですが、夜見山に住んだことがない、兄弟もいない、握手しても冷たくない(死者は握手したら冷たいという噂が伝えられています)
霧果さん初台詞。
鳴と母はぎこちない関係。
これにはワケがあるので、ネタバレ記事の方に書いておきます。
逆上がり鳴ちゃんをやってくれるとは!!
鳴の左目は義眼。
4歳の時に悪い腫瘍ができて摘出。そこに霧果さんの義眼が。普通の目は可愛くないからということですが……。
「見崎、その目綺麗だと思うけどな」
青春ものストーリーになっています。
インドにいる父から電話が。
「どんな感じだ、一年半ぶりの夜見山は」
恒一は中学になってからこっちに来たのは初めてだと認識しています。
そこで入るノイズ。
ダンシング鳴ちゃんが!!
これはいないものにされた恒一の妄想でした。
お昼も二人でご飯。
霧果さんの料理は美味しくないと。
鳴はいつも同じ紅茶を飲んでいますね。
ペロペロ
料理はできないという鳴に料理が得意なことをアピールする恒一。
絵もいつか見せてくれると。
それで、いつか美術館巡りをしようとフラグを立てます。
いないものコンビとしていつも二人で行動するため二人の仲は急接近しています。
鳴は美術部の後輩から慕われていました。
そこに登場した望月が慌ててみんなを連れ出したのは、空気を読んで鳴と恒一を二人きりにさせてあげるためではなく、事情を知らない美術部員たちの前で鳴と恒一を「いないもの」として扱うのが難しいからです。
鳴が描いていた絵。
鳴のお母さんです。
26年前の理津子さんの3年3組の担任は千曳でした。
前回、恒一が感じた違和感はこれですね。
千曳が語る危険な二親等。
先生も担任や副担任なら死ぬことがあります。
26年前の死者が紛れ込む原因を作り出すことになってしまったということで責任を感じています。
その発端となったミサキは夜見山岬、男子生徒です。
5月の夜に彼の家が全焼。両親と弟を含めた全員が亡くなります。
1998年度のクラス名簿。
呪いが発生した一昨年の名簿にはその年の死者の名前が書かれています。
この年は死んだ人の数は7人でした。「いないもの」対策の効果です。
前半は対策の効果で死者がでませんでしたが、2学期になって「いないもの」の生徒が孤独に耐えかねて役割を放棄。呪いが発生するようになります。
この時の担任が三神先生。名簿には赤沢さんの兄が。
1996年度の死者の朝倉さんは1993年度の生徒。
しかし、名簿にも改竄が起きて辻褄が合うようになっています。
卒業式が終わると記録も本来の形に戻り、紛れ込んでいた死者の正体がわかります。
この現象の唯一の対策が「いないもの」を作ることですが、成功率は半々ぐらい。
15年前、83年のことを聞く恒一。
その年もある年。怜子さんの年です。
そのときに理津子さんが恒一を産むために帰省していました。
「可哀相になあ。理津子も、怜子もなあ……」
母の死は怜子さんの時の災厄のせいでした。
でもその年は、途中で止まったような気が……
記憶の改変を受けているのでよく思い出せない怜子さん。
夏休みに何かが起きたと。
7/13(月)
様子がおかしい久保寺先生。
惨劇の予感が……
次回は「Sphere joint -変調-」
人形の球体関節のことですね。
起きている呪い、災厄について説明されていました。
3年3組で発生している現象が語られ、それを阻止するための策として、「死者」が入る込むことによってクラスの人数が増えるなら、誰か一人を「いないもの」にしてクラスの人数の帳尻を合わせるという方法、おなじないです。
その「いないもの」に選ばれたのが鳴でした。恒一がその決まり事を乱したために、恒一まで「いないもの」にしておまじないを強化しようとしていました。
ここからの焦点は誰が紛れ込んだ「死者」なのか。
そして、15年前はなぜ途中で止まったのか。その方法はということになります。
Face to faceとあるように二人が親密な関係になって行くところが描かれていました。
鳴と恒一の二人がいないものになることによっていつも一緒に行動することになります。
付き合っているかのような状態です。このまま二人の時間が流れて行くように見えていたのに、先生の異変という形で次回に。この辺の落差のつけ方も上手です。
5/1の回想、6/8からの恒一がいないもの扱いされるところから7/13までと今回は話が一気に進みました。
説明が大きな部分を占めている所だったので映像があるとわかりやすく進めることができます。
これで終盤部分をじっくりと描くことができますね。原作だとクライマックス部分の書き込みが若干足りない感じがしていたので。アニメオリジナルの水着回にも期待です。
今週のポイント:
霧果さんと鳴のぎこちない関係。
父の言う一年半ぶりの夜見山。
呪いの影響を受けるのは二親等で夜見山市内。
2年前は死者が紛れ込んだ年。
15年前は災厄が途中で止まった。夏休みに何かが。
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おまけ:


恒一と鳴が歩いていた所は南砺市の福野駅のようです。
河川敷は小矢部川の福光付近のようです。
http://d.hatena.ne.jp/inoue1024/20111127/1322401413
http://d.hatena.ne.jp/inoue1024/20120118/1326884760
http://d.hatena.ne.jp/inoue1024/20120204/1328359864
Anotherの舞台となった場所についてはこのサイトがわかりやすく説明しています。さすが富山県在住です。
ダンスシーンはパルプフィクションがモデルか。ユマ・サーマンの出世作です。
1994年の映画です。
原作では恒一は授業中に鳴と強盗の計画を大声で話し合うことを妄想するのですが、パルプ・フィクションは強盗の計画を話している場面から始まります。

賞状を解読したスレ住民が
50 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 09:52:39.16 ID:nbo2A47A0 [1/6]
>>30
←は○○怜子
受賞年は昭和55年9月9日
→は○○理津子(恒一の母)
受賞年は昭和48年9月20?日
51 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で[sage] 投稿日:2012/02/16(木) 09:53:34.68 ID:nbo2A47A0 [2/6]
ごめん間違えた
→は○○理津子(恒一の母)
受賞年は昭和46年9月20?日
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