Another 第10話 「Glass eye -漆黒-」

「後で来てくれる? わたしの部屋、同室の子はいないから……」
アバンで綾野さんも死亡が確定。
説明をしている生徒は前回の渡辺&佐藤ではない感じが。
こうなったら神頼みしかないということで合宿に。
OPには金木、松井ペアが登場。
OPは飛ばす派なのでチェックしていなかったのですが、OPに登場するメンバーにも何かの関連がありそうです。
「バカ……おにいのバ、バカ」
予告で話題になっていた赤沢さんの涙からスタート。
2年前の災厄で兄が亡くなった時のシーンですね。
赤沢さんが兄のことを「おにい」と呼ぶとは。
赤沢さんが蹴った缶はこれですね。
それがヒットしたおかげで恒一との出会いが。
体が覚えている(意味深)……。はこれだったのか。
握手から始まる恋もある。
ドジっ子赤沢さんも可愛い。
赤沢さんの寝間着&髪を下ろした姿!!
流石PA.WORKS
原作では合宿参加メンバーが男子9人、女子5人だったのですが、アニメでは増量してくれています。
クラスメイト関係は別記事でまとめますが、左から見崎、恒一、望月、勅使河原、柿沼、有田、王子、川堀、猿田、小椋、渡辺、赤沢、杉浦、風見、三神、前島、金木、松木、辻井、和久井、千曳です。男子10人、9人に。
合宿所の管理人夫婦。
恒一が目を合わせるとそらす赤沢さん。
夢のことが関係しているのか。
あの後二人に何があったのかが気になります。
そして再生される例の松永のテープ。
クラスメイトと喧嘩になって事故故に殺してしまう松永。
しかし、死体は発見されず、誰もそのクラスメイトのことを話題にしない……
死体のある場所にいっても消えています。
だれもそのクラスメイトのことを覚えていません。合宿にも参加していないことになっています。
このことから、殺してしまったアイツが紛れ込んでいた死者であることに気がつきます。
アイツのことを覚えているのは深く関わった松永だけ。
だから覚えているうちにこのことをテープに吹き込んで後生に残すことに。
「いいか、死者を死に返せ。死者を死に返すんだ。それが始まってしまった災厄を止める方法だ」
明らかになる災厄を止める方法ですが、そのためには死者を見分けることが必要です。
それにだれが死者なのかわかったとしても、その人を殺すことができるのか。
本人にも死者としての自覚がありません。それにもし間違っていて死者ではなかったとしたら……。
食事の席で赤沢さんの糾弾が。
ここでしっかりと原作の赤沢さんに戻ります。
対策係としての不手際を詫びますが、でも見崎にもその責任の一端があると。
見崎がいないものの役割を全うしていれば誰も死なずにすんだはずと主張する赤沢。それで謝罪を要求します。
この赤沢さんの謝罪要求は各所で叩かれることになると思います。
対策係としての仕事をきちんとして、恒一に事情を説明していれば、恒一と鳴の接触を避けることができたはずです。アニメではお見舞いに来ていたし、恒一が転校してくる日もわかっていたので、学校を休んだとしても三神先生か千曳ルートで例のクラスの決め事について伝えることもできたはずです。
赤沢さんは恒一に対しては自分の不手際があったことを認めているので、責めることはしませんが、鳴に関しては事情を知っていたのに! ということで、鳴にも責任の一端があると考えています。
恒一としては病院で既に鳴と出会ってしまっていて、鳴のことが気になっていたので声をかけてしまいます。
鳴としても例の決め事のことは恒一に伝わっているはずと思っていたはずです。それなのに声をかけてきたのは何かの理由があったのではと思うはずです。
色々と不幸な偶然が重なって恒一と鳴は接触してしまうことに。これも現象さんの力なのか。
どちらにしても既に災厄は始まっていて、鳴と恒一のせいで災厄がスタートしたわけではないのですが……。
赤沢はそのことを知らないですし、自分の対策係としての使命のことを夢から再認識し、攻撃的になっているようです。
赤沢さんの糾弾は、和久井の喘息の発作によって中断。
こんな修羅場を見せられたら体がもちません。
現象さんの力によって薬を忘れてきています。電話の調子も悪くなっているし。
ついに発見された理津子さんのクラス写真。
1973年3月16日 3年3組のみんなと
鳴の邪気眼発動!
これが夜見山岬か!
怪しすぎて思わず吹いてしまいます。写真だといかにも死者という感じです。
中学生時代の理津子さん!
これが怜子さんですね。
怜子さんと理津子さん。
「怜子さん、家で絵描くんだ」「そっちが本職のつもりなんだってさ」
ここで、病院で恒一と鳴が出会った理由が語られます。
霧果さんは鳴の本当の母親ではなく、双子の姉妹が産んだ子供でした。
お互い結婚し、彼女には双子の子供が生まれ、それが未咲と鳴。
しかし霧果さんの子供は死産。
悲しみに暮れる霧果さんのために、双子の片方を養子に出すことに。
未咲が見崎家の養女になると見崎未咲になってしまうので、鳴が見崎家に。
キマシ
見崎と鳴の関係が明らかになります。
詳しいことは0巻で。
未咲がこの人形を気に入ったので、あのとき鳴はこの人形をもって病院の地下に。
未咲の死が4月の災厄。
恒一が夜見北に来る前からスタートしていました。
赤沢さんの対策は恒一が転校してくる5月に合わせてスタートしたので無意味だったのです。
といっても入学式の時点では机の数があっていたので、今年は無い年だと思い込んでいたせいです。
でもクラスには死者が紛れ込んでいた……
明らかになる鳴の左目の能力。
「見えなくてもいいものが見える」
死の色、死の側にある色を見ることができます。
しかし、学校では眼帯を外さないようにしていたという鳴。
これまでは、紛れ込んでいる死者がわかったとしてもどうにもできないと考えていました。
鳴が「○○は死者だ」と主張したとしてもそれを確かめる方法がありません。
死者が誰だかわかったところでそのことがクラス内で建設的な方向に働くとは考えられません。
鳴自身も未咲の死を死者や災厄のせいであるとは認めたくはなかったので、あえて目を背けてもいたはずです。
しかし、死者を殺すことが災厄を止めるための方法であることがここで明らかになります。
それで鳴はテープを聞いてから食事までの間か、和久井関係のパニックの時に眼帯を外して誰が死者かをチェックしたはずです。
それで、鳴は誰が紛れ込んだ死者なのかを今は見分けています。
「もう一人は来ている」
誰が死者なのかを恒一に尋ねられて辛そうな表情をする鳴。
その死者の名前を問い詰めたところに勅使河原が乱入。
アニメだとなんで鳴の部屋に恒一がいることがわかったのかという疑問が生じますが、鳴が恒一を部屋に誘ったとき、勅使河原はそれを聞いていて、恒一を冷やかしています。
「俺、やっちまったかも……」
次回は「Make up -惨劇-」
今回もいいところで終わります。
どの回も引きが見事です。
珍しく誰も明確な形では死亡しなかった回ですが、和久井の喘息、そして勅使河原がやっちまった相手と、死を連想させる展開に。それに次回予告での惨劇を重ねさせてきています。
災厄のことが明らかになり、後は死者は誰なのか? ということが最大の焦点ですが、災厄を止めるためにはその死者を殺す必要があるというのが重いです。
クラスメイトを守るためには災厄を止める必要がある。
だが、そのためにクラスメイトだと思っていた人を殺さなくてはいけない……
とにかく次回がものすごい展開になりますね。
原作を読んでいても、あの予告映像を見せられると背筋が寒くなります。
今日のまとめ:
榊原くん//
あのチビ、恒一くんと当たり前のように同じテーブルに座りやがって。もう許さないんだから!
なら決闘ね。
どちらが榊原くんの嫁か決着をつけましょう。
榊原くん、わたしの部屋に来て……
後は言わなくてもわかるでしょ
鳴、好きだ!
(勝ったわ)
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