坂道のアポロン 第10話 「イン・ア・センチメンタル・ムード」
In A Sentimental Mood - Duke Ellington and John Coltrane
デューク・エリントンの名曲です。有名な「A列車で行こう」も彼の作曲です。
Sentimental:感傷的の意のように,感傷的な気持ちに浸る,恋をしている自分の気持ちに素直になるといった意味で今回使われている感じがします。
一度振られているということで,プレゼントの手袋のことも期待してはいけないと考える薫。
百合香の駆け落ちの噂は学校中に広まっています。
千太郎をモデルにしたアポロンの絵の前で感傷的になっています。
降ろされる絵とそれを受け入れる千太郎
千太郎×百合香が完全に終了したことを示しています。
千太郎が持っていた鍵は美術室のものか。
追記:
251 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:11:18.37 ID:k4K+AHr1O
百合香の絵を撤去しにきた学生が、薫達にむかって
「もしかして岡惚れか?」
と言っていたけど、岡惚れなんて言葉がスルっと出てくる高校生なんて、なかなかいないぞw
252 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:13:22.41 ID:ooq0mWhgO
>>251 そこはやはり時代ですよ時代w
253 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:20:37.55 ID:/TpUHSon0
岡惚れという言葉を調べてはじめてしった
・岡惚れとは、決まった相手のある人や付き合いのない人に密かに恋すること
・岡惚れの『岡』は『傍ら』を意味する。つまり、よく知らない異性や特に付き合いのない異性に、傍らから見ただけで惚れてしまうこと。
また、他人の恋人など、決まった人がいる異性に対し、傍らから密かに恋慕うことをいう
片思いおよび背徳的な恋心って感じか
254 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:31:27.24 ID:0OZIqnnn0
そうなのか 分からずにスルーしていたけど、片思いって言えよ
255 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:39:37.29 ID:+9WolUf20
自分もググるまで
丘サーファーとか丘ボーダーと同じだと思ってたかとオモタw
256 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:40:04.91 ID:+9WolUf20
思ってたかとオモタってなんだ…思ってた だった
257 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:45:46.97 ID:W7cwla280
自分も言葉自体は知らなかったけど言い方・表情で
おおよそ言わんとすることは読み取れたし特別引っかからなかったな
258 名前:風の谷の名無しさん@実況は実況板で 投稿日:2012/06/15(金) 15:50:11.00 ID:/TpUHSon0
>>254
いや今回の場合状況的に片思いとはニュアンスが違うぞ
横恋慕のほうが近いかも
あえて岡惚れなんて使うあたり時代なんだなぁ
親世代でも通じない気がする
アポロンスレを見たらこのシーンでの「岡惚れ」のことが。
そんな言葉があったのを初めて知りました。
「勘違いしないでよね,アンタのは余り物の毛糸なんだからっ」
腹黒なりっちゃんもイイ!
最近あみものをもらったという千太郎の言葉から,自分のもらったものは千太郎の余りだと考えてしまう薫。
恋しているとこのように感情的になりすぎて浮き沈みが激しくなります。
しかし,もらったのは妹からのリリアンでした。リリアンというとどうしてもマリみてを連想してしまいます。
それを聞いて手袋を装着する薫。
うれしさから千太郎に雪をぶつけられてもハイです。
このシーンがいいですね。
雪からりっちゃんを守ると同時に,薫が手袋をしていることに気づきます。
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千太郎の部屋にはホレス・シルバーのアルバムが。アート・ブレイキーのジャズ・メッセンジャーズとピアニストの競演ということで,千太郎と薫の関係のことを示しているように見えます。
お風呂共同って……。この時代には多かったのか。ハプニング続出ですね・

「なんで,アイツじゃなくて俺に?」
答えを言わずに立ち去るりっちゃん。
それで薫は千太郎の家から逃げ出し,タオルも払いのけます。この辺の女々しさが薫らしいです。センチメンタルです。
そのせいで風邪を引く薫。
指一本で「いつか王子様が」を弾く律子。
王子様は薫のことですね。
律子がお見舞いに来てくれても,自分は千太郎にはかなわないと思っている薫。

薫さんが自分に自信を持てと言ってくれた。そのおかげで何回も救われたと。薫にも自信のあるところを見せてほしいと。
自分の言葉がりっちゃんに届いていたことから自信を取り戻す薫。

「りっちゃん……もう一回告白させて」
「おれはりっちゃんが好きだ!!!」
告白シーンとキスシーンが最高です。凄いものを見させてもらいました。
いつの間にか夏になっていて文化祭の話に。
オリンポスと対決です。
しかし,その一方で千太郎の父が帰ってくると。
千太郎も家族の問題を抱えていました。

無理に笑顔を作っています。千太郎のことを心配する薫。
手紙の返事を書けない千太郎。複雑な思いが表れています。

家を出る千太郎。
鳩のサラ・ヴォーンを放っていたのでもう帰ってこないつもりです。
父との確執は相当根深いのか。
次回は「レフト・アローン」。置き去りです
マル・ウォルドンですね。この曲は有名です。
音楽仲間であったビリー・ホリディへの哀悼の思いが込められています。
ビリーに先立たれて寂しいよ,取り残されて辛いという気持ちがタイトルに。
ついに薫とりっちゃんの気持ちが通じ合うことに。恋が実ることになりました。
この辺の甘酸っぱい展開が実に良かったです。
この二人は幸せになりそうなのですが,千太郎は百合香があんなことになり,父親も帰ってくるということでトラブル続出です。
親友である薫とこれまで救うものとなってきた音楽が問題を解決するものになるのか。
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終盤に千が手紙を書いてるのは父親からの手紙の返事ではなく、家を出て行くので置き手紙ではないでしょうか?
初のコメントがこんな事ですみません。
アポロンの使用曲の事、氷菓の読み方など、こちらのブログを読んでより深く作品を楽しめてます♪
ありがとうございます(^^)
次の更新も楽しみにしてます♪
いつも読んでくださり&コメントありがとうございます。
わたしは原作を読んでいないので手紙の真相はわからないので,リンゴさんの説の可能性も考えられます。
千太郎が書いていた「長い間」が何のことなのかが気になりますね。
千太郎が幸子に「準備しよう」と言っていたのが父を迎えることを意味し,弟の「兄ちゃん見て」が父への手紙の返信の事だと思ったこと。
そして,弟や妹の前で家を出て行く置き手紙は書かないだろうと思ったのと,書き損じの量から父への返信だと推測しました。
父親との確執が気になるのでアニメでどの程度語られるのか楽しみにしています。
千太郎の集中力の無さが問題ですね(笑)
岡惚れ…私も話の流れからニュアンスをとってましたが、意味深な表現でしたね。
ちゃんと意味が知れて良かったです。