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RDG3 レッドデーターガール  夏休みの過ごしかた  感想

RDG3 レッドデータガール  夏休みの過ごしかた (角川文庫)RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (角川文庫)
(2012/07/25)
荻原 規子

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3巻は学園祭の準備で合宿する話に。
真響と真夏の実家がある戸隠が舞台になります。
宗田家の三つ子がメインの話で真澄にスポットが当たります。

合宿ということで外での生徒会メンバーの様子を見ることができるのですが,それぞれの陣営の思惑などが見えてくるのでサービス回という感じがあまりしません。アニメではてこ入れしてくるのか?!

ネタバレ含むので残りは追記で:


http://rdg-anime.jp/special/?page=news#id20130215
公式ページではアニメの主題歌情報が。知らないアーティストです。

RDG レッドデータガール    はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)RDG レッドデータガール はじめてのお使い (角川スニーカー文庫)
(2013/01/31)
荻原 規子

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本屋に行ったらスニーカー版のレッドデーターガールが平積みされていました。
スニーカー版は挿絵付きです。深行が凄いイケメンになっていましたね。2巻での真響の挿絵が楽しみです。



生徒会主催による学園祭は表向きには学校行事ですが,裏では世界遺産候補を巡っての決着の場になるようです。高柳と再戦ですね。高柳はやたらと余裕です。秘策がありそうです。泉水子,真響の二大ヒロインを敵に回しているのでやられ役になるとは思うのですが……
当然のごとく真響サイドに付こうとする泉水子ですが,勢い余ってSMFに入ることに。SMFの連中に隠し撮りまでされているというのに

学園祭は学園の目的である世界遺産選びの重要な場となるというだけあって学校側も気合いが入っています。
それゆえ準備しなければならないことも多く,暑い校内よりは涼しい戸隠にということで自然な流れで合宿に。

合宿ということで生徒会メンバーの出番が増えています。
会長に続く女子メンバーとして「秋之川玲奈」が登場。ツンツンしていますがツインテールです。アニメではビジュアルに期待です。


3巻は真澄の巻という感じですが,それ以外の人間関係でもいろいろと見所が。

生徒会:
世界遺産選びでは中立の立場,どの陣営にも肩入れしないようです。
穂高のように裁定者の側になるのか。
仄香も能力を持っているのでそう見せかけといて何か仕掛けてきそうなのですが……
穂高,仄香ラインが何を考えているのかがまだ見えてきません。


SMF:
宗田真響ファンクラブということですが,表向きは歴史を研究する真面目な部活で,写真を隠し撮りするくらいで危険でも変態的でもありません。
真響は自分の手駒として使おうとしているみたいなので,SMFの存在を容認し,自らメンバーになっています。いざとなれば真響のために散ってくれるのか?!


泉水子と真響:
泉水子にとって真響は憧れの存在。自分にコンプレックスを感じているので真響みたいな女の子になりたいと思っています。
憧れだったお友達の家の招待も真響の実家に遊びに行くことでかなっていました。

真響は深行と泉水子はセットと見ていますが,マークしているのは深行の方で,泉水子は無害な存在と見ているようです。今回の戸隠での出来事で泉水子に対する見方は変わるのか。
世界遺産を目指す真響にとってもっとも強敵になるのは泉水子の姫神の力だと思うのですが,これまで通りの友情関係は続くのか。真響は自分の目的のためなら友達でも切り捨てるようなタイプに見えるのですが……


泉水子と深行:
酔っぱらった泉水子を心配していた深行。ツンツンしながらも泉水子のことを気にかけています。
深行をマークしていた真響ですが,自分に注意を引きつけているような感もあります。知らず知らずのうちに雪政と同じ事をしているのか。
泉水子は自分のせいで深行が巻き込まれていると迷惑をかけていることを申し訳なく思いながらも自分の側にいて欲しいと思うようになっています。いまは恋に恋しているような状態で自分の深行に対する気持ちが何なのか気がついていないですね。やたらと深行のことを気にしているので,自分の気持ちに気がついたときの反応が見物です。


宗田きょうだい:
馬のことにしか興味がない真夏。世俗のことに関心が無いように見えます。馬のタビが亡くなることによって,生に対する執着も薄くなってきています。
馬の死は馬主が決める……。タビの最後を見届けることによって自分の消えるときを自分で決めようとしていた真夏でした。
突然死した真澄と同じ心臓を持っている真夏。どうせそのうち消えることになるなら真響のために真澄がいる今のうちに消えようと思っているようです。
でも真澄は真夏と一緒に戸隠の違う層へと疾走することに……
今回の出来事がどのように今後に影響を与えてくるのか。


真澄の正体:
疾走した真夏を連れ戻すために姫神の力を使おうとする泉水子。
しかし,三つ編みをほどいても姫神になることなく真澄によって違う層へと引き込まれます。

真響と真夏が同調することによって真澄を呼び出すことができます。
しかし,二人が成長することによって同調するのが難しくなっているようです。
真響は真澄を呼び出せなくなっても仕方がないと思っていますが,真夏は真澄を呼び出せなくなった後に自分が真澄と同じように突然死したら困る。このまま入れ替わってしまえば真響の側に真澄がいることができると考えています。

しかし真澄の正体は戸隠の山の神霊,九頭竜大神。強力な力を持っているゆえに岩戸に封印されていますが,真澄の死によってその封印が一部解け,真夏と真響によって真澄の姿の神霊として呼び出されています。

真澄としては今後呼び出されなくなるようなら今のうちに力を得ておこうと,岩戸を破壊して自由になろうとします。
泉水子を守るのは黒い翼の生えた深行。
前巻でカラスになった和宮は深行と一緒にいました。玉倉山の神霊として姫神である泉水子を守ろうとしています。

泉水子の危機に姫神が登場しますが,泉水子が姫神になったのではありません。
それは姫神が泉水子ではなく母の紫子に憑依したから。ついに紫子さんが登場です。
母は泉水子をできるだけ姫神にさせないため泉水子を守るために姿をくらましていました。


今回は姫神が泉水子に憑依しなかったため,姫神の台詞がほとんど無かったのですが,姫神は山の神霊よりも強力でした。
姫神は神霊や自然の霊的エネルギーよりもさらに上の存在のようです。人類を滅ぼすということで地球の裁定者てきなポジションなのか。
玉倉山の神霊である和宮は姫神,または泉水子の一族を守るポジションのように見えます。

これから泉水子が取る選択が人類の未来に大きく関係してくることになりそうです。
次の巻は文化祭の回になりそうです。
世界遺産を決める点での山場になると思うので,大きく物語が動きそうですね。

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2013-02-16 22:54 : レッドデーターガール : コメント : 0 : トラックバック : 0
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