Junk Head な奴らメモオフ4 感想5

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メモオフ4 感想5

メモオフ4感想のラストです。

最終シナリオのいのりです。

いのりは主人公の恋人ですが，シナリオの冒頭で唐突に主人公に別れを切り出します。
いのりルートは学園編の雅，縁のどちらかとカフェ編のりかりん，のんちゃんのどちらかのグッドエンドを見ていないと，卒業式から先を進めることができません。

一応メインヒロインなので最後に進むことをお勧めです。
自分は雅－縁－のんちゃん－りかりん－いのりで勧めましたが，のんちゃんが苦手な人はのんちゃんを飛ばしてもOKです，そのほうがりかりんをのんちゃんとの共通ルートでスキップしなくてよいのでじっくりと楽しめます。

以降ネタバレありの感想です。

いのりちゃんのなぞなぞた～いっ・・・
キャラ的にはかなり微妙ないのりですが，主人公の過去に深くかかわっています。

主人公の10年前の事故の真相，つばさちゃんの正体，なぜトビーが絡んでくるのか。それらが明らかになります。

なぜいのりは主人公に隠し事をしているのか，トビーとの関係，他のシナリオでもなんとなく察しがつきますが，予想の斜め上を行く展開でした。
（いのりがあまり好きではないので内容をほとんど忘れていたせいもあるのですが）

主人公の想いといのりの思いとがすれ違うところ，そこを乗り越えてゆくところの描写が良かったです。最後にはいのりの深い愛を知ることができ感動しました。

メモオフ4 それからですが，メモオフシリーズの集大成といえるのではないでしょうか。
メモオフ4には過去のキャラがたくさん登場します，2から静流さん，ほたる。3からはカナタが登場し，物語にも深くかかわってきます。また過去のエピソードも数多く出てきますし，過去の作品をモチーフにしたシナリオ展開も見られます。

そのようなわけで最初にやるメモオフには向いていません。
しかし，メモオフのファンなら最高に楽しめると思います。シナリオの出来もや仕掛けも一番ではないでしょうか。

続くメモオフ5は大学生活編で新しいことにもチャレンジしています。ミステリー調でシリアスです。
メモオフ6はなんだかメモオフらしさがなくなってしまった感じがして，信者なのに途中で積んでしまっています。

次のメモオフ7が出るとするなら，これまで奇数作品では果敢な冒険をしてきたのでその伝統を継いでくれることを期待です。