さよならピアノソナタ に出てくる音楽
![]() | さよならピアノソナタ (電撃文庫) (2007/11) 杉井 光 商品詳細を見る |
さよならピアノソナタにはクラシックやロックの曲がたくさん出てくるので,ある程度の音楽の知識があったほうが楽しめる作品です。
自分が知っている範囲で出てきた曲をまとめてみました。
さよならピアノソナタ - Wikipedia
作中に登場する楽曲がWikiでもまとめられています。
タイトルになっているさよならピアノソナタは,ベートーヴェンのピアノソナタ第26番変ホ長調 告別 のことです。
ベートーヴェンの3大ピアノソナタに次く人気がある曲です。
わたしが持っているのは,バックハウスのカーネギー・ホール・リサイタルなのですが,Amazonを見たら品切れになっていました。なのでお勧めはこれです。
![]() | ベートーヴェン:ピアノソナタ第17番「テンペスト」&第21番「ワルトシュタイン」&第25番&第26番「告別」 (2007/09/05) ポリーニ(マウリツィオ) 商品詳細を見る |
ポリーニは超人的なテクニックで完璧な演奏をします。圧倒されます。完璧すぎるのが弱点なぐらいです。わたしはこの人のショパンを聞いて目から鱗が落ちました。
そして真冬と対決する英雄ですが,これがお勧めです。
![]() | ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」&第8番 (2007/09/05) ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン) 商品詳細を見る |
巨匠カラヤン&ベルリン・フィルハーモニーのコンビです。1984の録音です。
![]() | ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」 (2007/09/26) フルトヴェングラー(ウィルヘルム) 商品詳細を見る |
こっちは1952録音,巨匠フルトヴェングラーとウィーン・フィルハーモニーです。
ベルリンとウィーンは個性が違うので比較して聴くと面白いと思います。
そしてベースを見つけるために真冬が弾いた平均律グラヴィーア。これはグレン・グールドです。
![]() | バッハ : 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 (1994/04/21) グールド(グレン) 商品詳細を見る |
わたしが一番好きなピアニストで,ここでの演奏・解釈は神レベルです。とにかく聞き込んだCDです。
一度この人の演奏を聞いてしまうと他の人のバッハは聞けなくなってしまうほどです。
続いてロック編です。
ナオが響子と千晶と一緒に演奏した曲,レッド・ツェッペリンのカシミール。
![]() | フィジカル・グラフィティ (2005/05/25) レッド・ツェッペリン 商品詳細を見る |
![]() | ロックン・ロール(紙ジャケット仕様) (2007/12/05) ジョン・レノン 商品詳細を見る |
ジョン・レノンのカバーアルバムです。
2曲目にスタンド・バイ・ミーが入っています。
ベン・E・キングのオリジナルとだいぶ違っていますが,わたしはこっちの方が好きです。
P287-288でナオが歌ったブラックバードが入っているのがビートルズのホワイトアルバムです。
![]() | ザ・ビートルズ (1998/03/11) ザ・ビートルズ 商品詳細を見る |
初期のビートルズとは少し違う感じですが,これはこれで傑作です。個人的に一番好きなビートルズのアルバムはアビィ・ロードです。
真冬がプレゼントしたアイアン・メイデン。
![]() | 鋼鉄の処女 (1998/10/28) アイアン・メイデン 商品詳細を見る |
![]() | キラーズ (2008/05/14) アイアン・メイデン 商品詳細を見る |
メタル第二世代というかNWOBHMの代表格として有名なバンドです。ギターリフが素晴らしいです。表紙がいかにもメタルという感じでわかりやすいバンドです。真冬が怖がるのもわかります。
処刑器具のアイアン・メイデンからバンド名を取っています。といっても今のへビィロックに比べるとそれほどうるさくはないです。
P222で真冬が窓からやってきた時の曲
![]() | いとしのレイラ (2006/06/21) デレク・アンド・ドミノス 商品詳細を見る |
エリック・クラプトンが作ったバンドで名盤として非常に有名ですが,同じく天才ギタリストのデュアン・オールマンがゲストで参加しています。
レイラはビートルズのジョージ・ハリソンの妻への恋の曲としても有名です。
P120でナオのベースの音がグレッグ・レイクのサウンドに匹敵すると。
![]() | クリムゾン・キングの宮殿 (2008/03/26) キング・クリムゾン 商品詳細を見る |
某マンガで有名なキング・クリムゾンですが,このデビュー作はロックの名盤を挙げるときに必ず上げられるほどの傑作で,いわゆるプログレを代表する作品です。グレッグ・レイクが設立時に参加したバンドです。1969の作品でZepと共にビートルズと入れ替わる形で登場してきたバンドです。
そのグレッグが次に参加したのがこのバンドです。
![]() | 展覧会の絵(K2HD/紙ジャケット仕様) (2008/06/25) レイク&パーマー エマーソン 商品詳細を見る |
エマーソン,レイク&パーマー,通称EL&Pです。
ムソルグスキーの展覧会の絵をロックにしてします。キース・エマーソンのキーボードが目立つのですすが,グレッグも地味に頑張っています。特に最後の曲のナットロッカーがメチャすごいです。わたし的にはプログレの代表作だと思っています。
ということで作中に出てくる作品のいくつかを挙げてみました。
わたしはだいたい知っていたので,特に楽しむことが出来たと思います。
ラノベで知ったのを機会に触れてみるのもいいかもしれません。
有名なものが出てきていたので。
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