アニメ 東のエデン 第4話 「リアルな現実 虚構の現実」 感想

朝帰りする咲を迎えたのはリョウスケ兄さんでした。
姉の旦那でしょうか。咲の面接先に先輩がいるといっていたので,そうみたいです。
玄関にはTHE COLD BLUE のポスターが。
先回,ずっと好きだった人が好きだった映画といっていました。
このリョウスケ兄さんが,ずっと好きだった人なのか?
ジュイスに「俺,2万人のニート殺したの?」とたずねますが,「彼らのその後は把握していない」と。
でもニートを集めたのは事実だと。
ジュイスが言うにはサポーターというのは12人のセレソンの一人で,救世主に不相応なセレソンを排除する役目をになうシステムだと。
近藤の言葉を思い出し,他のセレソンのことをノブレス携帯で調べます。
注目したのは5番です。残金は13億ほど。医療関係者みたいです。
医療機器の納入先をジュイスから聞き,会いに行きます。
爆心地へとダイブする朗。
そこにいたのはジョニーという怪しげな奴らでした。
ジョニーといえば1話で,「俺のジョニーが一矢報いた」と朗がアメリカンジョークを言っていました。
アレを指すスラングとして使っていたのですが,意味はあるのでしょうか。
しかしこれは現実ではありませんでした。
朗は少し下に飛び降りただけで,ジョニーもいません。
どうやらタイトルの「リアル」と「虚構」とに関係がありそうです。
朗が向かった場所は「火浦総合病院」
セレソンが来ているということで強引にアポを取ります。
年配者が多い病院です。
週刊誌の記事では,経営破綻の地方病院を買収したと。このことにお金を使ったんですね。
患者は火浦先生のことを救世主だと呼んでいました。
火浦からも9番がサポーターだったかと言われます。
火浦はいまから薬を持っていく,それを飲めばどうやってその携帯を手に入れたかがわかると。
薬を飲む朗。
運ばれてきた電話の声は「ミスター・アウトサイド」と名乗る男。
「わたしは至極個人的な信念に基づき,この国を救う救世主を12人独善的にセンパツすることに決めた。その12人をセレソンと名づけ,さらにその内の一人をサポーターに任命した。君は今日からセレソンだ。おめでとう」。
「ちなみにサポーターとは12番目の選手,熱狂的な応援者であり,冷酷な監視員のことだ。もし君がセレソンとして正しく機能しなかった場合はサポーターによって厳しくジャッジが下されると思ってくれたまえ」。
「12人のうち誰がサポーターかはわたししか知らない。12人のセレソンについてはセレソンになりたいという強い意志があったと認識している。したがってこの使命を辞退することは許されない。プレゼントした携帯の中には100億円が入っている。使い道は全面的に君に任せる。自由な発想でこの国を正しい方向に導いて欲しい。ただしその100億を現金に代えることはできない。何らかの要望が生じた場合,中央のボタンを押して,コンシュルジェを呼び出してもらえればいつでも対応するようになっている。なおその際にかかる費用は100億円から引き落とされ,その使用履歴は他のセレソンに通知されるものとする」。
「最後にペナルティーについて伝えておこう。以下の条件が該当するセレソンはサポーターによって迅速かつ確実な死が与えられると思って欲しい。1.任務を途中放棄し逃亡を図った場合。2.携帯を長期にわたって使用せず,何の成果も得られない場合。3.与えられた100億を国益のためではなく個人の欲望のために使用し続けた場合。4.国を救うという目的を果たせないまま残高が0になった場合。ただしこれらは最低限の事項に過ぎない。選ばれし者はその行動に極力責任を持ってもらいたい。なお12人のセレソンのうち,最終的に生き残れるのは最初に使命を全うしたものに限られる。誰かがゴールした時点で他のセレソンは自動的に消滅する」。
ゴールすると自動的にミスターアウトサイドのところにたどりつくことになっていると。
電話をかけていたのは火浦さんでした。携帯にSELECAO 05と。5番が火浦さんの番号です。
近藤の4番が消えています。
県議会での日浦さんの要望が通るまで生きていたかったので,朗を眠らせたのでした。
このことを考えると,日浦さんはペナルティーにあたる行動をしていたわけです。それで朗をサポーターだと思った。お金を使い切るまでは死ねないといっていたこと,患者が火浦さんを救世主と呼んでいたことからすると,国を救うことはできないが,患者を救うためにお金を使い果たそうとしているようです。
日浦さんも自ら望んでゲームに参加した覚えはないと。
しかし,あるといえばあると。
脳外科医としての自分に限界を感じていた。一人の医師が救うことができる人の数はたかが知れていると。
日浦さんはこの町に患者を集めると同時に家族にも転居してもらい,うちで雇用できるように法律を代えさせました。国が切り捨てようとした高齢者を人的資源として雇用できる個人病院を100億かけて作ったのでした。
火浦さんの残高は0に。
ジュイスは県議会全てを丸め込んだと。
この病院はわたしが理想とする病院なのでアウトサイドのめがねにはかなわないと。
お金を半分分けようかと提案する朗に,わたしは最初からあがるつもりはないと。
朗は自分の約20億の金の使い道を聞きます。
ゴーストタウンのショッピングモール,海上コンテナ500個,外務省の接待費などがあったと。
火浦は記憶をなくしてまで何かをしようとしたわけだから教えないと。
記憶を無くすまでの9番はなかなか魅力的な人物だったと。
その君が過去を捨ててまで新しい自分に賭けたわけだから,そのままの君でいていいと。
火浦のもとに現われるサポーター。
これは1話で出てきたホワイトハウスの前の車の中にいてジュイスと話していた人物ではないでしょうか。
ホワイトハウスの前にいたのも記憶を失った朗が携帯を使用していなかったので監視していたのでは。
このゲームは虚構のように見えますがリアルな現実,一人だけが生き残れるシビアなゲームです。
朗が爆心地で見た虚構,これは過去の自分の記憶なのでは。
作業員が話していた映画のことと記憶がリンクし,昔の映像を見たのでは。
ジョニーとよんでいた謎の生物が2万人のニートなのでは。新しい生命体へと進化させようとしたのかと予想してみます。
でも海上コンテナ500個と外務省の賄賂の謎が残ります。
海上コンテナにニートを詰めて運び出し,新たなパラダイスでも作ろうとしたのでしょうか。
500個だと1箱あたりにーと40人になるので違う気もするし・・・
もう一つの注目はセレソンやサポータについて説明されている時に登場してきた朗の過去と思える映像です。新聞配達をしている朗,その朗に話しかける黒塗りの車にのる男。朗がセレソンになりたいという強い意志を表わした時のことを描写していたのでは。あの時の会話がセレソンに選ばれることにつながったのでは。車に乗っていたのはアウトサイドの関係者だったのでは。
どのように謎が明かされてゆくのか楽しみです。
Junk Head な奴ら 東のエデンのOPに出てくる文字
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