Junk Head な奴ら鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 9話「創られた想い」

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 9話「創られた想い」

「ヒューズさん，口で言わないと伝わらないこともありますよね」

アルの抱えていた悩みとその解決が。

第五研究所は破壊されていました。

目が覚めたエドを叱りつけるマリアさん。
「勝手なことをして。命を落とすところだったのよ。何でも自分たちで使用としないで，周りを頼りなさい」
「もっと大人を信用してもいいんじゃない」

ウィンリィにオートメイルが壊れたことを電話しますが，ウィンリィはいつものように怒りません。
ネジを1本忘れていたからです。
出張修理に来てくれることに。

一方で落ち込む悩んでいるアル。
自分が鎧人形なんではといういわれた言葉を気にしています。

到着したウィンリィはエドが怪我をしているのを見て自分のせいでオートメイルが壊れたからと自分を責めますが，自分のミスにエドに気がついてないことに気付き元気になります。

今日の宿を探そうとするウィンリィですがヒューズさんに捕まります。
その日はエリシアちゃん（3歳）の誕生日でした。

二人が何があっても自分には何も言わないことを気にかけているウィンリィ。
「相談する必要がなかったんだろ。ウィンリィなら言わなくてもわかってくれると思っていたんだよ」
「でも口で言わないと伝わらないこともあります」
「男っていうのは言葉よりも行動で示す生き物だから」
「苦しいことは自分以外の人には背負わせたくない。心配もかけたくない。だから言わない。それでもあの兄弟が弱音を吐いたら，そのときはきっちりと受け止めてやる。それでいいんじゃないか」

モテモテのエリシアちゃんを守るために銃を抜くヒューズさん。
行動で示しすぎです。

「僕は好きでこんな体になったんじゃない!!」
エドに怒りをぶつけるアル。
「この空っぽの体で何を信じたらいいんだ!!」
自分が偽者ではないのかという疑問をぶつけます。

エドはそれに答えず退出しますが，エドの気持ちを知っているウィンリィがアルの疑問に答えます。
「エドがずっと言えなかったというのは，あんたが自分を恨んでいるんじゃないかということよ!!!」
アルは絶対に恨んでいない，聞いてみればわかるというばっちゃんですが，怖くて聞けないとずっと背負ってきたのでした。

「自分の命を捨てる覚悟で偽者をつくる馬鹿がどこにいるっていうのよ」

初めて組み手でアルに勝ちます。
くだらないことで喧嘩してきた過去の思い出を語り合います。
「全部嘘だって言うのかよ。どんなことをしても元の体に戻りたいという気持ちも作り物だというのかよ」
「絶対二人で元に戻るって決めたんだ，どんどん前に進むんぞ」
和解する二人。感動的なシーンでした。

イーストシティーのスラム目を覚ますスカー。
キンブリーとの出会いを夢で見ていました。
そこにはイシュバール人の生き残りが。

これで次回からはイシュバールのこと，スカーの兄のことが語られることになるのでは。

次回は「それぞれの行く先」
マスタングとヒューズの出会いと・・・がメインみたいです･･････

前期ではウィンリィの暴力的なところが目立っていましたが，今回はウィンリィの優しさ，二人を気遣うところが強調されていました。
弱音を吐いたときにきちんと受け止めてあげていました。
何も言わないエドと，エドの代わりに語るウィンリィ。対照的な二人がいい味を出していました。
でも大事なところでは言うべきことを伝えることにより，兄弟の絆を強めることができていました。

CMではAngel Beatsが。