MLB ワールド・シリーズ 6日目
翌日2-2の同点,6回裏のフィリーズの攻撃から再開されます。
フィリーズは初回にビクトリーノのタイムリーで2点を先制。
しかしレイズはここまでヒットのなかったロンゴリアが4回にタイムリ-を打ち1点を返し,6回にはペーニャのタイムリーで同点に追いつきます。
しかし同点後に雨によって中断,回復する見込みがないとのことで50分後にサスペンデッドになりました。
明日のピッチャーはどうなるのでしょう。
ハメルズは75球,カズミア-は103球を投げているので,ゲーム6で投げる予定の先発投手を投げさせるのか,それとも中継ぎ投手に投げさせるのか,起用法に注目です。
フィリーズとしてはハメルズで優勝を決めたかったと思うので大きな誤算になったのでは。
レイズはここまでヒットのなかったペーニャとロンゴリアにタイムリーヒットが出たので,チーム状況は上向きになると思います。
追加情報が少しずつ入ってきました。
雨の状態がひどかったので5回終了時点で試合を止めることもできたようです。
5回終了で試合は成立するので,その時点で2-1でリードしていたフィリーズを優勝にすることもできました。
しかし,コールドゲームでWS優勝を決めたチームはないので,コミッショナーはそれは避けたいと考えていました。それで,ぎりぎりまで試合を続けようとし,次の6回でレイズは同点に追いついたのでした。
コミッショナーはWSはどんなことがあっても9回まで続けて決着をつけたい,それでサスペンデッドという決断を下したのです。
この決断はかなりの議論を呼ぶかもしれません。これが同点ではなくどちらかがリードしていたらさらにもめたのでは。同点になったいまがチャンスとばかりにサスペンデッドにしたのでしょうか。
しかしレイズとフィリーズの関係者はサスペンデッドという選択肢ががあるということを知らなかったのです。
フィリーズは5回が終了した時点で勝ったと感じていて,もし6回にレイズが同点に追いついていなければ,優勝決定になったと考えていたようです。ファンもそう思っていたのではないでしょうか。
レイズ側も5回終了時点で,雨天中断,いつ試合終了になってもおかしくないと感じていて,それが6回で追いつき,サスペンデッドになったので,首の皮1枚つながった,勝ちに等しい結果だと感じています。
フィリーズとしては優勝したような気持ちになっていたためそこから仕切りなおすのは難しいかもしれません。
フィラデルフィアは雨で,明日は今日よりも天気が悪くなりそうなので,明日も試合ができない可能性が高い状態です。
いつ試合が再開されるのか,両チームがサスペンデッドにどのように対応してくるのか,この中断によって流れが変わるのか注目です。
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