Junk Head な奴らアニメ CANAAN 第4話「呉れ泥む」感想

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アニメ CANAAN 第4話「呉れ泥む」感想

「燃えている，青い炎が」「太陽は青いから嫌いだ。それは憎しみの色」

カナンの過去が語られます。ちびっ子カナンが可愛いです。保護して色々教えたくなります。

簡単に4話の見所を。

カナンは普通の女の子。
そう思い込んでいたマリアですが，先回それが間違いだったことに気付かされます。

一方，カナンも自分が普通ではないために，また大事な人を失ってしまうのではと不安に。

滅ぼされた村でシャムに救出されるカナン。
シャムによって戦闘訓練を受け，カナンという名前をもらいます。
希望の地という意味でカナンという名を。

失いたくない。だから戦おうとするカナン。
以前に自分から大切な人を奪ったアルファルドを倒そうとします。
マリアを失いそうになることによって，大事なものを失うことへの憎しみに駆られるカナン。

しかし，憎しみから戦ってはいけないというのがシャムの教えでした。

憎しみからアルファルドを殺そうとするカナン。
今までのカナンとは違い，ただの戦士，テロリストになっています。

憎しみから戦うカナンはアルファルドに歯が立ちません。
憎しみから戦うのは泥のようだと語るアルファルド。これが今回のタイトルですね。
その屈辱に耐え，這い上がったと語るアルファルド。
テロリストから大企業の筆頭株主へとなったことをさしているようです。

実際，アルファルドにはカナンを殺す意志がありません。
憎しみではなく楽しみのために銃を放つアルファルド。

カナンの腕の刺青はシャムとお揃いみたいです。
「家族の証しだ」と言っていました。

ここでシャムが口ずさんでいた歌を，アルファルドが捕まって護送される時に口にしていた気がします。

カナンとアルファルドの出会い。

シャムを殺したのはアルファルドでした。
しかし，彼女は自分の名を「カナン」と答えていました。
そして本当の名前が
「アルファルド。お前にならなかった。どこにでもいるテロリストだよ」

この言葉からすると，シャムは最初はアルファルドを希望の地，カナンにするつもりで育てていたと思われます。
しかし，希望の地として選ばれたのは「カナン」でした。
そのことがシャムを殺し，カナンと敵対することに繋がっているようです。

町では2年前に村人全員が忽然と姿を消し去った事件に対する抗議活動が。
この消えた村が事件に大きく関係しています。

サンタナと夏目が。
夏目はサンタナにお金を払おうと。
夏目はカナンの上司にあたる人ですが，サンタナにも協力を求め，アルファルドの組織と対抗しています。1,2話でも戦闘員を救出していました。
夏目の口からサンタナが村を消したと。サンタナはその事件に関わり，そのことに対する自責の念からハッコーを保護しているようです。

国際会議の警備を担当するダイダラ社の筆頭株主の地位にいるアルファルド。

ハッコーたちに共通している傷の正体は血管が浮かび上がっているものだと。
ドナーと言われていたので手術に関係しているかと思っていたのですが，そうではないようです。

カナンの姿を見て怒りをあらわにするリャン・チー。
慕っているアルファルドがカナンに関わることに激しく反応しています。

カナンを解りたかったからカメラを手にしたことを思い出すマリア。
カナンと向き合う決意を固め，
「逃げない，大沢マリアは，カナンの，カナンの友達なんだから」
と叫びます。

マリアの危機を助けに来たのはユンユンでした。
そのユンユンがカナンとも関係のある人物だと思い，友達になろうとします。

泥の中であがくカナン。
そのカナンと友達でいることを決意するマリア。
この2人の間を結ぶのがユンユンになりそうな気が。

カナンとアルファルドが過去にどのように向き合い退治してゆくのか注目です。