Junk Head な奴らアニメ鋼の錬金術師第20話「墓前の父」感想

アニメ鋼の錬金術師第20話「墓前の父」感想

「確認しないと前に進めないだろう。それに，逃げてたまるか」

トリシャの墓を掘り起こすエド。そこに見たものは･･･

ついにエルリック兄弟の父，ホーエンハイムが登場。
妻トリシャの墓の前に立っています。
リゼンブールに戻って来ました。

見たくなかったから，家を焼いた。逃げたなと語るホーエンハイム。

息子たちが錬成したのは本当にトリシャだったのかとピナコに尋ねるホーエンハイム。
その言葉にショックを受けるエド。

「時期に酷いことがこの国で起こる。他の国に逃げておけ」
そう言い残して家を出るホーエンハイム。
この国の仕組みにホーエンハイムは深く関わっている気がします。
ヒューズさんもそれに気がついていたみたいだし。

父の言葉を確かめるために，トリシャの墓を掘り起こすエド。
エドにとってはトリシャのことはトラウマです。

墓に中にあった髪の色は母のものと違っていました。
大腿骨も男のものです。
エドが錬成したものは母ではありませんでした。

死んだ人間は元に戻らないという真理を悟るエド。

アルは元に戻れると，この事実を希望の証にするエド。
アルはまだ死んだわけではないので，体を取り戻すことができるということか。

師匠に電話するエド。
お子さんを人体錬成したときのことについて聞きます。
先生が錬成したものが本当に子供だったのかと問いかけるエド。
共に前に進むことができるのでしょうか。

トリシャの遺言が明らかに。
「約束守れなかった。先に逝きます，ごめんなさい」
これはエドたちが錬金術を学ぶことを許したことか。

アルと合流するエド。
アルに事の次第を報告します。

ウィンリーがアルを振った理由は身長が低いということが明らかに。
身長で男の勝ちを決めるなんて残酷なんだウィンリー。身長のことがエドのコンプレックスになるわけです。
でも今の大きいあるならOKなのか。

そのことを知っている，過去の記憶を魂として引っ張り出すことができたわけだから，肉体も取り戻すことができるはずだと。
真理の門の向こう側にアルの体はあるはずです。

師匠からも報告が。
髪の色も肌も夫婦から産まれるものではなかったと。

何かが足りなかったのではなく，そもそもできなかったことだと悟る師匠。
最後には「ありがとう」の言葉まで。
「私はあの子を二度殺していなかった」
これで師匠も前に進むことができそうです。

目標に向かって前に進み始めるアルとエド。
エドの後ろ姿を見つめるウィンリーは，エドの背中があんなに大きかったかと疑問を。
エドの身長が伸びているのか。

次回は「愚者の前進」
バトル展開になりそうです。

どうやら2期もエンジンがかかってきたようです。
今回はバトルなしでしたが，錬成に関する鍵となる情報が。
錬金術師たちは前に進むことを決意してゆきます。
今度は確信をもって目標に向かって進んでゆくことができます。
ウィンリーの言葉は，そのことによって，比喩的な意味で大きく見えたのかもしれません。
ターニングポイントになる回となったのではないでしょうか。

そして妻の墓の前に立つホーエンハイム。
この国に対する思い出すべてを捨てるために戻ってきたのでは。
長くリゼンブールに戻らなかったのはエドと同じように現実から逃げていた，見たくなかったから名のではないでしょうか。
エドは若い頃の自分に似ていると語っていたし。
これで思い残すことなく，計画を進めることになりそうです。
それでピナコに国を出るように語ったのでは。
ホーエンハイムは何をしようとしているのか，この国はどうなるのか，注目です。