Junk Head な奴らアニメ青い花第８話「恋は盲目」感想

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アニメ青い花第８話「恋は盲目」感想

「演劇部の･･顧問の先生･･ですか？先輩が好きだった人･･･」

フミちゃんは今泣いているんだ!!

嵐の中，帰ろうとするフミちゃん。
公理が送ってあげます。

各務先生は9月に数佐と結婚すると。

あーちゃんは朝，フミちゃんが元気がなかった理由を知ります。

その記事を眺める京子。
杉本先輩と各務先生のことに気がつきます。

フミちゃんも先輩がお姉さんの恋人のことを本当に好きだったことに気がつきます。
そこであーちゃんの手に自分の手を重ねるフミちゃん。
青い花はこういう手の描き方が秀逸です。

登校途中で学校をサボって対決する二人。

杉本先輩自身も，姉と各務先生の結婚が決まったことがこんなにショックだとは思っていなかったと。

「先輩を，問い詰めちゃった。酷いし，勝手だし，許せなかった」

そんなあーちゃんを見て涙ぐむフミ。
「ありがとう，あーちゃん」

夏休みはみんなで別荘に行くことに。

京子はフミちゃんも誘います。フミちゃんも吹っ切れて元気になると口を滑らせるあーちゃん。
「あのね，フミちゃん，先輩と別れちゃったんだよ」
「言わなくていいことだったわね」
これで，杉本先輩がフリーであることを，京子は知ってしまいます。

杉本先輩を完全に無視するフミ。
先輩も自分が酷いことをしたことに気がつきます。

杉本先輩にアタックをかける京子。
「しつこい女は嫌われるよ」
「先輩もですね」
報われない恋とわかっていても諦めきれない京子・・・

京子の別荘に誘います。
「先輩のことはもうあまり好きじゃないの」
「わたしが元気になれたのは，ちゃんと元気になろうと思えたのは，あーちゃんのおかげ」

優しい眼差しであーちゃんの寝顔を見るフミ。

京子は振られても嫌われてもまだ好きだと。
その言葉を聞いて先輩との日々を思い出すフミ。
その目には涙が。
それを見て，自分も泣いてしまう京子。
杉本先輩片思い同盟の結成か。

恋は盲目ということで，杉本先輩，フミちゃん，京子のそれぞれの片思いが描かれていました。
杉本先輩は各務先生については諦めたというか気持ちの切り替えができていたつもりでいました。
しかし，演劇祭での先生の言葉，姉との結婚が正式に決まることによって，自分がまだ吹っ切れていないことに気がつきます。
それゆえに苦しむ先輩。
フミにも京子にもつらく当たってしまいます。
再度アタックしたとしても，先生が振り向いてくれる可能性は限りなくゼロに近いし。
それでも，恋は盲目なので再アタックしそうです。

フミちゃんは，杉本先輩のことはもう好きでないと思い込んでいました。
そのことが，嵐の中でも杉本家から帰ること，先輩を無視することに表れています。
それでも先輩のことを思い出すときに，自然に涙が。
酷いことをされたとわかっていても，それでも先輩のことを好きだったその気持ちは本物でした。
しかし，フミにはあーちゃんがいます。それが救いです。
辛いときでも支えてくれる，自分の代わりに怒ってくれる友達がいるというのは大きいです。
このままあーちゃんエンドに進むのでは。

京子は一番報われないポジションに。
ひたすら盲目に杉本先輩を愛していますが，最初から最後までその気持ちはかないません。
それでも自分の気持ちをわかってくれるフミの存在は大きなものになると思います。

別荘でどのような人間関係が見られるのか注目です。

今回の注目点ですが，フミちゃんはあーちゃんの前だと眼鏡をかけていないことです。
杉本先輩に対しては，電話がかかってきたとき，しっかりと眼鏡をかけてから電話に出ていました。
あーちゃんの前では自然体でいられることを表しています。
フミちゃんを幸せにしてくれるのはあーちゃんということになるのでは。