Junk Head な奴らアニメ　化物語　第10話「なでこスネイク其ノ貳」　感想

アニメ　化物語　第10話「なでこスネイク其ノ貳」　感想

「アララビ先輩!!頼むから，助けるべき相手を間違えないでくれ……」

「この物語はこんな結末にならなかったのかもしれない」という先回でのアララギの言葉がわかりました。

なでこスネイク用のOP，「恋愛サーキュレーション」が。

かんなぎのざんげちゃんのカラオケを思い出してしまいました。花澤さんにしては頑張ったのか。

撫子の蛇の模様は「蛇切縄」
クラスメイトが撫子にかけた呪いでした。
その子が好きだった男の子か撫子に告白して，撫子がそれを断った。そのことに対する恨みです。

しかし，今回の化物語ですが……

絶望先生でネタになっていたようにギリギリの状態で作られていることが明らかにわかる出来でした。
なでこOPで力尽きた感じです。
特にAパートは制止画で構成されていて，動きがほとんどありません。紙芝居しています。
シャフトの特徴であるカット数もひたぎクラブの半分ぐらいではないでしょうか。
絵と台詞ともあっていない箇所が多く，ほとんど絵のない状態でアフレコをしたのでは。
Bパートの戦闘シーンも間に黒齣などのカットをいつもよりも長く入れて間を持たせている感じでした。
アララギくんが何と戦っているのかがほとんどわからない状態でした。
今回は時間がなかったため，ごらんのありさまになってしまいましたが，DVDでは修正されるのでは。
シャフトはそれほど大きい会社ではないので，絶望先生と同時進行は体力的に厳しかったようです。

それでも，撫子のスク水があったので不満はありません。

呪いを解くために神社に向かいます。
先回撫子が蛇をぶつ切りにしていたのは，呪いを解くためでした。本屋でもそれ関係の本を調べていました。
呪いを解くのはかけるよりも難しく，生半可な知識で行ったため，さらに酷くなってしまいました。
さらにあの神社は先回，封印をしたように良くないモノが集まってきていました。
駿河が気分が悪くなったのもそのせいでした。しかし，本屋での羽川はどうなのでしょうか。
あの神社で蛇殺しをしたために，蛇切縄が発動してしまいます。

「わたしを見て，暦お兄ちゃん」
鱗の後が見えやすい服をと頼まれて駿河が準備したのはスク水でした。GJです。
撫子は優しくしてくれたアララギのことが好きなので，告白を断ったようです。

手順通り儀式を行い，祈ることによって蛇がはがれてゆきます。

蛇切縄ですが，はがそうとすると，襲いかかってくるし，呪いをかけた人に戻ってしまうと。
「人を呪わば，穴二つ」なのです。地獄少女ですね。

押野さんもいつかは町を出て行くことに。
手当たり次第に人を助けないように，怪異に関わらないように忠告します。
自分が怪異と関わったために，見捨てることはできないアララギの優しさが表れています。

しかし，苦しみ出す撫子。首にまで鱗が!!
蛇はもう一匹いたのです。
撫子にふれれた男子によるものでした。

撫子を助けるために蛇とバトルするアララギ。

しかし怪異はアララギくんの力で倒せる相手ではありません。
それでも，蛇が呪いをかけた相手に戻らないように何とか倒そうとします。

アララギを助ける駿河。
蛇は逃げて行き，呪いをかけた相手の元へ……

「暦お兄ちゃん，たすけてありがとう」
お礼を言われる資格はないと感じているアララギ。
「僕はお前を呪った人間をも助けようとしていたのだから」

EDもこれまでと同じように特別版にして，後日談とかを入れて欲しかったのですが，時間切れだったのか。

アララギの助けたいという願いと自分の力の限界が描かれていました。
自分も怪異と関わったために，怪異に苦しんでいる人と関わってしまうアララギです。

次のつばさキャットはどのような展開になるのでしょうか。
立て直すことはできるのでしょうか。

今回はひたぎさんの出番がありませんでした……