アニメ 大正野球娘。 第11話 「そゞろに胸の打ち騒ぐ」 感想
真の主役とは遅れて来るものです。
ちびっ子たちに10-0で快勝するまでに強くなりました。
晶子は新魔球を投げていました。
スロー再生でボールの回転を検証してみたのですがツーシームのようです。
ツーシームはストレートの握りを変えたもので，回転方向への縫い目の数が少ないので，ストレートに見えますが手元で変化します。シンカー，シュート系のボールでもあります。
ようやく野球を始めたことに気がつく小梅父。
父を乗り越えて学校にやってきますが，晶子が来ません。
電話をすると，急な発熱で来れないと。
晶子は軟禁されていました。運転手さんと救出ミッションを。
運転手さんの自演乙によって部屋に侵入できます。
窓から逃げる気だったとは。
お嬢様のために頑張ったのにスルーされる運転手さん……
二人が来ないということで集中できないメンバーたち。
ノックでエラーを連発です。
「試合が終わったら僕の話を聞いてください。お願いします」
乃枝の作戦：ピッチング練習で制球力がいいことを審判にアピールします。
きわどい球を有利に判定してもらうためです。
ナイスコントロールです。
トップバッターの高原は積極的に打ってくるタイプ。
新魔球のサインでゴロを打たせようとします。
やはりシュート回転で沈んでいるように見えます。
ショートゴロで1アウトです。
続くバッターもサードゴロに。
3番の岩崎はボールを見てくるタイプ。
すぐには手を出してこないのでストレートでカウントを取ります。
追い込んでからの外角低めの際どいボールをストライクにとってもらい三振です。
計算通りです。
乃枝の作戦：こっちを舐めている相手は厳しいボールも遊び球も最初のうちは投げてこないので，初球から積極的に打ってゆきます。
いきなりノーアウト満塁のチャンスに。
巴にはHRは狙うなのサインが。
コンパクトにピッチャー返しで，3点を先制します。
ちびっ子も勝っていることに驚きます。
朝霞サイドは晶子の魔球に気がつきます。
気がつかれたことを意識して戦う必要があります。
次回は最終回。「土と埃にまみれます」
ここまでは計算通りに試合を進めることができました。
最終回では本気を出してきた相手にどのように対応するのでしょうか。
晶子のナックルと巴の長打が鍵になりそうです。
そして小梅父や三郎は応援に来るのか。
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それにしても今回は、小梅と晶子以外の扱いが少なすぎでした。もっと静や巴ら他のメンバーにも焦点を当てて欲しいアニメですね。せっかく魅力的なのにもったいない気がします。
運転手はお嬢様の脱出の手助けと事故で首にならなかったのでしょうか。心配です。
野球娘は野球だけに登場人物が多いし，1クールなので，良キャラがいても専用回ができない感じですね。あとは試合の中でどれだけ活躍してくれるかです。
